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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その400


小椋良二「日に日に冷え込んで秋も深まって参りました。秋といえば」
木下隆雄「西岐阜の『大吉』ですな」
小椋「よく分りませんが、繁殖期は過ぎたのでは」
木下「それこそ意味が分りませんが....そういう貴方の秋といえば」
小椋「やはりここは基本『読書』でしょう」
木下「Jared Mason Diamondのハードカバー3冊絶賛積ん読中の方の発言とは思えませんな」
小椋「あ、あれは管理者さんの蔵書で....ってそんな些末事はさておき、久々に『さよならジュピター』なんぞ読んでおります」
木下「単亀頭空中レシプロ機関はクランクシャフトなしではムリなのではないでしょうか」
小椋「な、なぞ....その冒頭の○○Xシーンはともかく、大コケした映画とちがって、ノベライズ版である小説は非常に完成度の高いSFだと思います...が、一点納得いかない場面が」
木下「ほぉ、といいますと」
小椋「月軌道上L5コロニー宇宙港でミリセント・ウィレム女史が開いた『アタッシェケース型のコンピュータ』です」
木下「あぁ、あの数ギガバイトの容量をもつ携帯用コンピュータのことですね..『HLSI』というのはSSDのことでしょうか、音声認識装置も付いているところからすると、丁度ちょっと前のネットブックかタブレットぐらいなのではないでしょうか。なかなかにレトロ趣味の方です、"Missing link"を追い求める天才宇宙言語学者だけに」
小椋「そっちかよ....ってまぁ、この映画作品がノベライズされたのが1983年、マシン世代的にはPC-8800あたりの8ビットパソコンの時代でしたから、ディスクメディアでも数MB、RAMに至っては100KBオーダーのころですし『あと200年もすれば、コンピュータの容量も1000倍〜10000倍ぐらいになってるだろう』と想像したんでしょうね、小松っちゃんとしては」
木下「そこら辺が10進数人の発想なんですよね。バス幅からいえば、件の進化は当時の8bitから32bitへの進化ぐらい....まぁ『未来』というよりは『次世代』ぐらいかと」
小椋「実際そうなってるわけですけどね。しかし当時のマイコンユーザーからすれば、現在のコンピューティング環境など正に夢想の世界でしかなかったわけです。普通のオッチャンオバチャンがてのひらサイズのネットワーク端末を日常使いしたりとか、セ○フ○○画像をネットにうpしたりとか、誰かの様に」
木下「が、ガラクタを買い漁っては修理し放置...の無限ルウプレポを公開したりとか、誰かの様に」
小椋「だ、誰のことだろう」
木下「さ、さぁ....」

おーばーてくのろぢー?

小椋「で、110年後の技術を今体験してみようということです」
木下「つか、モロ焼き直しではありませんか」
小椋「何を仰るのですか、BBY-01のブリーフィングルームでも、新見女史が『次元波動爆縮放射器のシステムチャート』をタブレットから床面ディスプレイにドロップしていたではありませんか」
木下「あれはちとこれに似ていたかと」
小椋「もしもし〜本題に戻っていいですか〜」
木下「あったのですか、んなものが」
小椋「ですからこのうすらデカイ役立たずをぶつけてしまおうと」
木下「をを、けんぷ提督」
小椋「ちげ〜」



小椋「せっかく最先端の流行に敏感でオシャレ、レトロでモダンなこのコーナーですから、折しも発表された『8』とやらを、今日までほぼク○の役にも立っていないこの『富士通Stylistic Q550/C』に突っ込んでみましょう、画面にもそう表示されていることですし」
木下「前半は完全フカシですし、後半の二者は矛盾しているのではありませんか...つかそのマーク、横倒しです。天王星の様に」
小椋「まとめツッコミ乙です。せっかく木反PCを数多所有している我々、まさにそのためにリリースされたようなOSを試さない道理がありましょうや、いやない」
木下「UGで3英世ちょいという投げ売り価格はたしかにそうかもしれませんな。今までの窓、それも一部のリリースはタコ...いや高杉でしたから。しかし『スペックは値段の指数関数』というのはここの経験則ではなかったのですか。とりあえずシステム要件は満たしているか調べた方が」
小椋「ハードのスペック知らん」
木下「を、をい〜」
小椋「ま、M$のサイトを確認してと...なるほど、意外にシステム要件は7から上がってないようで、何とか突っ込めそうでしょうか」
木下「問題は画面解像度ですか、1366x768は某網本のスペックそのままの気がしますが、Windows7木反PCでこのスペックはちょっと....しかも選りに選ってこんな『モサーリスティック』に突っ込まなくても、まず数多あるデスクトップでやってみた方が」
小椋「こっちに入れてダメでも、被害ゼロ」
木下「や、やり....」
小椋「大丈夫です、PP版をオンキョー木反に入れた事例があります」
木下「Core-i7スレートのレポって、何だか参考にならない希ガス」
小椋「ま、まぁとにかくシステム要件サイトに置いてある診断ソフトを走らせてみましょう」



