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私的# | 347 |
駅名 | 西大津 | |
線区 | 湖西線 | |
捕捉日 | 1986/01/09_09:58 | |
種別 | 黒四角 | |
タイトル | 「延暦寺里坊の石積みがつづく駅」 | |
他スタンプ | − | |
湖西線は筆者が小学生の頃に開通し、CTCや高架化により「ミニ新幹線」と呼ばれた。だが後になって筆者が時刻表を愛読し始めると、この線あるがばかりに「雷鳥」「日本海」「つるぎ」「アルペン」といった魅惑の優等列車は筆者の故郷のジャンクション駅・米原を無視して通りすぎる....という怨嗟の対象となった。 後にカミサンと車で京都の蛸薬師さん近くのお宿に泊まりに来た帰り、京都市内から延暦寺のある比叡山を抜けて、湖西の道を走った。靄にかすむ湖面から葦の水郷が、薄日に映えて幻想的な光景を醸し出していた。その感歎を伝えようとナビシートを向いた筆者が見たのは、いつものように火暴目垂するカミサンの幸せそうな寝顔であった。 ....ともあれ、この3日間で45個、閑散区間を含んでいた割にはなかなかのペースだったように思う。どうも中途半端な時刻に終了しているが、以降は湖西線の旅でもしたのだろうか。以前も書いたが、筆者は近江塩津のような駅が好きなのである。 |