UNIA 10key serial mouse
製造元 VECTOR INTERNATIONAL RESEARCH PTE LTD.
諸元 3ボタンマウス+10キー+shiftキー
Junk Point デカイ
備考 義父の破壊により死亡したマシンだったが、まざぼ以外はピンピンしている。いっそこれを利用する手はないか....おりしも筆者はメイン機をWindows2000環境に移行したばかりであり、うっかりパラレル接続を選択してしまったスキャナEpsonGT-6500の処遇にも困っていたところであった。よし、スキャナ専用機として再生しよう....
早速秋葉のジャンク屋にでかけた筆者は、運良くAlladinWチップセットのまざぼを\500でゲットできた。あとは組み上げるだけである。.....
....お約束通り手持ちのケーブルが合わない....(泣)
IDEとシリアル/パラレルケーブルはなんとかなったが、PS/2ケーブルがどれとも合わないのである。マウスが使えない....
しかし筆者はめげなかった。よし、PS/2マウスが無理なら、シリアルマウスを探そう....再びジャンク屋ご〜ご〜である。
....しかし、このご時勢にシリアルマウスなどどこにもなかった。それはそうである。PS/2すらかなり駆逐が進み、今やUSBの時代である。
散々歩き回った末に.....「あった!」.....しかし「何じゃこら...」
どう考えても毛唐が使うとしか思えない巨大なフォルムである。しかも3ボタンの上に横っ面shiftキーまでついてテンコ盛り、使いにくい事この上ないマウスである。
だがしかたない。背に腹は変えられない。接続....認識しない....ネットでドライバ検索....あった。ぶち込めっ.....だめだ.....
かくしてオークションでシリアルポートの初代マイクロソフトマウスを購入する筆者であった。
その後コンソールチェンジャーを購入し、晴れてスキャナ専用機の運用に至ったわけだが、ここまでかかった費用は、最新のUSB接続うすうすスキャナが3台は買える額を優に越えていた。
なお、こうして取り出して見るとズボンなんかもついててなかなか愛らしい姿をしていると思うのだがどうでしょうか?

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TurboTrak Keyboard

製造元 言迷
諸元 112?キーボード/各種Fn付
Junk Point キー多いのキライ
備考 筆者のデスクトップマシンのキーボードが10年前に購入したマシンのものそのままであることは以前に述べたが、どういうわけかその後いくつかキーボードを購入している。うち1つは義父のマシン用なのだが、これはいったいどうした理由で購入したのか。
筆者は98を見限って以降根っからの106キーボードユーザーである。本来は101の方が98に近いような気がしていたのだが、コード割り当てが違う所があって結局106を選択して現在にいたっている。だから会社のマシンの109についているWindowsキーなどは何度Altキーと間違えて押してしまい迷惑した事か。
それでもこれを購入したのは\1,980と言う値段もさる事ながら、「とりあえず109も知っておく必要があるな」というぐらいの動機だったような気がする。
だが箱を開けてみると....パッケージのMicrosoftキーボードもどきのイラストとは似ても似つかないフォルム、ふにゃらっとしたタッチ、それによくわからないファンクションキーのオンパレードで、筆者の使用意欲は一気に減退した。
すっかりわすれていたのだが、先日どこにもないと家中探して見つからず、結局買ってきたAT←→PS/2変換コネクタがこんなところについていた。やれやれ。

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109 Keyboard
製造元 言迷
諸元
Junk Point
備考 義父にPCを頼まれた筆者は、パーツ求めて秋葉をさまよっていた。それまでPCを触ったこともない人間にいきなり自作機というのもどうかという気がするが、酒の席で「今(97年頃)なら6万円も出せば『とりあえず使える(動く)PC』が出来ますよ」なんて言ってしまった手前、あとには引けない。 なんとか一通りそろえた中にあったのが、このキーボードである。クリック感がなく、ヤクルトの瓶のような手触りのヘンなキーボードだった。 結局その自作機は、さしたるトラブルもなく、またさしたるお仕事をすることもなく、致命傷を受けて筆者宅に里帰りすることになる。こんなことになるなら、あの時見たマシンを\70,000で買っておけばと思うことしきりではあった。  

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106 Keyboard
製造元 言迷(多分CompaqのOEM元)
諸元
Junk Point
備考 先の109 Keyboardの項でも述べた義父PC用パーツ漁りの途中、湘南通商に立ち寄った筆者は、当時流行りの一体型のPCを見つけた。
”DOS/V”
なんと潔いエンブレムだろう。そのまんまである。どこかで見たことあるような気がする形ではあるが....
スペックを見ると、Pentium-75MHz、メモリ8MBとある。
\70,000という価格に散々悩んだ挙句、「いや、自作ならこの値段で100MHzクラスのマシンが組める。メーカー製品ならともかく、こんな素性のわからないジャンク機に\70,000投資するのは危険だ」と思い直し、店を後にした。
今思い返せば、あのマシンを買っておけばあっさり破壊されることもなかったかも....と思うのである。後で調べたら、どう考えてもあれはPresario 5526であった。ということはドライバ類もそろっている。惜しいことをした。
....で、だいぶ後日になって湘南通商を再訪したおりこのキーボードを発見、懐かしくなって買ってしまったのだ。上記の話とはほとんど無関係な買い物である。

