Topre HE0100 |
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製造元 | 東プレ | ||||||
諸元 |
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Junk Point | 地層基部に埋没 | ||||||
自爆ぢゃんかーである筆者が、例外的にキーボードだけには多少こだわりを持っていることは以前に書いた。 そのこだわりが中途半端であることは、歴史的名鍵盤を整備も掃除もせずに土埃が多い部屋でげしりまくってスプリングが残響を発するまでにしてしまったり、巨艦ThinkPad770Xの重厚なキーボードを、CPU換装のための分解時における取り付けミスであたかもType3HDDカードを内蔵させたうるとらまんが如く隆起させてしまったり、せっかく世界最高のキーボードを持つノートPCといわれるThinkPad600Xを入手しながら、スリムベイドライブの無理な換装で地盤の液状化現象を起こさせてしまったりという多々ある失態に如実に顕れている。 これらの失態は筆者の行動によって引き起こされた、いわば「Dynamicつぼ」であり、それはそれでネタになるのであるが、この東プレの省スペースキーボードはそれとは対極に位置する「Staticつぼ(....つまりは放置ぷれい)」なので、したがってネタにならずに今までこのコーナーで紹介することが出来なかったのである。(というより忘れていた) 筆者がこれを入手し使用した時点で「お、これは」と思わせるキータッチだったのは確かである。裏面に入った「Topre」のロゴに恥じないよくできたデバイスであり、中古とはいえ程度も良かった。 .....のだが、これを入手したのが「あぷ^2」でであり、IBM-9103の添付品だったが故に、せっかくの好評価に、 『ぢゃんくにしては』 という接頭語がついてしまったのである。 筆者がIBM-9103をカーナビ目的で購入したのも、このキーボードにとっては不幸であった。十分コンパクトであるにもかかわらず、『ワゴンRのダッシュボードに収まる』という理由だけで採用された、キーというよりはスイッチの並んだペラペラのキーボードに取って代わられ、行き場を失った本機は筆者宅のぢゃんく棚の最下層に沈殿していったのである。 今回ここで紹介するにあたって発掘したところ、長らくの被圧によりせっかくの精密なつくりのキーのいくつかがガタついていた。なまんだぶ。 |