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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その317

木下隆雄「そういえば前回はなんとなく尻切れ気味に終了してしまいましたが、結局何を逝ったんですか、奥さんに内緒で」
小椋良二「ひ、人聞きの悪い....私が今まで家族のためを思わずに人知れずボタンを押したことなど」
木下「数知れず」
小椋「は、はひ〜」

DVDドライブ逝きました

小椋「というわけで逝きました。家族のため『だけ』に」
木下「白黒で統一してますね。"Comme ca不可もなく" de IBM"というわけですか」
小椋「意図したわけではありませんが、部品の流用は基本でしょう」
木下「なるほど、それにしてはかなり高いお買い物だったようですが」
小椋「そ、それはおいとくとして早速再生してみましょう(ポッ)」
木下「・・・・」
小椋「・・・・」
木下「きゃんとごなびーあすとーりーですな、なんですかこのガクガクブルブルは」
小椋「・・・えとー・・・・あーそうかUSB1.1だし」
木下「んなことは」

DivXならなんとかなるか?

木下「見てのとおり転送ぜんぜん間に合ってないじゃないですか。てことは」
小椋「てことは?」
木下「ターバン9人は全く無駄だったと」
小椋「安心したまえ、君たちの犠牲を無駄にはしない」
木下「だ、だりの?」

若松〜

小椋「というわけで、援軍到着」
木下「兵力の逐次投入というわけですか、そして各個撃破」
小椋「え、縁起でもない」
木下「で、何なんですか、これは」

2.5IDEケーブル&NLX-2.5IDE変換コネクタ

木下「なるほど、これこれですか」
小椋「どうです、こいつらさえいれば兵力を集中して中央突破も可能です。ThinkPad T30まんまのしすぼを持つぬりかべくんが今まさに甦る時です」
木下「死んでないですけど....大喰らいなのは確かですね、これでまた英世が4人サヨウナラ」
小椋「ぎゃぼっ」
木下「まぁいいでしょう、HDDコネクタがまんま空いてますし、とっとと組み付けちゃってください」
小椋「らじゃ...とはいえ、何とかならないんでしょうかこの手書き英語のショボ取説は」
木下「おおよそ一般市民の目に触れることはないと思われますから」
小椋「私以外の」
木下「はぁ?」

ドライブ←→コネクタ←→ケーブル

小椋「一応ウルトラベイ2000用ですから、後ろのコネクタを外して交換してと」
木下「コネクタとドライブの間に何故かスポンジが挟まっててキツそうですな」
小椋「絶縁用なんでしょうかね、ま何とか固定できればよしでしょう。とにかくピンアサインがよくわからないんですけど」
木下「ここは助手の長男さんの言うとおり『ねっとで調べよう!』のほうがいいんじゃないですか」
小椋「なに、それいけご〜ご〜」
木下「やっぱそうか....」

シスボコネクタに接続

小椋「このアサインで合ってます」
木下「ホントに?」
小椋「キテます」
木下「は、はぁ....」

引き出す

小椋「ホントはドライブを右上部にスリットを入れて内蔵したかったのですが」
木下「どう考えても無理じゃないですか、放熱板がバックカバーギリギリまで来てるのに」
小椋「何、ソコを切っちゃってきっちり固定すればサイズ的に不可能ではありません」
木下「ほ、ほっほぉ〜」
小椋「しかしなんといってもデリケートなシステムボードの付近で物理的衝撃を発生させる装置が常時稼動するのは耐久性の見地からあまり得策ではないとの結論に至り、製作者たる私としては苦渋の決断を迫られ...」
木下「ていうか、めんどっちかったと」
小椋「もんちょろび〜」



小椋「それはさておいても、内蔵さえ考えなければ余裕がある図体ですから、ケーブル取り回すぐらいはよゆぅなわけです」
木下「その眼鏡っ子みたいな小文字はなんとかなりませんか」
小椋「AVには走りたくないものです」
木下「は、はい?」
小椋「そんなわけで接続完了、さっそくてすと」

まっと下?

小椋「・・・・」
木下「・・・・なんかしけべな」
小椋「ま、まぁ認識したということで良しとしましょう。早速組付けを...」
木下「どうかされましたか」
小椋「ケーブル収納方法忘りた」
木下「や、やり」



小椋「この辺なんかも見ながら、ちょこっと横にずらして、ハイ、何とか入りました」
木下「なるほど、でこのケーブルはどっから出すんですか」

左側をチョット欠き

小椋「できれば前面側からディスクをはめられるようにドライブをセットしたいのですが、側面と干渉して取り外しがむつかしくなりそうです」
木下「ほおほお」
小椋「なので裏側にトレイ上部が来るようにセットするとなると、こんなふうに折り返すと丁度ケーブルがうまくコネクタに当たるというわけで、左サイドをホットナイフで切ってスリットを作りましょう」
木下「なんだかわくわくさん状態です」
小椋「おーい...」
木下「ここまでは順調ですな、しかしどうやって固定するのですか」
小椋「ご覧のとおり」

りゃんめん

小椋「....これかよ」
木下「し、仕方ないでしょう、ステーもビスもないんですから」



小椋「そんなこんなで、組みあがりました」
木下「当初の『ぬるっ』としたシンプルさが微塵もありませんな」
小椋「仕方ないじゃないですか、大人にはまるちめでぃあがひつようなんだよ♪」
木下「をを、ぶるっくぼんど」

しゃこっ。

小椋「あとはPowerDVDからバスマスタ設定してと、はいこれでDVDのスムーズな再生が可能になりました(ずもももももも)」
木下「なるほど、貴方にしては久しぶりのオチなし成功でしたか(ずもももももも)」
小椋「その言い方がなにかひっかかりますが(ずもももももも)」
木下「いえいえ滅相もない(ずもももももも)」
小椋「ならいいんですけど(ずもももももも)」
木下「しかしなにか(ずもももももも)」
小椋「はい?(ずもももももも)」
木下「何か忘れているような....(ずもももももも)」



本日の部品余りorz

ダクト

....その318へ続く(地鳴り子哭きぬりかべ君)