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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その194

木下隆雄「そういえば貴方に責任をとってもらいたいことがあるんですが」
小椋良二「と、唐突ですね。いったい何の?」
木下「いつぞや貴方が電力不足を嘆いておられた私のAC−DCインバータなんですが、あの時のオーバーロードで営業車のヒューズもろともお亡くなりになってしまいました。車の方はディーラーの方の厚意で直していただいたのですが、インバータの方をなんとかしてください」
小椋「なんだヒューズですか、それなら早速出かけましょう」
木下「あ、あの....このヒューズですけど....」
小椋「いや何、高架下のパーツショップへ行けば....すみません、これください」
店のおばちゃん「ん...?こりゃダメだわ。バイク用のだからバイク屋へ行きな」
小椋「そ、そうなんですか?」
木下「そうですよ」
小椋「先に言ってくださいよ....」
木下「人の話を最後まで聞きなさい」

小椋「しょうがないですね、せっかく久しぶりにアキバに出てきたのですから、もう少し回ってみましょう。管理人さんのためにトラブってばかりのサーバー用OSも買っていってあげねばなりませんし」
木下「しかしいつも思うのですが、月曜に来ると祭りの後のような寂寥感が漂ってますね。この街は」
小椋「今日は雨ということもありますから店頭セールもやってないですしね....まあそれだけ地が見えるかと」
木下「そういえばなんとなく見過ごしているような新しい店も発見できるかもしれません」
小椋「といいながらいつも同じ店を回っているような気がしますが....」
木下「まあそれはそれ、ほいいつものジャンク屋に着きました」

小椋「をを、こんなところにこんな店が」
木下「ま、またですか....」
小椋「地球人類半数の要望に応えてついに登場しましたか、これは行ってみねばなりますまい」
木下「....◎◎ムも入ってたこのビルの店子ですよ、あまり期待しない方が...」

小椋「・・・・」
木下「どうしました?」
小椋
木下「はいはい、次行ってみましょう....」

小椋「....しかしあのアダルト店ときたら....メイドさん率2%未満とは『チェリオに果汁が入ってる』というよりもパチキですね、まさに噴飯物です」
木下「それで我々はこうしてカレーを食っているわけですか」
小椋「まあそういうことです。しかし同行いただいたおかげでなんとか失地を回復できました」

木下「貴方、途中で突然姿を消した挙げ句に結局階下の湘南通商に戻ってたんですね、わざわざ巡回する必要もなかったじゃ....ちょ、ちょっとその横のモノは...」
小椋「どうです、アキバの仇をアキバで討ちました。ACアダプタにK/B付きで\9.98k、ハードエラーもなしです」
木下「また炭団色ですか....それにしてもペンドライバがないと有名なマシンですが」
小椋「なあに2ちゃんで見たドライバをゴニョゴニョすれば桶です。ざまみろ新中央アキバのおやぢめ、今回は完全勝利ということで」
木下「そういうことにしときましょう。ところで貴方がいない間にラジでぱ地下を回ったら、チャンドラと貴方が以前欲しがってた560Eがあったのですが」
小椋「い、いくらですか」
木下「\9000と\8257」
小椋「・・・・

....その195へ続く(下腹はあざなえる縄のごとし)