短期集中連載(笑)
−この物語は、フイクションである(?)−
その373
木下隆雄「独立不羈を校是とするとある国大での知恵袋イベントに始まり、乗合横転だとか、幼女お持ち帰りとか、なにやら最早これが社会的生物の所行かと深刻な疑念を抱くような幼稚な犯罪がしばらくの間に続いております」
小椋良二「管理者さんがよく読んでおられるコラムニストは、入試と就職という『人生の初期段階における二大関門の欺瞞性』と、それに気付いていながら徒労に取り組まざるを得ない人々の心理的破綻をプロファイルされていましたが」
木下「まそうした社会の仕組みの矛盾は大きな要因だとは思いますが、人格の多面性を維持することが困難な状況もひとつにはあるのではないかと」
小椋「は、はぁ」
木下「つまりです、我々は日々感じるストレスを何某かの形でカタルシスしているわけですが、そのいくつかは世間に公表できるような内容ではないということです」
小椋「なるほど、普段は極普通の○○従事者である管理者さんが、とある場所では○○○○んに豹変する、みたいな」
木下「え、えとー....ま、まぁそのような極端な過去の例も含めて、人々は自力で戻れる範囲内で日常生活からの逸脱と復帰を繰り返しながら、日常と自己の精神的折り合いをつけているのだと思うのです」
小椋「はぁ、そうなんですね>管理者さん」
木下「で、問題はこうした『戻れる範囲からの逸脱』がどうして起こるかということなのですが」
小椋「ほぉ、それは」
木下「同好の士の欠如」
小椋「どてっ」
木下「ま、まぁとにかくです、極端なことを言えば多分こうした所業のほとんど全てが、最終的には『他者とのつながり』を求める行為なのだと思えてくるのです。例えば貴方のおぢゃんく漁りとか」
小椋「例えば貴方のふりひら詣でとか」
木下「た、例えば....」
小椋「....この辺にしときましょう。なんか傷口を広げそうですし」
木下「そ、そうですね。要はそうした行為をツールとして、人と繋がってさえいる感触さえあれば、それがギリギリの局面で抑止力として働くのではないかと思うのです」
小椋「かも知れませんな」
木下「ま、時にそれは勘違いだった...ということもありますが。昨年の秋葉ブチかまし事件のように」
小椋「をいをい」
木下「そんな時のために、人々は複数のネットワークを他者との間にはりめぐらそうとするんでしょうね」
小椋「なるほど確かに。では早速」
木下「は、はい?」

木下「....さっきまでの私の話は」
小椋「正に実践に参ったわけですが」
木下「時は平日、しかも7時前。いつも通りの閉店間際ですが」
小椋「だ、だから急ぐぞ〜」

木下「で、いきなしこれかよ」
小椋「ま、まぢですか....ここがなくなったら我々は暴走するしか」
木下「だから落ち着いて下さい。ちゃんとこのとおり移転情報が」
小椋「な、なんだ....撮禁とか、値引きしないとかいう○○商法なので潰れたのかと思いました」
木下「あ〜たこそその態度のデカさは...」
小椋「ま、まぁ気付くのが遅かったので、新店舗にお伺いするのは次回と致しましょう」

小椋「で、こっちは潰れてません」
木下「ていうか巡回ルートはどこも頑張ってるじゃないですか」
小椋「そうですね。1F以外は鼠の逃げ出す難破船の如き某ビルとは大違いです」
木下「そ、そげな大声で....」
小椋「この辺のテナントが残っているからまだ安心です。全く買う気はありませんけど」
木下「なるほど、枯れ木も山の賑わいと」
小椋「こ、こらこら」

小椋「で、肝腎なのはこちらのお店です」
木下「をや、99に浸食されてますぞ」
小椋「な、なんかせせこましい所に追い込まれましたね....大丈夫なんでしょうか」

小椋「品揃えは....なんとか頑張ってる模様です。これもXPがあれば十分使い物になりますな」
木下「そういえば店員さんのお話では、まもなくX6xのリースアップが来るそうで」
小椋「ほぉ、これは狙い目ですな」
木下「まだ増やす気か」
小椋「と、とりあえずこちらも次回に期待と言うことで、本日の戦利品に」

木下「先日Venice機に載せていた500GB SATAを繋いだばっかりだったように記憶しているのですが」
小椋「や、やはり容量が不足気味で」
木下「ていうか、奥様に連絡した巡回目的の言い訳のような」
小椋「ぎ、ぎくう」

木下「せっかく出てきたので、とりあえず喫飯して参りますか」
小椋「某タトさんお二人は北の国方面だったようですが、こちらは名古屋ですから南の島で」
木下「よく判りませんが」
小椋「どうやら在名ウチナンチュはかなりおられるようです」
木下「は、はぁ....まぁ語らいのあるお店というのは結構なことです」
小椋「となりの方の会話が全く理解できませんでした」
木下「や、やり...」
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