変な話Indexへ戻る

短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その371


小椋良二「昨今タブロイド誌辺りでやたらと○国人の上昇志向を賛美し、我が国の若者の無気力を揶揄する記事を見るような気がするのですが」
木下隆雄「意図的な歪曲報道でないとすれば、その大部分が記事として顧慮する意味もないようなモノばかりですな。『とある○国留学生に聞くと”日本人に中学レベルの英語で話しかけてもロクに通じない”と述べた』などという、風聞をベタに転記しただけのお粗末な内容のものばかりですし」
小椋「とはいえ、欧米という同じ市場で競争する相手同士と言うことを考えれば、悠長なことも言っておれないのではないでしょうか。ICTや自動車産業といった、日本の基幹産業において後れを取ることは致命的ですし」
木下「そういう意味では、ここのところの携帯端末業界の流れに日本は乗り遅れた感が」
小椋「確かに。我々も『愛だ!銀河だ!!』と嬌声を上げているうちにシン○ンやらジン○ンやらにカネをばらまいてる...などということになっているわけで」
木下「国産の泥井戸君にも頑張って欲しいですな、我々は買えませんけど」
小椋「そ、それをいっちゃぁ....」

小椋「機能の優劣はさておき、どうもこのジャンルにおいては80年代の米国人的ななしょなりずむに萌えてしまうのです。いくら評判がよいと言っても板林檎や銀河大猩々に逝きかねるのはその辺の事情がありまして...相手が優れていると判っているだけに余計のこと...」
木下「それであの様なガラ○タに辿り着いたというわけですか」
小椋良二「あ、あれはドロイド入門機という用途で....それはともかく、やはり業務用としてある程度高速&長時間運用が可能なぱっどが必要になったのです、今日に至って」
木下隆雄「なるほど、確かにアレはなかなかに美味しいネタでした。我々に『カタログスペックを信用するな』という鉄則を叩き込んでくれたという意味で」
小椋良二「ね、ネタ....」
木下隆雄「違うと仰る。CPU速度を倍速魚青読みされてもまだ擁護されると?」
小椋良二「いえ、いいです....」

小椋良二「....でともかくアレが○○拭く役にも立たなかったと判りましたので、早速次世代機を探すと致しましょう」
木下隆雄「もともと固くて拭けませんが....そういえば『現時点で三星SC-01C最大のライバル(自称)』のメーカーが面白い板を出してきましたな、SIMロックフリーでテザリング可、青歯/GPSなんでもござれのやつを」
小椋「その辺もふくめていろいろ比較調査してみましょう」
木下「らぢゃ。ではまず価格混む辺りを」

来ちゃった♪(をぃ)

木下「.....ってをい」
小椋「な、イ可か」
木下「なんで現地に来てるんですか。スムーズフィルタ入れてもバレバレです」
小椋「い、いやこれは管理者さんの精神治療も兼ねてまして....前回以来ほぼ1年、ここ数ヶ月は大須が関の山で爆発寸前だったもので」
木下「それにしても交通費に2諭吉とは、既に板1枚分消費してますよ」
小椋「それはそうですが....貴方はご存じないのですか、『百聞は一見にしかず、百見は一触にしかず』という金言を」
木下「どの口が言わせるのですか、これまでの実績で」
小椋「えとーととりあえず巡回だ〜」

しけべ椅子みたい

木下「....で、これをどうせよと」
小椋「あの例の盗撮スパイカメラが自己放電してしまったようなので....乾電池給電のUSBチャージャーを探したのですがありませんでした」
木下「その目的自体、この時点で不要だとは思わなかったのですか」
小椋「ま、まぁいつか非常時に役に立つでしょう」
木下「これまでのところそうしてげとしたブツの大半は、時が来る以前に消滅していたような」
小椋「さ、さて本来の目的のお店を」
木下「最初から向かわんかいっ」

