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取り敢えず絶縁テープで固める 破断寸前箇所にテンションがかからない様に巻き、ケーブル止めに強引に捻じ込む |
これが他のModelMと同じようにRJ-45接続のケーブルであれば、余っている極太カールコードを接続すればいいので問題ないのだが、このような直生えでは、交換ケーブルを探すか、同じケーブルを持つキーボードをもう一台探してきてニコイチするしか方法がない。Unicompで売ってくれればよいのだが....
筆者の最初の修復プランは「ストッパーをケーブルのPS/2端子方向の破断がないところまで移動させて固定する(=破断部分を本体内に格納してしまう)」というものだった。
しかしこのケーブルは妙なところでカッチリと作ってある。ストッパーとコードがどうしても分離できないのだ(当然なのだが)。
それにケーブル全体を調べた感じでは、破断がない所もかなり風化が進んでいて、もしストッパーを移動できたとしても、早晩新しい固定箇所が割れてしまう可能性が高いように思われる。
結局、以前までやっていたようにビニールテープで破断を固定し、さらに根っこからもげないように、ビニールテープをストッパーの外周まで巻き進めて、ストッパーをその外周テープごと筐体の溝に挟み込んで、外側向きのテンションをビニールテープで受け止める....という、かなりローテクなものになった。
筐体との嵌め込み精度が高いストッパーにビニールテープを巻いたため、押し込むのは非常に苦労した...が何とか入った。
さて組みあがって....プチプチとダンボールで作ったキーボード袋に入れようとして、この部分が折り曲げられてしまうことに初めて気が付いた。.....が多少強化されているので、まぁいいか。
今日のUnicompサイトを見る限り、このキーボードに相当する現行モデルは販売されていないようだ。
ということは、TrackPointのボタンなり、ケーブルなりが駄目になると、その時点でなまんだぶ...ということになりかねない。
本体が頑丈だと思って乱暴に扱っていると、あとで泣きを見る目になりそうなのである。そういう意味においては、EnduraProを逝く度胸とおぢぇぢぇと語学力があれば修復可能な5576-C01の方がまだ安心であるといえなくもない。
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