Future Domain TMC-850 |
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製造元 | Future Domain |
諸元 | 8-bitISA SCSIホストアダプタ 詳細はこちら |
Junk Point | 何となく買ったため |
備考 | SCSIの未来に大いなる希望を持っていた人は結構多いのではないだろうか。かくいう筆者も初めてサウンドカードを買ったときにSoundBlasterにするか、ProAudioSpectrumにするかで結構迷い、結局付属CD-ROMドライブが専用インターフェイス(が実のところIDE?)のSBでなくSCSIのPASを選んでしまった。このPASについているSCSI I/Fがとっても○○で、リードエラーを頻発してくれたが、筆者は未来を信じて使いつづけた....初代マシンのまざぼを載せ変えた時にアッサリATAPIにしたんですけどね。 このカードはそのころに「これがあればこっちのCD-ROMも使うこともあるだろう」ぐらいの気持ちで買ったものである。といいながらパラレル接続のGT-6500を逝ってしまったのは筆者のやりのなせる技である。 |
Pro Audio Spectrum16 |
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製造元 | MediaVison |
諸元 | WAVE OUT,MIDI OUT(w/ Game Port),SCSI I/F |
Junk Point | お荷物のSCSI I/F |
備考 | 別項でも述べたとおり、筆者がその将来性(笑)を買って購入したSCSI I/F付きのサウンドカードである。1993年当時、「オトナにはマルチメディアが必要なんだよ♪」とばかりにサウンドカードとCD-ROMドライブはセット売りが基本であり、しかも10万円前後という途方もない価格が当たり前だった。 しかしこのSCSIとCD-ROMが曲者で、リードエラーは頻発するわ、起動時にドライブを見失うわ、とにかく安定して動作した事がほとんどなかった。「Microsoft Plus!」などは何度再インストールした事か。 ノイズを拾うのかとも思い、太いSCSIフラットケーブルにアルミ箔とサランラップで作った即席ノイズシールドをつけてみたりしたがあまり効果はなかった。 後の秋葉ジャンク屋で、同型ドライブが\100で山積みされているのを見て、いい気味のような、物悲しいような、複雑な気分を味わったのを覚えている。 |
PS/2 I/F Card |
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製造元 | 不明 |
諸元 | PS/2ポートx1 |
Junk Point | 使えるのか? |
備考 |
「PCに手を入れるのはでふぉだ」 そう自負していた筆者も、このカードを購入した当時はやはり所詮は元98ユーザーであった。周辺機器を増設することには慣れていても、本体そのものがモジュール化されているAT互換機では素人同然だったのだ。 で、初号機TCS-9700VLのまざぼを交換しようと思った時、まず困ったのはキーボードの接続だった。元の板にはps/2のキーボードポートがオンボードでついていたのだが、秋葉のdos/vパーツショップに並ぶATマザーにはどれを見てもそんなものがついていないのである。 ここでなにかおかしいと思わなければいけないのだが.... 「ついてない。なるほど。なら増設だ」 ....そうして見つけたのがこの言迷のI/Fカードである.... ....それにしてもこういう場合、お店に確認するなり、雑誌で調べるなりするのが普通だし、またそうでなかったとしても、こんな訳の分からないカードには滅多にありつけず、回り道をしても結局は「変換ケーブル」という「正解」にありつくだろう。どこでどうまちがえてこんなものを買ってしまう羽目になるのであろうか。 ましてやATXフォームファクター全盛、レガシーフリーの昨今では、ISAのこんな板の出番は万に一つもなかろう....あ。 ─→続く |
PCMCIA Serial Card |
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製造元 | Socketcom Inc. |
諸元 | 単なるシリアルI/Fカード |
Junk Point | 買ったら用途がない |
備考 | 筆者の「つぼパターン」の一つとして、「欲しい時に買わず、必要がなくなってから買ってしまう」というのがある。このカードはまさにそうである。 筆者はデジタルカメラ創成期の名機KODAK DC-20を幸運にも会社の経費で購入する事ができた。以降AXIA iX-20、SANYO DSC-SX560と代替わりしているが、夕暮れ時の自然露光撮影時の発色の良さはこのマシンが一番と思っている(何じゃそら)。 だが、このカメラはマトモな画像サイズでは8枚しか撮影できない事、また内蔵メモリに独自形式で記録した画像をシリアル経由のTWAINで吸い上げるという特殊な方式を使用していたため、当時筆者が携帯していたIBM PalmTopPC110ではポトリをつけないと出先で画像吸い上げができないという欠点があった。 「シリアルPCカードさえあれば....」 知人がジャンクカードを数百円でゲットした話を聞くたびに、何度ほぞをかんだことだろう。シリアルカードはマトモに買うと2万円前後の高価なものであった。 だが、ついに筆者にもその機会が巡ってきた。「あぷあぷ」で1,000円放出品があったのだ!当然速攻ゲットである.... ....がしかしその時すでに、筆者のDC-20はガラクタ箱の底深く沈んでいた。 |
