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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その225

(前号より)

小椋良二「さて、それでは続きをいきますか」
木下隆雄「はて、なんのことでしたっけ」
小椋「もうお忘れですか、前号まであれほど盛り上がった550BJのことを」
木下「手のひらを返したような出だしの違いですね」
小椋「お互い様です」

木下「なるほど、またじゃんく漁りをしてきたというわけですね」
小椋「相変わらず重宝なお店です。しかしながらこっちに出てるパリ有りのは\1,000ですからいい商売してます。私はとっぷぺーじの方の山からようやく一組みだけ発掘しましたからよかったものの、あやうく本体より高いメモリを逝くところでした。価格差20倍では比較にもなりません」
木下「それでも逝ってしまう貴方ではありますが」
小椋「さ、さて....表側にTIのTMS417400DJ-60が8つ、そして....」
小椋「ウラ側に同じTIのTMS44100DJ-60が4つですから、店頭では、というか表示は『言迷』となってましたが、間違いなくパリ有りでしょう」
木下「だがとあるHPでは前チップ2つで1MBのSIMMが紹介されてましたから、容量的には若干言迷ですが」
小椋「とりあえずはつけてみましょう」

木下「....やはり切り欠きは合いませんな」
小椋「しょうがない、またふぁいばーぞげぞげです」
木下「思いっきしパターンが近傍走ってるんですけど」

小椋「ふう、何とか無事でした」
木下「なんかまだハマりがキツイような気がするんですが」
小椋「まあ大丈夫でしょう、早速電源を入れてみましょう」
小椋「あーやっぱりね」
木下「これも予測の範囲内なのですか」
小椋「当然です。SIMM-IDを合わせてませんから」
木下「先にやっとかんかいっ」

小椋「....というわけで、0-1-2-3がoff-off-on-on、確かこうだったと思います」
木下「た、『確か』....?」
小椋「いいんですもうガラクタ箱に4MBのほうは放り込んじゃったし、それに間違ってたらまた直せば」
木下「貴方のそういう体質をヤリつぼと呼ぶのです、ぶりっぢくらいは確認したほうが....」
小椋「おっけおっけ〜」
木下「....やっぱりだめぢゃん」
小椋「い、いや....認識はしてるんですから大丈夫です」
木下「メモリーエラーも出てますけど」
小椋「問題なしっ。555BJで16MB増設したイ吏 彳走もこれはブッ飛ばしたって言ってましたし、『POST』画面はESCキーでする〜です....」

小椋「ハイごらんのとおり、ちゃんと15MB認識しました。まあアドレスバスが386SX相当なんだから3MBぐらいは大目に見ることにしましょう」
木下「しかしいまどきThinkPad550BJのメモリ増設なんかする人がいますかねぇ」
小椋「本体が二束三文状態の今日だからこそ有りうるのです。その劇的な効果を実感していただくためにBJ最大の特徴である印刷機能でベンチを取っておきましょう」

木下「....遅くなってます」
小椋「あ、あり....?」
木下「まあまあ、そうがっかりなさることも無いですよ。どうせ母艦(Atlon1GHz+PM-900C on USB)に比べたら患いついた蝸牛同士の駆けっこみたいなもんですし」
小椋「お、おかしいなぁ、体感速度は確実に上がっているのですが....よーし今度は実家から387こぷろを持ってきて試してみるということで、次回にご期待あれ〜」
木下「......(まだ続くんかい)......」

....その226へ続く(ちなみに在庫はC&Tの8C387)