短期集中連載(笑)
−この物語は、フイクションである(?)−
その309
木下隆雄「ある事象が社会的に広く普及した場合、その派生物を生じるのは世の理といえるのですが」
小椋良二「はぁ、確かにそうですね、ここの別のコーナーでもそんなことを管理者さんが述べておられましたが、今回はそれの二番煎じですか」
木下「いえ、あのコーナーに紹介されるガヂェットの場合はオリジナルと大同小異な、いわゆる『正統派パ○もん』といえるでしょう。しかし派生のベクトルが次第にズレていくケースもあるわけで」
小椋「ほぉ」
木下「そしていつしかオリジナルとの間に矛盾を生じているというケースも世間には見受けられるわけです」
小椋「なるほど、たとえば」
木下「和風ペンションとか、豆腐とか」
小椋「...しょぼい例えですねぇ」
小椋「....で、それはつまり某SNSに『大艦巨砲主義』なるコミュ作ってる管理者さんへの揶揄というわけですか」
木下「あれはこもっちさん、管理者はもこっち氏です」
小椋「は、はぁ...」
木下「しかしながら初めてノートを買ったときは『このノートはモバイル専用、ネット接続には使わない、デスクトップとの接続はLAPLINKで十分』とかなんとか言いながら、いつの間にかオプション満艦飾になり、それに飽き足らずにサブノートからA4ファイルサイズへ、そして外付け古キーボードと、そこにノートである意味はあるのか?と思わず問い掛けたくなるような惨状です」
小椋「いいんじゃないですか、その分リサイクル料3000円を払う方が少なくて済んでるんですから」
木下「それは貴方の得意なおぢゃんく様のお話」
小椋「ぎ、ぎくぅ」
木下「というわけで、世界最大級のノート」
小椋「舌の根も乾かぬうちに...とはこのことですね。貴方だって他人のことは言えないじゃないですか」
木下「生命の歴史を語る上で巨大化しすぎた故に滅びていった種が重要であるのとおなじことです」
小椋「つまりは収集的興味であると」
木下「い、いやその...」
小椋「なるほど、でこれはMF9ですか。確かに大きいですな」
木下「その貴方らしくもないワザとらしいボケは止めましょう。何で535にTP-IVが」
小椋「分かってますよ。それにしても流石は目の付け所が....ですな、おまけにサブウーファまで付けてたり」
木下「これをモバってたイ吏 彳走がいたらしいですよ」
小椋「....ということはアレですか、ホンダのEM55is辺りも一緒にお出かけですか」
木下「まさに爆音族ですな」
小椋「何時時代の方ですか、貴方は」
木下「幸いなことに我々は今屋内にヒッキっておりますので、一般人ぽに家庭用電源を使うことに致しましょう。では(ぽちっ)」
小椋「をを、ぶりざ〜ど....これはイイ物掴まされましたなぁ」
木下「問題なしです。この程度のトラブルはケーブルの不良かなんかでしょう。では早速」
小椋「お約束に突入ですな」
木下「まずはストレージ外し....って3.5インチかよっ」
小椋「流石電源容量の心配皆無な仕様です」
木下「貴方んちにもあったではないですか」
小椋「一緒にしないでください」
木下「そもそも思想が違うでしょう、こちら専用設計、そちら寄せ集めのキメラ」
小椋「年代の違いはどうでもいいんですか....」
木下「多分この辺を外せばいいんじゃないでしょうか」
小椋「デスクトップ機的感覚で行けばいいのですね」
木下「まあそういうことです、増設周りはこの辺にありそうですから」
木下「....」
小椋「....確かにノートの範疇を逸脱してますな、泡沫噴射炭団くんも72PinFPUでしたが」
木下「あちらは1本、こちらは2すろっとです」
小椋「ということは、128MBx2で最大256MBまでいけるということでしょうか」
木下「さ、さぁ....」
木下「まそれはさておき、肝心のLCDなんですが」
小椋「時代を感じますなぁ、この辺りと同じでは」
木下「とりあえず、ぶっこ抜いて」
小椋「テスターで導通試験ですか」
木下「もっかい挿す」
小椋「意味あるんかいっ」
木下「い、いやほら、外れかかって接触不良とか」
小椋「それで直ると思ってるんですか」
木下「多分(ぽちっ)........」
小椋「あー.....でどうするんです、とりあえずCRTには出力可能みたいですけど」
木下「何、こんなこともあろうかと次の策が」
小椋「ほう、それは」
木下「では又次回〜」
小椋「こらぁっ〜」
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