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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その501


木下隆雄「黒電話とS女を載せた気球が国境を越えたり、ちょっぷ自治区の元首が救急救命を他国に要請したりしているうちに、我が国では2度の自粛緩和を経たわけですが」
小椋良二「そういえばそういえばその前者の1日前に管理者さんがフライングした由」
木下「そ、そでしたっけ」
小椋「感染拡大抑止の為の自粛によって関東の聖地が再開することなく閉業に追い込まれる中、自身絶対に感染が許されないにも拘わらず、北近畿の聖地を訪問されていましたが」
木下「同業者やクライアントには『ただ走りに行ってくる』と言っておられたので、それでよいのでしょう」
小椋「そ、そなの?」

木下「いずれにいたしましても」
小椋「をを、ABそうり」
木下「如何に自粛が社会維持に必要と声高に叫ばれる方が張り紙をされましても、経済活動なくして日本再生なしといえましょう」
小椋「アブラに投資されている管理者さんの経済状況も、このまま越境自粛が続けば後がありません」
木下「そ、そげなことはおいとくとして、とっとと出かけましょう」
小椋「まだ県境封鎖解除1日前ですが」
木下「だいじぶ、走ってるうちに日付が」
小椋「もう変わってます」
木下「それはさておきご〜ご〜」
小椋「.....またこれかい」



木下「SGHまで400キロ、ガスは満タン、サラミ半箱、暗闇にサングラス」
小椋「Head it!....て、ワザパマニ湖畔パレスホテルボールルームからシカゴ庁舎までは、ミシガン湖沿いのルート41一直線で10マイルしかありませんけどね」
木下「スピードホリックのエルウッドのことだから、Rollersを引き連れて反時計回りにミシガン湖を一周したのでは」
小椋「1800miles/10hr=平均時速180mph=300km/h、流石排ガス規制前のコップエンジン/コップサスペンション/コップショックのクソダッヂセダンですな」
木下「それはさておき、交通法規遵守の一般人たる我々は400kmを4時間で走破、きっちり100km遵守です」
小椋「それは平均時速なのでは」
木下「だいじぶ、1度たりとも止まってませんから」
小椋「....そのうち凸するぞ」
木下「と、とにかく着きました」



小椋「....ここ、タイヤ屋さんですよね」
木下「説明的ご質問、ありがとうございますた。まあ『庇貸して母屋取られ』の典型と申しましょうか。この場合、貸主と借主が一緒というところが」
小椋「まっちぽんぷの典型でもあると」
木下「そ、そういうことでしたっけ....しかし管理者さんが暮らしておられた頃は確かこの一帯は畑だったと記憶しておりますし、2017年のレポートでも、居並ぶ自販機は店の裏手のデッキに配置され、その手前はなにやら作物が植えてあったようにみえますけど、いつのまにか駐車場になって、こちらが正面の様相を為すというていたらく」
小椋「しゃちょさんが趣味でイ意買いしたマシンを自己修理されたとうかがっておりますが、それに付き合わされる社員さんはたまったものではないでしょう。うどんを茹でにタイヤ屋に就職したわけでは無いのでは」


木下「ま、まあそれもしゃちょさんの虚仮の一念といいますか、とりあえずカウントした限りでは2020/06現在45+1〜2台の稼働/非稼働自販機が皆様のお越しをお待ちしておりますので、そっちの方が本業と言っても差し支えないと思われます。あまりにも多すぎて、パノラマ写真を企図した管理者さんの撮影画像がうまく合成できずtableタグを使う羽目になりましたしおすし」
小椋「管理者さんの撮影技術の○コさは今に始まったことではありませんが....しかし壮観ですな、麺類自販機の台数にも驚愕致しますが、宇宙に3台しか現存しないと断言しておられたボンカレー自販機の4台目がここに、最早曜変天目カレーという呼称は相応しくないかと」
木下「しかも予備機をお持ちだそうですからねぇ」
小椋「で、どうするんですか。パイレーツ宜しく左から順番に食っていきますか」
木下「我々を近海の食欲まぢん様か何かと思っているのですか....とりあえず、ここのメインディッシュは押さえておきましょう」
小椋「というと」



小椋「なるほど、出発前に『煮卵入りラーメン自販機』を求めて西へ560km走るか、こちらへ向かうか思案されていた唯一無二(現時点)の自販チャーシュー麺ですな」
木下「フライング気味の註釈、重ね重ねありがとうございますた。こちらにはお箸とコショウー、いずれもご用意しております」
小椋「何故そこで伊吹PAの如く伸ばす....」



