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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その286



小椋良二「どうも前回は貴方のノリがイマイチだったせいで、せっかくの『大須観音おぢゃんく巡り』が尻切れトンボになってしまいました」
木下隆雄「私のノリを云々する以前に、あの街自体の『ヲ』的成熟度がまだまだなのではないでしょうか」
小椋「というより、電気街として発展する以前に萌えの津波が押し寄せてガレキのヤマと化してしまったのではないかと」
木下「言うなればはたき込みに弱い高見山ということですね」
小椋「お歳が知れます」
木下「もんちょびー」

小椋「というわけで、ここはひとつ原点に立ち返ってみたいなと思うのですが」
木下「またですか、これでいったい何度目ですか、そろそろネタも尽きかけているのではないのでしょうか」
小椋「いえいえ、今回は業務で使用する入力デバイスをカミサンから頼まれているのです。数値入力とポインティングが主なんですが」
木下「またぞろ王蟲モドキネコ灰だらけなジャンクをつかまされるのですね」
小椋「さ、さぁそういうことはさておき行ってみましょう。以前とは桁違いの大盛況の大通りが私たちを待っているです」
木下「12時間ほどズレてますってば」

いつもの駅前のん♪

木下「というわけでアレですか、いつもの巡回コースだと」
小椋「....ここを通らないと秋葉の街に来られないじゃないですか、駅前なんだし」
木下「嘘も方便」
小椋「ま、まあしかしここまで女給さんが一般名詞化するとは誰が予想しえたでしょうか。大体ここって開店当初はヲトナ爆発なリビドーしょっぷだったと思うのですが」
木下「そして貴方は開店当初から相も変わらず入り浸っていると」
小椋「それも置いといて....こういう光景も見られるわけで」

親娘で萌え〜♪

木下「なるほど、2代で走ってますか」
小椋「そうです。当初のニッチというかまに○というか、とにかく一般社会から隔絶された貴族階級の密かな嗜み、みたいな世界から始まったものが」
木下「はい?」
小椋「...えーと....とにかく一般化の過程で健全な方向へと向かいつつある、その萌芽の一風景と捉えてもよろしいのでは」
木下「なんだか無理からっぽい気がするのは」

メガネに萌え〜♪

小椋「ごらんのとおり、気のせいです」
木下「あー....やっと閉店したかと思ったらまた新機軸、次回の上京までもつのでしょうか」
小椋「店内の男性の右手が全てを物語っているようです」
木下「ぷっ」

小椋「しかしまぁ、ヒトゴミの中をかちゅ〜しゃが行ったり来たりするのを眺めているのは乙HiMEなのですが、さまざまな人間模様が交錯するのもまたこの街の面白いところなワケで」
木下「コーヒーも砂糖だけではつまらない、たまには塩でということですか」
小椋「あれは人間の飲料ではありません」
木下「それはともかく、何か近づいてきましたよ」
総統閣下

小椋「なるほど、2代目AAをスカウトに来たのでしょうか」
木下「『君たち、さんだーぼるとに出て地上の楽園たる帝国を建設してみないか』
『えーっ、お仕事着は脱いじゃいけないんですぅ』なんちて」
小椋「そんなこと言ってると、ひびきさんの豪剣に一刀両断されますよ」

ちゃっちゃっちゃ、ちゃっちゃっちゃらっ♪

木下「なんだか帽子をかぶるとマリオみたいですね、相変わらず同じ場所でアナクロなご商売をされているイラク人(推定)、本日も職務に精励されています」
小椋「....よく見ると、彼は影武者ではないでしょうか」
木下「国際法廷はどうなったのでしょうか」

今日もTAIRYO、でも売行き不調

木下「こちらもなんか人生踏み外してますね」
小椋「あの時の面接に落ちていれば、また違う世界が開けていたかもしれないのにねぇ」
木下「彼の人生に幸あれ....無理かもだけど」
小椋「こらこら...と気がつけばまたいつものおぢゃんく大通り」

まずは黒い電池

木下「なんと申しますか、これはもうパブロフの犬としか言いようが」
小椋「は、はひ」
木下「わかったから次ぎ行きましょう次。貴方は新品のでかばも持ってるんですから気を確かに」



小椋「これはちょっと、押さえておいたほうが」
木下「なるほど、古炭団まにあの貴方としては必需品ですね。先日システム自体は問題ないのにk/bがガタガタの760を高額で...」
小椋「わーっ!



小椋「これもまた『土居おとる(*)の【ニセモノは誰だ!】』状態です。右のレノボっぽいロゴの方には一応外包にFRUらしき記号がふってましたが」
木下「どっちもパチ..」
小椋「で、でもモノは悪くなさそうですし、1個100円ですから逝っときましょう」
木下「『ThinkPod』とかじゃないでしょうね....って貴方、当初の目的は」
小椋「ま、想定内です」
木下「もうタイーホされてますけど」

どす?だず?

小椋「というわけで、10key+トラックボールなんぞを逝ってみようかと」
木下「なんかワイヤレスというのが激不安なんですけど」
小椋「動けば&電池が新品ならおけおけ〜」
木下「ブチ低いハードルだ....」



小椋「というわけで、めでたく環境が整いそうです。これでカミサンの仕事の効率もアップアップ」
木下「この3つをどうつなぐつもりなんですか....ちうか、なんでこんなにあるんです」
小椋「いやその....先に黒いのを買ってしまって歩いてるうちに....ゴニョゴニョ
木下「トラックボールのライトとパッドが赤カリー/黒カリーみたいな」
小椋「意味ふめ」
木下「ていうか、これだけ買うために上京するというのが意図ふめ」
小椋「がぼろっちょ」


*「愛は地球を救う!24時間TV」第一回放送の中のドラマで徳光アナが演じた

....その287へ続く(跋扈するエプロン)