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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その372



木下隆雄「そういえば年明け以降、管理者さんの怒濤の散財(*注1)が続いているわけですが」
小椋良二「散財対象の不足を補おうとしてつぼり、それがさらなる散財を招くといういつものぱたーんに戻っているようです。ま、我々高見の見物人としては有り難いことです」
木下「しかし実質3.3平米という管理者さんの私有スペースでは、役に立たない○○を処分していかないと、そのうち天井まで占有されてトコヤミ状態になってしまうのではないでしょうか」
小椋「大丈夫です。管理者さんは横出しの達人です」
木下「ほぉ」
小椋「かつて三畳一間に間借りしていた時、隣の六畳(空き部屋)に勝手に雑誌や○ロ本の大山脈を築き上げたまま転居して、改築の際に大家さんを往生させたと聞きますが」
木下「な、なぞ....しかしネタが多くなるのは我々としては有り難いのは確かなのですが、量が増えるに反比例して内容が薄くなってきているような気がします」
小椋「それもそれ、正にこのコーナーの原点回帰ではありませんか」
木下「それもそうですね」
小椋「いや、めでたい」
木下「をいをい」

小椋「そんなわけで先日来の中華ノート化計画です」
木下「そんな計画があったのですか、ていうかそれならこれとかこれみたいな貧困ビジネスPCに手を染めた方が時事ネタとしては良いのでは」
小椋「そこはそれ、単発よりも連発花火の方がニギヤカシとしては良いのだと思います」
木下「線香花火は束ねて点火するとすぐ落下しますけど」
小椋「さ、さあいってみよ〜」



木下「これは失敗と言えるのでしょうか、最も正常に動いている気がするのですが」
小椋「中華パッドの用途を考えたことがあるのですか」
木下「貴方に言われるとは思いませんでした」
小椋「え、えと....やぱ現地調達でなかったのが敗因でした」
木下「当日、店舗を一応覗いてはいたんですけどね」



小椋「こいつは惜しいことをしました」
木下「何がダメだったんでしょうね、他のマシンに接続した所では何の問題もなかったので、電力供給か、さもなくば相性としか」
小椋「そんなわけで、我々は次の手を考える段階にさしかかっているということです」
木下「なるほど、とすると本体の側を取っ替えると仰る」
小椋「わくわく」
木下「をいをい」



木下「ま、まぢか」
小椋「東の島から直送です」
木下「大勝利ですね」
小椋「何の話をされているのですか」
木下「と、とりあえず開封してみましょう」



木下「なんだ、またつぼじゃなイカ」
小椋「わかりましたからそっちに走るのはご遠慮下さい」
木下「私はてっきり当初の予定に立ち返ってかまんぢを逝き直されたのかと」
小椋「何を仰っておられるのですか、このご時世にそのような贅沢が許されるとでも」
木下「奥さんの機種変に乗じたデータ定額SIM新規契約は許されるのですか」
小椋「さ、さぁ早速みてみましょう」



木下「早速誤算です。USBコネクタがMiniBではありませんか」
小椋「あ、あれ....たしかショップのBlogでSL-7に普通サイズのコネクタを挿していたはずですが、まいいでしょう。意外に造作はしっかりしているようです、キーボードのインジケータまで付いてるようですし」
木下「キーボード自体の叩き心地も悪くなさそうですね」
小椋「これで製造メーカーが判れば諸元が詳しくご紹介できるのですが」
木下「わ、判らんのですか」
小椋「判らんのです。ま、でほということで」
木下「そ、そきゃ」



木下「そういえばお店で買った銀河用ケースは立てるのが困難でしたが、こちらはスタンドが付いてますね」
小椋「立てている時に少しずらすとひっくり返ってしまう程度のギミックですけどね、しかしこれで一応のて並みに使えるという....あれ?」



小椋「....どうやらこのSL-7、USBホストモードで動作するのは標準コネクタ側だけのようで」
木下「今回はそういうオチですか」
小椋「オチとか言うなっ....まとりあえずmini->標準変換プラグを逝くしかないようです」
木下「それにしても大分苦労しましたな。近所のジョー○○→ヤ△ダ→ケー◇と巡回りましたが、どこにも有りませんでした。ラスの店員なんか自信満々で『これは基本的に規格が違うんで接続は無理なんすよねー』とかのたまわってましたし」
小椋「たしかにネットを探しても、アマゾンにノーブランドの怪しげな変換プラグが一種類あるだけでした。技術的に困難のようですね」
木下「ていうか、需要がないんぢゃん。そんな変換」
小椋「そ、そんな有り体に....とりあえず到着に1週間ほどかかるようなので、それまで動作確認はサスペンドということで」
木下「報知では」
小椋「ちげう〜」
木下「まそれはおいといて、このカバーって左右の押さえがないので、このままだと持ち運び中にすぽーんとお逝きになってしまうのではないかと思うのですが」
小椋「ショップのサイトには『**ではサイズが合わないので爪を曲げてご使用下さい』という力業が紹介されていますが、こちらはもうすこしCooooolに参りましょう」
木下「どっかの野球漫画実写版のようですね」
小椋「は?」



小椋「ここに余っている導電すぽんぢを使いましょう」
木下「なるほど、これでバスタブを作るわけですな」
小椋「そこまでやると、側面のポートが埋まってしまいます」
木下「あ、そきゃ....」
小椋「なので側面の何も無い所だけを押さえる壁をこいつで作って貼っつけるというわけです」
木下「一部を切り欠くのであれば、もうすこし硬質なスポンジがよいのではありませんか」
小椋「そうしたいところなのですが、このカバーは中華パッドを横からスライドさせてハメる仕組みなので、あまり硬い材質だと填らない、あるいは填めるときにパッドに妙な折り曲げストレスをかけてしまうことになるのです」
木下「な、なるほど」
小椋「それに何より、手元に材料がない」
木下「どてっ」


小椋「というわけで、できました」
木下「....何ともしまらない造作ですな」
小椋「その辺のユルさがまた中華な味わいかと」
木下「なるほど、巧くシメたではありませんか」
小椋「やり」
木下「で、肝心の動作確認の方は」
小椋「MiniB挿すようなデバイスがないもので....」
木下「や、やり〜」




*1:当社比

....その373へ続く(おぢゃんくイッパイ大勝利?)