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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その197

木下隆雄「そういえばずいぶん昔に貴方のお宅に伺った際、『空手バカ一代』豪華装丁版が全巻ズラリと本棚に並んでいて腰を抜かしたことがありましたな」
小椋良二「....それはまた随分と昔の話ですね。腰を抜かして座り込んだついでに全巻イッキをブチかましてたじゃないですか」
木下「健全な青少年をだまくらかす似非漫画ですからね、まずはどのようなまことしやかな嘘が書かれているのか確認しておく必要があるわけです」
小椋「それにしては大分萌えておられたようですが」
木下「憤懣やる方なかったのですよ。いくら嘘を書いても良いですけど、実在の特定の人物を誹謗するがごとき内容は許容できません」
小椋「といいますと?」
木下「グレート東郷のキャラが姑息過ぎる!!」
小椋「....さ、今日のネタに行きましょう」
木下「力道山だってWWA世界ヘビー級王者になった時には世話になったんだぞ!!東郷邸に下宿してアメリカのリングに上がったんだぞ!!」
小椋「はいはい」


木下「で、その時の相手がこのブラッシーというわけです」
小椋「プロレスの話になると突然話が理路整然かつ冷静になる方がいますが、貴方もそうでしたか....しかし大往生ですな、85歳ですか」
木下「中面に載ってるアントニオ猪木氏のコメントがいいですな。『(85歳より)もっといってたんじゃないかな』だって。一応戸籍制度のある国の生まれなんですけど」
小椋「まあ彼らしいといえば彼らしいコメントです」
木下「しかしながら私はこの記事に、東○ポの理念の喪失と凋落を見るのです」
小椋「は、はあ...?」
木下「これは裏一面ですよ。表一面はといえば、

何ですかこの『さんま、AV嬢にハメられた』とは....嗚呼かの、ダラスにてJFKが公用車のテールに脳漿ブチ撒けた翌日の1963年11月23日、すべての新聞がトップで惨劇を伝える中、唯我独走の『銀髪鬼場外悶絶!!』と全国民に知らしめた孤高のジャーナリスト魂は一体どこへ消え去ったのでしょうか」
小椋「....あの....それ有名な伝説なんですけど....調査した人によれば正確には『力道不覚! 新兵器も不発』だったらしいですよ。一応事件も3面に、
『ケネディ大統領の暗殺事件 --- まことにセンセーショナルな大事件だ。そんなセンセーショナルを肩書きに日本のマット界を襲う、ザ・デストロイヤー。迎えうつのは御大の力道山 ....(以下略)』
と、ちゃんと報道してますが....」
木下「そのデマ自体を東京ス○ーツ自身が流したと考えられませんかね?」
小椋「そ、そうだったのか。さすがUSOすれすれの報道機関」
木下「....ところでブラッシー追悼はどうなったんでしょう?」
小椋「そういう話でしたっけ?」
木下「さあ....」

....その198へ続く()