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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その293

カチカチIBM 5576-A01

木下隆雄「そういえば前回から1週間が経過してしまいました。あんな秋晴れのいい休日だったのに巡回サボってどこへ行ってたんですか」
小椋良二「しょうがないじゃないですか。(・〜・)ノ(・"・)どもの運動会なんですから、父親としては日頃秘匿している実力の程を遺憾なくフィールドに叩きつけて賞賛の眼差しを浴びるべきだとは思いませんか」
木下「それが日がな一日炎天下に仁王立ちして頭頂部と顔面が焼けまくり、レッサーパンダと河童のキメラとなるということですか」
小椋「しくしく」

木下「まあいかな事情があったにせよ、連載に穴を空けるのは漫画家一生の恥辱です」
小椋「そ、そうなんですか」
木下「良く編集の下読み孫読みが言うでしょう『世に出たときに書きだめたモノがないと大変ですから』って。そういう甘言に踊らされて原稿をパクられる作家のタマゴの、なんと多いことか」
小椋「宮脇俊三の読みすぎです」
木下「それはともかく、ネタがつきたら足許を見よとも言います」
小椋「聞いたこともありませんが」
木下「まずは貴方の前にあるそのおぢゃんく様から切り口を探してみることにしましょう」
小椋「こ、これのどこがおぢゃんくなんですか。スプリングが熟れて叩き頃の押圧になってますよ」
木下「管理者さんはそうは思っていないようですが」
小椋「い、いやその....ってそれは管理者さんのことであって」
木下「つまりです、たまにはこのデバイスにも休日を与えてみるというコンセプトでいかがでしょう」
小椋「なるほど、ドンタクには鯛のハリボテがつきものですからね」
木下「でんでん意味がわかりません」

しゅこしゅこIBM 5576-B01

木下「出ました、ハリボテきーぼーど」
小椋「某サイトで『ヤクルトでシャンデリア』という企画がありましたが、このキーのクリック音、というか擦過音は、ヤクルト瓶を通り越してスズムシの声にも聞こえます」
木下「秋の夜長にぴったりですな、世の無常を想起させるにふさわしいデバイスといえるでしょう」
小椋「それはそれで味わい深いものがあると思うのですが」
木下「何かご不満でも」
小椋「やはり茫漠たる枯野にもワンポイントの命の輝きが必要だと思うのです」
木下「ほほぉ」
小椋「緑の消え行く秋の野原に鬼灯の赤が映えるが如く、山田太郎の弁当の中心に青酸配糖体を含む有毒果実発酵食品が鎮座するが如く」
木下「....は、はぁ」
小椋「となると、このあたりで」

シャキシャキIBM 5576-C01

木下「なるほど、管理者さんが職場に弁当忘れても赤ポッチ忘れるなとばかりに、炭団機のお供に連れていってるようですな」
小椋「わ、私は知りませんが....しかしTrackPointドライバが入っている機に接続すると、XGAでもしゅたたと動くのは発見でした」
木下「横の秋茄子は必要なんでしょうか」
小椋「最初はついつい手が行ってしまっていたのですが、2日も接続していたら、今度はA01のGキーをグリグリしそうになってます。さすがは習慣性デバイスです」
木下「ポイント高いのは分かるのですが、もう少し小さければ....」
小椋「では、こちらなんか」

ハッピーハッキングIBM 5576-003

木下「え、えと....なんか違う気が」
小椋「多少の違いはおけです。すぎょい方がinfも書いてくださってるし」
木下「それにしても手強いキータッチですね。A01と同じブラザー製のメカだそうですが、こんなに重かったでしょうか」
小椋「あ、あれは管理者さんの管理に問題があったかと....キーのぐらつきも少ないですし、これが本来の姿なのでしょう」
木下「しかしこれだけのタッチなんですから、右側に何かついてる方が良いですね」
小椋「まったくこれだから....ほい再起動」

合体

木下「....」
小椋「離れを増築といったところでしょうか」
木下「A01よりデカくなってしまいました」
小椋「まったく貴方という方は....」

防弾IBM 1391401

木下「で、出たぁぁぁぁッっっ」
小椋「では、また来週〜」

....その294へ続く(見ようによっては金太郎飴状態)