いつか見たおぢゃんく階段

木下「....しかしイメージした場所と大幅に違いましたな。我々の行動範囲を大きく逸脱しています」
小椋「R4方面はフーゾク街だと思ってませんか」
木下「そのとおりです」
小椋「をいこら」
木下「そ、それにしてもこの階段は....昔の秋葉建築はこれがでふぉだったのでしょうか。看板が出ているとは言え、とてもこの上に目指す店舗があるとは思えないような怪ちい雑居ビルの雰囲気です」

中華(民国)だらけ

小椋「....なんかこの店内の感じ、デジャヴュがありませんか」
木下「靴脱いでカーペット敷きのスペース、モバ専のお座敷ですな」
小椋「それを知ってること自体、今日ではぢぢいの...(ごすっ)」
木下「自作野良アプリ検証スペースとか、自炊スペースとか、カッティングシートデザイン用の機材とか、その手のタトさんがお遊びするにはもってこいの場所ですな」
小椋「(ヒリヒリ)....○○ゲーキャラ印刷して筐体に貼ることも出来すよ」
木下「痛板ですか」
小椋「さて、目的のかまんじを」
木下「するーしやがったな....」

小椋「.....」
木下「.....これはビミョー」
小椋「(上写真中段右から2番目ネ)なんか"Slate"というより、"Brick"に近くありませんか。えらく分厚いです」
木下「ですねぇ。それに確かに機能は満載なのですが、動画はカクカクするし、どれも中途半端な感じがします」
小椋「お店のイ吏 彳走も仰ってましたねぇ、『実際に触ってみると”や〜めた”という方が多いです』だそうで。確かにアレに5諭吉なら、まだ銀河の方がマシかも」
木下「を、を〜い」
小椋「ていうか、もう手元に3諭吉しか有りませんので」
木下「どてっ」
小椋「仕方ないので、お店の方にアドバイス頂いて選ぶことにしましょう」
木下「それはいいですけど、冒頭仰ったことを覚えてます?なしょなりずむがど〜たらこ〜たらと」
小椋「いいんです。中華民国是我的朋友ですから」
木下「香港はちげうだろ」

いつもの有象無象の彼方に...

小椋「そんなわけで、我々の用途に合った、至極マトモな一品をげと」
木下「ま、マトモって.....ていうか、なんですかこの有象無象は」
小椋「若干のツボり跡です。いずれ語ることもありましょう」
木下「とりあえず、自分のコンデジで使えるSDぐらい調べとこうね」
小椋「ば、バラすな〜」

さくさく♪

木下「とりあえず『初号機の高速版』てとこですか。使える機能は5点マルチタッチ以外はほとんど同じだし、いささか面白みに欠けるというか」
小椋「とはいえ300MHz→600MHz+DSP500MHz統合コアは期待以上の性能差ですよ。XGAサイズのMPEG-4なんか楽勝で再生できてしまいますし」
木下「で、結局ネット接続はこうなるのですね」
小椋「ま、まぁ遠からずデータ定額ですな」
木下「パケ死する前にね」
小椋「ぎ、ぎくう」

オシャモジは使えます

小椋「残念ながら青歯は実装されていないのですが、USBホスト機能が有るので色々試してみましょう」
木下「やはり青歯団栗はどれもダミのようです」
小椋「....ものによっては通電は確認できるのですが、スタックがないのでどうにも。しかしこの2.4GHzRFのオシャモジはうまくいきました。鍵盤も球もちゃんと動いてます。タップに比べて若干動きが重くなるような感じはありますが」
木下「同じワイヤレスでもうまくいくのとそうでないのとがあるようですな。しかしこのきぼどでは、画面直接タップの方が入力が早いのでは」
小椋「何、そんなこともあろうかと」
木下「まだ何か逝っておいたのですか」
小椋「いえ、後日三月兎でポチり」
木下「さっきの金言はどうした〜」

.............................................後日談  

.............................................後日談#2

....その372へ続く(結局の所ごりら?)