NTT-IT DD1280 Thunder Card |
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製造元 | NTT-IT |
諸元 | 64kbpsISDN(ATコマンドモード) 128kbpsISDN(WinISDNモード) |
Junk Point | Win95以降では単なる64kカード |
備考 | ISDNによるPPP接続が一般人が利用できる最も高速な通信手段だった頃、据付型TAと共にPCMCIA ISDNカードは高嶺の花であった。そんな中、はちどん氏から情報が入った。 「某ショップで128kISDNカードが\3,000で放出されているらしい」.... 一番メジャーな64kbpsカード「LinkBoy」で数万円である。かなり胡散臭い....が、考えるより前に筆者の財布はパカっと開いていた。 憧れのモバイル2Bバルク転送、"ThunderCard"という名前もなにやらスゴげである。筆者はわくわくしながら家路を急いだ。.... ....家へ帰って、さあそれからである。 マニュアルを読んでも、どうすればWin95で128kbpsが出るのかわからない。 あーでもないーこーでもないー...と考えた挙句、 「無理だ。」 という結論にアッサリ到達した。 128kbpsを利用するにはOSがWin3.1である必要があり、しかも契約しているniftyでは使えないらしいことだけは判った。はちどんさんはどうだったのだろうか。 その後結局筆者は、LinkBoyD64kの放出品を逝ってしまうのだが.... |
LinkBoy D64K |
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製造元 | ビー・ユー・ジー |
諸元 | 64kISDN同期通信 |
Junk Point | 用途がない&しっぽがない(→発見) |
備考 | 筆者の行動範囲である東京都内〜横浜・相模原でいわゆる「グレ電」は今どのくらい生き残っているのだろう。いや、公衆電話そのものが街角から急速に姿を消しつつある。実際筆者も使用するのはPHSのデータカードを忘れた時ぐらいである。 一時は街角通信のファーストチョイスだったグレ電。しかしながら大半のモバイラー(これも死語になりつつあるような気がするが)はアナログポートしか使った事がなかったのではないだろうか。良く考えてみると技術的にはともかく、アナログポートだけなら普通のグリ電(緑の公衆電話)でも可能だったのではないかと思うのは筆者だけだろうか。唯一便利に感じたのはThinkPad530で作成した報告書を会社にFAXしながら「今送ってますよ〜確認してください」と電話した....というローテクな使い方をした時だけだが。 このようなISDNカードがもっと早期に、安価に提供されていれば現在のモバイル通信環境は少なからず影響を受けたのではないかと思われるがどうだろうか。 ちなみに筆者がこれを購入した時には、すでにP-IN M@sterを632Pにぶらさげて使用し、かつ日比野克彦氏デザインのICテレカ公衆電話でIR通信を行う環境が整っていた。またしても....である。 |
UB Networks Access/card |
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製造元 | UB Networks |
諸元 | 10BASE-T PCMCIA CARD |
Junk Point | しっぽがない(→発見)・ドライバがない |
備考 | はちどん氏が自身のHPで数多所有するワイヤレスLANカードの紹介をされているが、それと同じように筆者も一時ワイヤードなLANカードを買い集めていた時期がある。 といっても氏のコレクションのように多彩なわけではなく、同じものをバックアップ用にと称して買っていただけなのだが、その需要に呼応するように行きつけのジャンク屋店頭には\500程度の品がばらまかれていた。 いつものFM-JシリーズやLPC-Tに飽き始めていた筆者の目に止まったのが、当時は尻尾もついていたこれである。 ミニオフで外道さんに見せたところ、どうも有名なメーカーのようである。「....だけどもう会社はないけどね」 まあよかろう、どこかにドライバくらいは落ちているだろう......ない。 でも、有名メーカーだからWindowsなら標準でサポート......してない。 そして今、使っているワイヤードなLANカードは後に買ったCoregaの非CardBusな100BASE-TX1枚だけである。合掌。 |
PCMCIA Type Adaptor |
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製造元 | 亜土電子工業 |
