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結局もう一枚逝く羽目に ヤフオク相場は1000〜12000ぐらいか |
ニワカkeyboard Junkyの筆者にとって、FILCO=CherryMXの印象は強く、逆にALPSスイッチの機種は殆ど触ったことがない(剣などを店頭でちょこっといぢった程度)。
ALPSスイッチと聞いて前出のIBMキーボードのような「軽荷重tactile」を想像していたのだが、どちらかというとDELLのAT101Wに近い「重めの押し下げ圧+tactile」だった。
ただいくつかのサイトで紹介されているように、このキーボードはキー真上からの垂直に近い打鍵を要求し、そうでない操作をした場合、わりと頻繁に取りこぼしが発生する。
この現象がこの機種に一般的な問題なのか、この個体特有の現象なのかは判断しかねる。
しかしそれを除けば、筆者にとって押し下げ圧もtactile音も好ましい印象の範疇に入るキーボードである(音の近所迷惑の有無はともかくとして)。
このページをまとめるにあたり、このキーボードが発売当初いくらぐらいだったのかを調べてみた。
だが、発売開始が今から18年前の1997年とわかっただけで、値段までは突き止めることが出来なかった。ヤフオクの出品価格を見ても、下は¥1,000から上は¥12,000という有様である。
筆者を含め、世に言う「メカニカルキーボード」つまりtactileがあるキーボードを好むむきには、悪くない選択だと思われる。
ただ問題は、程度の良い個体が残っているか....その点だろう。
尤も簡易軸をモノホンのALPSスイッチに載せ替える猛者も居られるようだし、一般人の方には今も簡易軸採用の安価な機種が発売されている模様だから、そちらの選択ということもありかもしれない。
なにより、筆者のように元より「おヂャンク上等、ネタ歓迎」な自爆主義者には、例えそれが本当に土から掘り出してきたような『掘り出し物』でも、まったく問題ないように思われる。(←こら)
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