木下「で、こちらがそのお品。これで400円也」
小椋「この手のチャーシュー5枚のせで+¥100というのはなかなかに良心的ですな。ですがこのアオサのようなものは」
木下「それが流石は家系発祥の地(の近くw)と申しますか、具材に海苔を投入していたものと思われます」
小椋「湯洗いを2度行なった上でスープを投入するマシンでですか」
木下「結果海辺の道の駅などで供される『海鮮ラーメン』の類いに微妙に似た感じになっていると思われ」
小椋「ちなみにお味は(ずぞぞぞ)...家系とは似ても似つかぬ走召薄味」



木下「そこはほら、ましん系あるあるです。混ぜてみると...あーやっぱり」
小椋「なるほど、例のカップ焼きそばもかくやと思わせるガウナ麺、しかもこれ、なかなかにコユイ味になりますよ」
木下「ダルマと同じ醤油味....というか、ベース味ももう少し濃厚方向に振ったものを使っているのではないでしょうか。しゃちょさんの気合いを感じさせる一品となっております」



木下「汁物がきたら、次は固形物」
小椋「炭水化物とタンパク質が大量に入っていたではありませんか」
木下「そこは別腹」
小椋「といいながら、深夜行のお供カフェインが胃にダメェジを」
木下「大丈夫だ、問題ない」
小椋「で、何故よりによってこちら」
木下「昨今の管理者さん、ニチレイを尋ねて三千里状態のようですから」
小椋「似ても似つきませんが」
木下「冷凍つながり」
小椋「や、やり...チープな電子オルゴォルが哀愁を誘いますなぁ」



木下「なかなかに盛られた添加物の山」
小椋「それにしても意外とご近所で製造されてますな」
木下「まあこの手の自販機は自給自足が基本ですから」
小椋「....一応冷凍ですから、自前で調理は無理なんでは」



木下「とまあ、この手の冷凍スナックにありがちなシワシワぷろだくつ」
小椋「しかしお味はというとパキッとした歯ごたえのソーセージが....か、固てェ」
木下「レンジ調理前未加熱品の割には、水分とんで皮がカピカピですな」
小椋「固くて黒くて、皮が剥けない」
木下「....何を想起しておられるのですか」
小椋「....何を想起させる形状にしているのですか>管理者さん」



木下「さてこちら、もう一方のめいんでぃっしゅ」
小椋「確かこれ、前出のパイセンさいとによれば右側のボタンは『ツナトーストサンド』だったやに見えましたが」
木下「仕方ありませんな、昨今サバ缶に押されているとおりますから」
小椋「ではなぜサバ缶トーストにしないのでしょう」
木下「言ってみただけです」
小椋「や、やり....」
木下「まそれはともかく、ドキュメント72時間@公楽園でも取り出そうとして手に炎熱攻撃を食らっていた方がおられましたので、やさしいしゃちょさんにはトングをご用意頂いております」
小椋「わーい....てこれは感染防止的にはどうなんですか」
木下「その心配をされる方は、早朝5時にこんな所に来ていないと思います」
小椋「ふ、ふんがっくっく」
木下「は?」
小椋「おやつを飲み込んで喉に詰め、ぐうの音も出ない旧サザエさん」
木下「来週もまた見て下さいね〜♪」
小椋「おーい....」



木下「でました、コレガ噂の」
小椋「前出サイトに書かれて(ry」
木下「ま、まぁ貴重なモノには違いありません。中身はともかく」
小椋「いやそれちげうだろ、中身『も』」
木下「で、では中身を....うーむ」
小椋「....これは....まあ普通のハムトーストです」
木下「公楽園のと比較すると、そうですな、アゲ太郎ぐらいか」
小椋「おっしゃっている意味が分りません。つか、何故にコンビーフを選択しない」
木下「いや昨今すっかり食事量が落ちまして」
小椋「なにも2つ逝けとは言っとりませんがな」


小椋「しかし確かにこの3品でギバープとは」
木下「とはいえ、あまりに膨大な品揃えで胸一杯になってしまったことも否定は出来ません。まさにラインハルト様宣いし所の『豪華なサラダ』という部分もあります。まずは次の機会もあるということで」
小椋「管理者さんのパートナーのご実家近所と言うこともありますしね」
木下「家族揃って来るような所なのですか」
小椋「管理者さん家ならその可能性も」
木下「あるある〜」
小椋「やり」



-- おまけ1:おみや --




-- おまけ2:20年ぶりのジロー(キックやってるか?) --





-- おまけ3:8万円のポルシェ、馬力万円のトラビは売れた模様 --
(つか、店がない)




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