短期集中連載(笑)
木下隆雄「なんと申しますか、今度こそ今年も残すところあと僅かとなりました」 小椋「今年はなんだかおぢゃんくなモノが少なかったような気もするんですが」 木下「何といいますか、『羮に懲りて膾を吹く』とでも申しましょうか」 小椋「昨年は逆のことを逝っておられたようですが」
木下「年始めからコレかよ」 小椋「ちっともおぢゃんくじゃありませんね。単なる町おこしアイテムと堕しています。妙に満身ささくれた擦り傷で、押すと湯水が出る蛇口の下でカポーンと音を立てている彼らこそ味わいがあるというのに、これではA級温泉幹事さんにご贈答しても喜ばれないでしょう」 木下「ていうか、そう思って購入してから早1年」 小椋「やり」
木下「今年もこちらの方は結構逝きましたな」 小椋「この辺限定だったという話も....職場の同僚に『もこっちさん、またですか』と言われるほどに」 木下「ということは、もっぱら到着はお仕事場ですか、そんなに奥さんが」 小椋「ここここここれは自宅到着ですぞ、えっへん」 木下「別にえばらなくても」 小椋「それにしても研究しがいのあるデバイスです。その後もIBMを始め様々なサイトを当たっているのですが、依然として用途もドライバも不明のままです」 木下「ていうか、あ〜たが放置のまま」 小椋「げはぁっ」
小椋「で、こちらが今年前半戦の山場でした」 木下「ていうか、唯一のマトモな作業だったのでは」 小椋「そ、そんなことはありませんですだよ、しかしこうも手間取るとは」 木下「最終的解決がBIOSアップし忘れという管理者さんらしいオチでした」 小椋「全く困ったもんですなぁ、あのイ吏 彳走にも」 木下「あ〜たが言うな」 小椋「なにゆえ?」 木下「・・・・」
木下「あぁ、こんなのもありました」 小椋「...ってすっかり忘れられてますが」 木下「逝ったはいいが即放置、というパターンも定着してきて困ったものです」 小椋「ある日突然思い出してこの後日写真のような状況に突入するわけですね、最近の管理者さんは」 木下「ていうか、それって以前から」 小椋「あははは、そうですね」 木下「あははは・・・・ってあの」 小椋「イ可か?」 木下「まんま流用です、昨年の」 小椋「そ、そきゃ」 木下「こういうのを普通水増しって言いませんか」 小椋「いいんです、どうせ意味ないんですから」 木下「や、やり」 小椋「とりあえず、電源投入可能になったことで良しとしましょう」 木下「しかしなかなか貴重なモノを見せていただきました、そこかしこのデバイスに90年代のかほりが」 小椋「画面(+タッチパネル)回転は今後の課題ですな」 木下「貴方の場合、今後の課題=お宮入りという気がしますが」 小椋「え、えーと...次行ってみよう」
木下「春先から管理者さんの体調が今ひとつだったようですが、とりあえず検査では異常がなかったようです」 小椋「何か『左半身の効きが悪い』とか仰ってます」 木下「とはいってもいつものようにげし」 小椋「我々には理解できない次元で、本人にしか分からない違和感があるのかも知れませんね」 木下「いづれにせよ、もう少し節制していただかないと」 小椋「ほう、というと」 木下「節夜更かし、節げし、節缶コーヒー」 小椋「それ、管理者さんじゃありません」 木下「・・・で、このデバイスについては」 小椋「買った、洗った、使えなかった。以上」 木下「お、おーい....」
木下「そういえばこの月だったんですね、秋葉の凄惨な事件は」 小椋「その後街はいつもの姿を取り戻したのでしょうか、被害者のご家族の心痛は未だ計り知れないと思いますが」 木下「以前専門学校の心理学の授業で『人間はストローク(≒コミュニケーション)が無ければ死んでしまう』という話を聞いて、何を大袈裟なと思っていたのですが、彼はまさにそういう状況だったのかも知れませんな」 小椋「そんな騒ぎをよそに今年の管理者さんのもう一本の柱です」 木下「去年からずっと引っ張ってますね、これ」 小椋「まあ今年は『ゆーちゅーぶ見ていい?!』とのたまう怪獣の出現や、『私の部屋でDVDが見たいの!』と仰る奥さんがおられたので、どちらかというと義務感でやっておられるような感じでしたが」 木下「それにしてはファミリーカーのデルタが、かのチェザーレ・フィオリオをして『最早このモンスターの全能力を引き出せる人間はいない』と言わしめるまでになった、みたいないぢくられようですな」」 小椋「そ、そうですか。でへ」 木下「そうしてやがてモンスターはコルシカの崖を海へと転がり落ちると」 小椋「げ、げご」