諸元 | PCMCIA−PCMCIA変換(?)カード 表−表版 |
Junk Point | 本体の馬力不足 |
備考 | 目的に合致しなかったPalmTopPC110だが、端から速攻でお蔵入りしたわけではない。一応色々とナビとして使う努力もしてみたのだ。これでも。 その一環として、このカードが存在する。 CD-ROMか、あるいは2.5inchHDDを接続するために購入したMICROTECH社のPCMCIA IDE I/Fカード。だがCD-ROMベアドライブを接続したこのカードを110の上スロットに挿した瞬間、失敗したと思った。 「動かんがな....」 ThinkPadならともかく、ぎりぎりの省電力設計であるうるとらまんにカードスロット給電でドライブをまわせというのは酷な話であった。 なんとか電力を供給しなければ....DiskDockという手もあったが、当時の筆者には高価でかつあまりスマートな対応には思えなかった。 ....でこの、普通はTypeU→V変換に使われるカードをTぞねジャンクで購入した....らしい。 確かにカードには給電用の極性不明DCジャックがついている。CD-ROM→MICROTECHアダプタ→これ→うるとらまんと接続....確かにスマートだ。横向きには。「運転手は君だ、車掌は僕だ」状態である。 以来、このカードに合うACアダプタを探さねば....と思いながら、今日にいたっている。 |
MELCO LPC-T |
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製造元 | MELCO Inc. |
諸元 | PCMCIA 10Base-Tネットワークカード |
Junk Point | しっぽがない |
備考 | 先にUB Networks Access/Cardの項で述べた、筆者の「LANカードブーム」の火付け役がこれである。当初PlanetのPCI NICとこのカードとでデスクトップ←→ThinkPad530を接続したのが筆者の家庭内乱の始まりである。だが筆者のぞんざいな扱いのせいで、このアダプタはお尻を怪我してしまった。そこで買ったのが、当時\500にまで下落していたこの尻尾なしカードである。 尻尾つきは\1000だったが、\500を惜しんだわけである。今にして思えば正解のような気もする。 |
P-in Comp@ct |
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製造元 | Panasonic(NTT DoCoMo) |
諸元 | 32k/64kPIAFS2.0 |
Junk Point | 低電圧症 |
備考 | 別項で紹介した632Pを最初に購入する際、筆者はP-inセットにするか、それともこのP-in Comp@ctセットにするかでずいぶんと迷った。 当時の主力持ち出し機PalmTopPC110にはサイズ的にもデザイン的にもComp@ctの方が断然似合う。窓口で動作確認をさせてもらうようずいぶんと粘ったが「開封されましたらそのままお買い上げいただくことになります」とのつれない返事が返ってくるばかりであった。結局P-inセット購入という筆者としては非常に珍しく正しい選択をしたわけである。 が、Comp@ctへの想い(?)が立ち消えたわけではなかった。「新宿さくらやで\100で放出....」それいけご〜ご〜である.... PS2 _@PCCD3v EでPCMCIAスロットを3.3V対応設定、挿す....を、ちゃんとインジケータが点滅、あとはドライバを....だめやん....(泣)dosでの動作報告は結構あるのだが、Win95ユーザの筆者はいまさらdosには戻れない... しばらく売り払おうかどうしようか迷っていたのだが、Eggyがやってきてしばらく専用端末になっていた。それが重傷を負ってからはまた死蔵状態である。 だが、TransNoteにはつかえるんだよなぁ....ドライバいれなきゃだよなぁ.... なお余談ではあるが、P-inシリーズにはP-inと共になぜかカードラベルに英文が書かれている。ここにその内容を紹介しよう.... "....この信じられない性能があなたの生活を劇的に変える。小型、だが動的なプチ友達。NTTドコモ提供" |
Mobile Card P-in |
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製造元 | シャープ(NTT DoCoMo) |
諸元 | PHS 32k/64k PIAFS2.0 9.6kPDC |
Junk Point | 出っ張りはいらんですよ |
備考 | P-in Comp@ctの欄で述べた、「正しい選択」である。 だが、それが動作したといってもPalmTopPC110に装着した状態で使いにくいことは変わらない。左手で持とうとするとかなりキツい。授業中に装着するとかなり目立つ(←こら)。しかしながらP-in M@ster購入まで使いつづけたのだから、元は取ったといっていいだろう。 |
TDK DF3314E |
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製造元 | TDK |
諸元 | 33.6KbpsDATA/14.4KbpsFAX |
