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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その292

小椋良二「昨今オキラクおぢゃんく様レポートに浸りきっている感がありますが、このコーナーは元々世相の断面を鋭く切り取る社会派コーナーとして生まれたわけで」
木下隆雄「そ、そうでしたっけ」
小椋「そうした我々としては、日本の現況を深く憂慮して止まないわけです」
木下「ほう、たとえば」
小椋「そこかしこに見られる人命軽視の思想...とまでも最早言えませんな。対象者をバーチャルな存在としてしか捉えられなくなった結果、そこに愛も思いやりも無い『ご主人様』が生み出されてしまう訳です」
木下「なるほどあの事件ですか。管理者さんが放置したおかげでだいぶ鮮度が落ちてしまいましたが、」
小椋「....ま、まあそれは置くとして。大体人間は物理的に135度の視野しか持っていないわけで、それを超えた画面に長時間接すると、それが世界の全てのように錯覚してしまうそうです。怪しげな思想・宗教・カルトでさえも、それが世界の真実と思えてしまうような環境に自らを置いているのですな、そういう人々は」
木下「それは確かに。で、なにか対策があるのでしょうか」
小椋「至って簡単です。環境を変えればそれで済みます。つまり
『ヒッキるぐらいなら

秋葉に行け!』

木下「なるほど、昨今家族の前で『疲れた....』を連発して自室に篭り、気分障害気味の管理者さんの代わりに、我々が出撃しようというわけですね」
小椋「そ、それではご〜ご〜」
木下「だからなで...」

かの歩道橋より
小椋「さて、着きました」
木下「なんか方向が違いませんか」
小椋「いやいや、社会と非社会の境界線上、この方向で間違ってないはずです」
木下「いや、そういうことではなくて....」
小椋「さて、管理者さんのリクエストはバーコードリーダでした。早速探索に参るとしましょう」
木下「とはいっても、我々はこの辺に全く土地勘がありません」
小椋「なに、獅子も虎も同じネコ科です。問題全く無し」
木下「意味全く無し」

有名だけど...

木下「...でいきなりここですか」
小椋「道具といえばここでしょう。ちぇーんそーまさっかるから仏具まで何でも揃う、まさにスプラッタ&ビルドのマッチポンプ状態です」
木下「大丈夫ですか、もうこの廃墟の毒に中てられているようですが」

誰も入らない

小椋「....なんか想像してたのとだいぶ違いますね」
木下「ラジデパみたいなのをイメージしてたのならかなり無謀です」
小椋「どちらかというとラジヲガァデン系ですね。それも電気街というよりは単なる裏路地のような。ムームー着たオバヤンが犬いぢりしてくっちゃべってました」

喪服の若奥様

小椋「で、ここはなんですか」
木下「なんですかって、古着屋さんです」
小椋「管理人さんもぼちぼちネタ詰まりのようですし、コスの方向性を変えるということなんでしょうか」
木下「着付けができなければ只のユーレイです」
小椋「ハァハァ」
木下「おいおい」

第一地点から誠意へ

小椋「私はここにDeJavuがあります」
木下「ほぉ....これはここに出てきたかのジャンク屋のあったビルですね」
小椋「十年一昔とは言いますが」
木下「カラ出張は相変わらずですね」
小椋「し、シーッ!」

木下「とりあえずあっちこっちを当たってみているのですが、意外にないようですね」
小椋「先ほどのお店でUSB接続の\15.8kというのがありましたが」
木下「高杉です」
小椋「というより、おぢゃんく様を基準にしている管理者さんがおかしいのでは...」
木下「しかたがありません、もう少し歩いて堺筋に戻ってみましょう」

地球が悲鳴〜を上げてるぜ♪

木下「あぁ、やっぱり」
小椋「ていうか、こんなのばっかり、地球よりもポンバシが悲鳴をあげてます」
木下「ヲなイ吏 彳走のお財布もだと思いますが....しかし土台がしっかりしていないうちに、『アキバ系』の蚕食がアキバよりも早く進んでいるようです。困ったものですな」

カブがいい味

小椋「全く困ったものです(ハァハァ)」
木下「離れんかいっ」
小椋「ちょっとスタイルが趣味ではないので」
木下「や、やり....でどうするんです」
小椋「とりあえず時間切れです。残念ですが本日は収穫梨ということで...おぉっこのえれべぇたを上ればそこに全てが待っている」
木下「お、お〜いっ」

黒々〜

木下「....」
小椋「ご覧ください、我らが目指す漆黒の艦隊が全艦集結、品質合格よりわかりやすく、大漁よりゴミだめでなく、まさにポンバシの炭団部品センターです」

結局黒買った

小椋「やりました、考えてみれば管理者さんの意気消沈は先日新品のTP600キーボードを火暴目垂で落札し損ねてからと思われますが、これで再び勢いを取り戻すこと間違いないでしょう」
木下「....下の高いほうのは『760XD』とか書いてますけど」
小椋「お、おまけおまけ〜」
木下「それはそうと、当初の目的はどうなったんですか」
小椋「手段のために忘れました」
木下「ま、いつもどおりということですな」
小椋「ではまた来週〜」
木下「また逝くんかいっ」

....その293へ続く(2回目では初心者同然)