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IBM 5576-A01

製造元 日本アイ・ビー・エム
諸元 106key OADG
Junk Point 餅が腐ると勿体無い
備考 ジャンク屋を回るのを半ば趣味としているような筆者であるからして、使用するPCのパーツのメーカーや出自、あるいはリーガル/イリーガル(←こらこら)についてはさほど気に留めるほうではないのだが、そのなかでキーボードだけは比較的こだわっている方だという気がする。
勿論「何枚も買い揃えて、使い心地を比較する」などといったマニアではないのだが、やはり基本は押さえてほしいと思うのだ。最近のノートにおいて英語/日本語キーのパーツ共通化のための文字キー右端2列ナロー化や、(IBM如きは不等長のくせして『フルピッチキー』などとのたまうものだから余計腹立たしい、好きなメーカーだけに)東芝などに見られるEnterキー右側へのキーの回り込みなどは問題外としても。
そんな筆者だが、周囲の評判に乗せられる(というか、勝手に舞い上がった)形で衝動買いしたのが、この半ば伝説と化しているキーボードである。購入先は言わずと知れたムラオカ、しかも展示されていた品がほとんど使用していないような雰囲気のある逸品だっただけに、せっかく義母から贈られた国家資格試験合格祝いの過半を注ぎ込むのを防ぐことができなかった。
ここをごらんになるような方はこのキーボードの性能や評判についてよくご存知と思うので、あえてここでは解説を入れないが、筆者が使用した感じは重厚かつ精緻、といったところである。Dellのように、タッチや反発が軽すぎてまるでヤクルトの瓶をこすり合わせてるような音のする最近の安物キーボードは疲れる上に不快であると思うのは筆者だけではないだろう。
メカニカルノイズ(実際にはmembrane switchなのだが)には好き嫌いがあるかも知れないが、自室で一人使う分には近所迷惑でもないし、打鍵のリズムを出すにはこちらの方が良い感じがする。
今まで使用してきたデスクトップ用のキーボードに比べてaltキーが若干小さく、ショートカットが多少やりにくいという所はあるが、これは慣れが解決してくれるであろう。
タトえ首さんたちの絶賛ほどではないにしろ、この名機を好ましく筆者ではあったが....11年付き合った初号機付属部品最後の生き残りである106キーボードもまた捨てがたく、完全移行を躊躇している。というわけで、購入先のこともあってここに掲載した。決してネタ枯れ対策というわけではない。と、思うのだが....うーん....気持ちいいぞ....(使用中)

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TCS-9700VL用106キーボード

製造元 富士通
諸元 OADG106キー
Junk Point 左shiftキー渋り
備考 前の5576-A01の所に出てきた、我が家における最古参のAT互換機用キーボードである。
構造そのものは現在の低価格PCについているようなmembrane switchのキーボードである。だが流石は今や絶滅寸前のmade in Japanというべきか、あるいは11年も使い続けた慣れなのか、タッチが筆者にはとても使いやすいのである。
5576-A01がピアノの名品とすれば、こちらはよくできたシンセのタッチとでもいうべきか。クリック感はあまりないが、押し込んだ時のキーの当たりが強すぎず頼りなさ過ぎず、キーを押すように素早く操作するには丁度いい感じなのである(5576-A01はリズミカルに叩く感じで丁度いい)。
今日撮影のためにひっくり返してみて初めてP/Nを見たのだが、8520-101ということは元々101キーボードだったのだろうか。いささか出自が言迷なキーボードではある。

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IBM KeyPad V

製造元 日本アイ・ビー・エム
諸元 10キー・PS/2接続
Junk Point スモーキー
備考 以前にも書いたが、筆者が今もって細々と勤務を続ける職場に恐ろしく高価でショボいレセコンが導入されたのは今から5年前、筆者が勤務を始めた直後である。
時効だから言うが、かつての同僚がそのレセコン端末のうちの一台、FM-BIBLOの落下試験を行ったのは導入翌日のことだった。この同僚は私にPS/55N27sxをくれた女性だったのだがそれは別に口封じではない。
それはともかく、一発の試験で本体→10キー→マウスとつながっていた、その10キーパッドのPS/2ポートはその細身で重量級のノートの落下エネルギーに数分の一秒抵抗の後に敗北、DINプラグの中心にあるガイドが吹っ飛んだ。
これが原因で、この端末は以降突然マウスが効かなくなるトラブルに頻繁に見舞われることになる。動かなくなること自体は再起動すればいいからそれほど問題ではないのだが、なんせ相手はPS/2接続である。ある日突然本体もろとも御亡くなり....ということも十分に考えられる。
というわけで、筆者の秋葉出動となった。
....社費なんだから、ちゃんとした新品を買ってくればいいのに....
そう皆は思ったかもしれないが、筆者は意に介さなかった。500円というその価格はそれ以上にインパクトがあった。筆者にとって。
さて、実際に繋いでみる....あれ....効かないキーがあるぞ。そうか、掃除してないからなぁ....
キートップを外した筆者が目にしたのは、根元に集う埃とタバコの灰のComplexであった。
以来、このジャンクはレジ横で先輩の活躍を指をくわえて眺めることになる。

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