短期集中連載(笑)
木下隆雄「....は?」 小椋「例えば秦王朝の万里の長城しかり、帝国連合艦隊の超超弩級戦艦しかり、そしてITに踊った日本経済もまた同様です。『なんとなく導入を決定して、出来上がったころには無用の長物』というわけで」 木下「は、はぁ....」 小椋「しかしながらそうした一見無駄に見える投資も、歴史的推移とともに別の価値を見出されるようになるわけです。長城は世界文化遺産に認定され訪れる人が後を絶たないと聞きますし、『大和』はその存在そのものが一部の人々の間でカリスマと化しています。つまりは文明の所産が時という『酵素』を得て人々を惹きつけて止まない『文化』へと昇華するわけです。以前にも述べたかと思いますが」 木下「....やっと何がおっしゃりたいかわかってきました。つまり貴方は 奥さんに言い訳 なさってるわけですね」 小椋「そ、そんな大声で....」 木下「結局2回連続の9103ネタですか、貴方の久々の炭団色散財で管理人さんの興奮が目に浮かぶようです」 小椋「そうでしょう....何しろ2435やほほえみ君と並んでペンコンマニアの間でちょっとした話題になってるマシンですから。ほほえみ君がニッセイで、こちらの『マイティーくん』が千代田生命ですから、破綻はしたものの千代田のほうがセンスが良かったということですね」 木下「歩留まり悪い廃コストマシンを選んだのも経営センスの違いですか」 小椋「そ、それはともかく....一応検索かけると同じIBM9103でもいろんなモデルが存在したようで、まとめるとこんな感じ(一部推測)ですか」
小椋「でも廃棄したのもあるでしょうからね....で、早速OSを....というわけですがブートデバイスがないですね。ここでViper260の出番がやってくるわけです....(ぽろっ)あ、あれ」 ![]() 木下「なるほど、2ちゃんのペンコンスレにも書いてたFDDポートはここですか」 小椋「し、知らんかった....」 木下「たしか貴方が店主とにらめっこしたというDSTNモデルはポトリを装着してシリ/パラ/FDDを接続するようになってましたからね、モデルによって多少違いがあるようです」 小椋「ホントですね。そういうわけでガラガラヘビ君はまたガラクタ箱逝きということで」 ![]() ![]() 木下「....なんだかこのマウスって管理人さんの鯖がつながってるコンソールチェンジャーのとよく似てるんですが」 小椋「そ、そんな....5月19日の20:00から21:00にかけてこのサーバが停止してたのは偶然の一致ですよ偶然」 木下「聞いてませんがな....」 ![]() ![]() 小椋「それはともかく、このハードウェアスキャンの結果と、こないだ見たBIOS画面って、何かに似てると思いませんか」 木下「何って....AMD5x86-133MHzにCirrus Logicのビデオチップ....あ、そうかThinkPad530」 小椋「そうそのとおりです、ということは機能設定も530のが利用できるのではないかと」 木下「貴方にしてはなかなかいい発想ですね....著作権の問題があると思われるのであくまでここでのインストールは実験で、終わったらえっふでぃすく〜しましたっ良い子の皆さんは真似しないでね〜ということで早速やってみましょう」 小椋「....妙に説明的な台詞ですね」 ![]() 木下「さてと、このとおりハイバネができました。これでモバイルマシンとしての体裁が整ったというわけです」 小椋「....そうですか?」 木下「何か不都合でも?」 小椋「どうやってハイバネに入ったんですか」 木下「えーと....左側面の電源スイッチで」 小椋「まあそれはいいでしょう。で、普段の入力は」
木下「MwaveのAPMパッチを忘れてませんかな?」 小椋「をを、そうだった....桶。無事復旧しました。あ、あれ?」 木下「なんです?」 ![]() ![]() 小椋「....このデバイスはいったい....?」 木下「あれま、こんなものも載っていたのですか。ほんとに530と似てますね」 小椋「これは早速試してみなければ....infファイルつっこんで赤目電話へご〜ご〜です,、それ後ろ向き〜前向き〜右倣え〜左倣え〜.....」 木下「....何も起きませんね」 小椋「お、おかしいなぁ....」 木下「何か調べる方法はないでしょうか」 小椋「がいがーかうんたーとか....」 木下「ここはザイールではありませんよ」 小椋「というわけで赤目の有無や場所についてご存知の方、掲示板にてお待ちしております」 木下「最初から最後まで説明調の台詞ばっかしでしたね」 小椋「おまえが言うな」 木下「しかしながら結局今回も貴方の炭団ふぇちを満足させるだけの機械だったというわけですか」 小椋「何をおっしゃいますか、それだけではありませんよ」 木下「それ『だけ』ではない....?」 小椋「と、とにかくペンコンの特性を生かした使い方があるでしょう...」 木下「といいますと?」 小椋「ほら、こんなぐあいに」 ![]() ![]() 木下「あー....なるほど...ですが...」 小椋「いや固定用の何かを設置しなければいけないかと思いましたが、ボディも足も意外に踏ん張りが効くもので、よほどのギャップを通過しない限りこれでも大丈夫ですよ」 木下「そうかもしれませんが....その....」 小椋「いや、皆までおっしゃいますな。このNavin'You v2.0だったら十分追随できるほどのCPU性能です。ルート検索も再探索も十分実用的なほどのスピードですし」 木下「いや、そうではなくて...」 小椋「....まだなにか?」 ![]() 木下「....前がよく見えないんですけど」 小椋「あじゃぱー」 |