Junk Point | しっぽが短い |
備考 | 若松で\1000程度で出ていた放出品である。購入当時は、まだグレ電を使っての街角げしを結構やっていたので重宝していた。がケーブルが長すぎたので、コネクタと圧着工具を使って短くしてしまった。実家に帰って使用するときなどはさらに電話延長コードをつないだりしていた。 完動品なので、正確な意味でのジャンクではないが、最近ほとんど使わないのでここに紹介した。 |
PANASONIC KXL-D720A |
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製造元 | 松下寿電子 |
諸元 | SCSI-2 host adaptor テプラは木冬氏謹製 |
Junk Point | 踏まれた→徒手矯正→復活 |
備考 | 我が家には現在2頭の怪獣が生息している。このうち筆者をかなり困らせているのは右のミニラである。 キレると怖いが普段は抑うつ的で慎み深い左のアニラと違い、我が子と思えない天真爛漫なこの小さいほうは、いくら「ダメですよ」と言って聞かせても、落っこちたら一発絶命間違い無しの急な階段を自力でよじ登り、2階の自室で勉学や仕事に勤しむ筆者の背後をいつの間にかとっているのである。このイ吏 彳走によって破壊された筆者の所蔵品は632Pをはじめ枚挙に暇がない。 このカードも先日デスクトップ機で おそらく筆者が初めて購入したPCMCIAカードであり、セットだった倍速SCSI CD-ROMと共にもう随分使い古したデバイスなので、破壊されてもその時は「ああ、まぁしょうがないかな、『子供は親の屍を超えていけ』とも言うし」ぐらいにしか思わなかったのだが、あとでよく考えてみるとうちにはこのDOSをサポートするドライブとカードが使えないとOSが再インストールできないノートPCがまだ5台も現役であることに気づき青くなった。 で、先日レストアを試みた....手で歪みを逆に曲げて。だが、それで動いてしまうところが松下幸之助の偉大さを顕していると思うのは筆者だけだろうか。 なお、カードそのものはRATOCのOEM品である。で、以前TP530にRedHatをインストールしようと思った筆者は、RATOCのhpにあるPCMCIA SCSIホストアダプタのLinux用ドライバをいくつか落として試してみたのだが、動かすことはできなかった。 どのカードなのか、どなたかご存知ないでしょうか? |
マルチI/Oカード |
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製造元 | 言迷(確か"Vitex"、chipはWINBOND W83757F) |
諸元 | ISA接続 IDEX1,FDCX1,COMX2,LPTX1 |
Junk Point | そりゃCバスに比べれば.... |
備考 | 別項で「気持ちよいほど何もI/Fがついてない」と述べたTATUNG 9700T-8/66(9700-3WV?) のVLバスに挿さっていたマルチI/Oカードである。 生半可な知識の筆者は、「VLバスに挿さってる....ということは最大転送速度33Mbytes/secということで....ロジテックのCバス用SCSI-2I/Fが1.25Mbytes/secだから....ををっ、一気に22倍のすぴいどあっぷだっ」とはしゃいでいたが、実のところ当時のIDEが10Mbytes/secだったから、それ以上は無理なのである。そもそもどう見てもこれはISAカードだ。 後に筆者はそれに気がつき、当時高価だった32pinSIMMで1MBまでキャッシュ搭載可能なVLバスマルチI/Oカードを真剣に買おうとしていたが、落ちなくて良かったと思うことしきりである。PCI接続によるオンボードIDEがあっという間に主流となる日は目前だった。 |
高速シリアルカード |
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製造元 | 言迷(ChipはWINBOND W83747F) |
諸元 | COM*3,最高転送速度384kbps |
Junk Point | 面倒だった |
備考 | 1996年当時、ISDN導入を間近に控えて興奮を抑えきれない筆者だったが、ひとつ懸念があった。それはシリアルポートの最高転送速度問題だった。
当時のRS-232Cは16550互換の115.2kbpsが上限で、これだと128kbpsの2Bバルク転送にどう考えても足らない。おりしもこの問題が毎回のようにPC各誌で取り上げられていた。ならば....と購入したのがこのボードだったようだ。 だが....とりあえず整っているデスクトップ環境、加えてシリアルポートという微妙なハードの増設である。妙にいじくって繋がるものまで繋がらなくなっては....と躊躇するうちにISDN切換の日が来てしまった。ええい、ままよでふぉのシリアルに繋いでまえ... ....繋がるやん。 確かに64kbpsの時の約8Kbytes/secに比べて、128kbpsだと約11Kbytes/secで明らかに頭打ちしてるのが判るのだが、前の33.6kbpsアナログモデムの4kbytes/secから倍増した速度に感激していた筆者には、敢えてリスクを冒す気合が不足していた。 というわけで、またも未使用のジャンクである。 |