小椋「特に大きな問題はない....かな?」
木下「スナップというと、MetroUIのマルチウィンドウ表示ということでしょうか。これは要らない機能ですか」
小椋「管理者さんのように、スキャナで取り込んだPDFドキュメントを見ながらデータ打ち込みというような作業をするには マルチウィンドウ表示が必須でしょうが、まず普通の方はバックグラウンドで走ってれば問題ないのではないでしょうか」
木下「放置ならなおさら無問題」
小椋「ごぁっ」
木下「診断ソフトからショッピングに直結とは、なかなかあざとい真似を」
小椋「気が変わらないうちに叩き売ってしまおうということでしょうか、調べているうちに自分のプラットフォームで未対応な部分が見つかって『やぱやめた』となる前に」
木下「そ、そんなバナナ売り」
小椋「不適切な表現を取ると皮でスベって黒玉逝き」
木下「あた〜らし〜い朝が来たッ」

来週もまた買うのだッ

小椋「購入手続き後早速DL開始、2GBチョイぐらいですか」
木下「UG版だから直入れが基本なんですかね」
小椋「DL後『直』『USB』『磯』を三択できるようです...が先日のこともありますし、今回は直でやってみましょう」
木下「ところで、後ろの方は」
小椋「特に意味はない」
木下「やり」

流石名前に違わぬ大食漢

木下「要求高杉ッ」
小椋「16GBとはまた豪勢な....しかし旧バージョンを削除する選択もあるんだから飛ばしてくれても良さそうなんですけど、無視して次へは進めないようですな。仕方がありません、とりあえず外部インストールメディアを作成してSSDをフォーマットしましょう」

スタートスプラッシュで固まった

小椋「あ、あり?」
木下「固まりましたな。どこかのサイトに『USB経由でのインストールはセルフパワードなハブでないとダメ』という記述があったような」
小椋「電力の問題ではないのかもですな、USBフラッシュディスク自体の相性問題かも」
木下「32GBという白い巨象である件について」
小椋「だ、大丈夫です。我々にはまだDVDという手法が」
木下「それ、こないだぬりかべ2号でコケたやり方じゃ....」



小椋「とりあえず電源をぬりかべ君2号からとり、同じバスパワードHUBでつないで...ををキタコレ」
木下「しかし木反PCに入れる場合、きぼどをつながないとどうなるのでしょう。セットアップの段階からタッチキーボードが出てくれるのでしょうか」
小椋「流石にそこまで試す根性はありませんでした」
木下「根性つか、めんどっちいちゅ〜か」
小椋「ぎ、ぎくぅ」



小椋「そんなこんなでインスコ終了。ご覧下さい、この見違えるようなヌルサク、これぞ正に22世紀の石板」
木下「確かにカーネルからUIまで見直したとはいえ、驚くほど軽快に動作するようになりましたな。...つかいままでの7ぷろが重杉という話も」
小椋「仕方ないですな、あれはオマケのタブレット関連技術を基本機能として作った木反でしたから」
木下「若干画面が縦圧縮気味な感じがしますが」
小椋「あぁ、それは...」



小椋「『Z670+SM35 Express』のディスプレイドライバが導入されずに、Microsoft標準ドライバとやらが入ってる為に画面モードをパネルに合わせられないようなのです。パネルも『非PnPモニタ』になっていて、輝度が調整不能で走召マブシイ」
木下「やりやり」
小椋「他にもいくつかの不具合があるのですが、全体としてはキビキビ動く軽快タブレットになりました。やはりスナップは使えませんが、巨大なパネルでもありませんし、コレで問題ないかと」
木下「それは何よりです....がそういえば」
小椋「まだ何か」
木下「今回このコーナーが

400回記念

だったわけなのですが」
小椋「そうですな、重ねてメデタイ」
木下「で、『いんぱくとのある女又を』と貴方がひねり出した今回のタイトルが完全企画倒れな件について」
小椋「じ、次回もまたお楽しみに〜」
木下「をーい」




....その401へ続く(デバマネはどこだ?)