木下「ヴィンテージIBM鍵盤に飽きてしまったのか、ついに管理者さん、金満散財へと突入です」 小椋「家計は火の車なのにねぇ」 木下「だから貴方がいうな」 小椋「し、しかし高いだけのことはあります。これと比較するとIBM鍵盤は結構固めに感じるのです。まぁそこがいいという向きもありますが」 木下「管理者さんの場合、もう少しミスタイプを減らさないと、いくら高い鍵盤を買っても宝の餅腐れです」 小椋「例えば金箔鍵盤とか」 木下「どうしてそっちへ走る....」
木下「以前『猿でも3度同じ間違いは繰り返さない』というようなことを申し上げましたが、鼠の迷路試験だって同じようなモノです」 小椋「な、何を仰りたいので」 木下「それなのについに3度目の雷撃、管理者さんはよっぽどの○○か、さもなくばそれを口実に散財を狙っているとしか、この意識野を支配するがごとき大画面LCDの如く」 小椋「そ、それは言いがかりです。これはあくまで緊急避難ということだそうで、仕事も押しているし、ホームネットワークの中核をなす母艦のコンソールだし、 木下「しかし現に今回も甚大な被害が出ているではないですか、LAN Hubとか、ぬりかべくんの有線LANポートとか。なぜ対策をしておかなかったのですかね」 小椋「・・・・『母艦の電源を落とすのめんどっちい』だそうです」 木下「やり」 小椋「ま、とりあえず復旧したし、ワイドには管理者さんも『右にスキャン書類、左にデータベースで入力が楽〜♪』と喜んでおられたし、まずは良かったかなと。某しゅぽぽなイ吏 彳走さんには寒チョンはダメだとか言われておられましたが、こちらは金星です」 木下「確かホームシアター向けの高輝度/高コントラスト設定だったかと思いますが、目前で作業していて大丈夫ですか」 小椋「・・・すびません...いまでも時々チモいです...」 木下「や、やり」
木下隆雄「昨年はセカンドライフ開始→ヴィデヲカード購入と萌えておられた管理者さんですが、今年はここら辺からダウナァ気味でした」 小椋良二「とにかく脱出試行が強まって、その割にはそういう機会を逸して...という悪循環が」 木下「畢竟、我々の出番も少なくなってくるわけですな」 小椋「そこでこういうネタでお茶を濁すと」 木下「うまい!」 小椋「いや、マズイです」 木下「いや、不味くないけどキツイです」 小椋「そのとおーり」
木下隆雄「そしてこちら、久々の母艦投資です」 小椋良二「昨年9月のヴィデヲカード購入から約1年ですか」 木下「しかしCPUファンが2回目の爆音化+故障、加えて停止したままの光学ドライブ復旧と、かなり後ろ向きな散財でした」 小椋「その上に....やめときましょう。これが未来への投資と信じつつ」 木下「未来が現在の延長であった例は少ない」 小椋「誰の言葉ですか」 木下「おぢゃんか〜である貴方の心の叫び」 小椋「ぎ、ぎくぅ」
小椋「こ、こりは....今年最大のお買い物ではなかったでしょうか...ってそりは去年の科白だ、今年最大級の散財だったですね」 木下「RealForceの半額ですけどね、あれが突出しているので目立たないと言えば目立ちません。奥さんにもバレなかったし」 小椋「おーい」 木下「と、とにかくタッチは良いのですが何かが今ひとつ、触っていてキモチイイまでもうちょっと....というところがFILCOかなと」 小椋「やぱ『いつかはCherry』ですか」 木下「赤軸はなかなか良かったですね、でもキャパシティブ持ってるとあのタッチだとキャラかぶりの気がしますからねぇ」 小椋「本家の青軸はどうなんでしょうね...ってそうおっしゃりながら、またおぢゃんくなモノを仕入れてきたそうではありませんか、そちらの紹介を」 木下「こ、これはまた別の機会に」 小椋「ンなこと言って、今年はネタ枯れでヤバげな月が多かったし、にもかかわらず12月はどうするんですか」 木下「こちらです」
小椋「....最後がコレかよ」 木下「玄米はよく嚼んで味わうことが肝要です。ま、激動の1年を締めくくるに相応しいネタかなと」 小椋「よくわかりませんが」 木下「そこはほら、『米の国からぷれぜんと(はぁと)』」 小椋「山田くん、打ち壊しにいっとくれぇッ」 木下「そ、それではうまくオチがついたところで良いお年を〜」 小椋「は、はっぴぃにゅいやり〜」 |
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