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短期集中連載(笑)

−この物語は、フィクションである(?)−


その272

小椋良二「前回思い切り手抜きなネタでいきましたが、意外にも読者の方約1名から反応があったようです」
木下隆雄「まさか本当にお使いだったとは、流石富山湾産の蛍烏賊ならぬ狭山の夜行水棲生物さんです」
小椋「管理人さんが思い切りリキんで書いた回は全く反応が無く、こういう回に得てしてレスがつくというのが、このコーナーの本質を如実にあらわしているとも言えますな」
木下「まったくです」

小椋「で、今回はどちらのぱたーんでいくんでしょうか」
木下「当然決まってます。このクソ忙しい時期にダラダラとネタを引き延ばすような愚考は管理人さんの辞書にはありませんな」
小椋「なるほど、ではコネタいってみましょう」

もちょびーん

木下「え、えと....コネタでしたよね、確か」
小椋「その通りです。どう見ても小物です」
木下「いやあの、そういうことではなく....」

これっきり

小椋「ごらんください、潔いまでに何にも付いてない、たったこれだけのセットが\2,100です」
木下「なるほど、出品者様のご指摘どおりにメモリー病全開、しかもAC-DCジャック形状がThinkPad標準の丸型と全然直径違ってて使えないと」
小椋「これをげっちゅーした時の管理者さんの興奮が目に浮かぶようですね、絵に描いたようなオイシイおぢゃんくさまです」

中央はバカ

小椋「というわけで、さっそくバラしです」
木下「早速という割には、ゲットしてからもう2ヶ月近くたってますね」
小椋「誤差範囲」
木下「やり」

二枚におろす

小椋「ご覧ください。思ったより簡単に真っ二つです」
木下「ユーザビリティの高い製品ですね。流石は事業者向け製品といったところです」
小椋「そういう製品がバカっと開けてしまっていいんでしょうか」
木下「さ、さぁ....」

一応対策済み版らしい

小椋「それはともかく、これってどうもメモリ病対策済みの後期型みたいですね、ヒートシンクの角っこが斜めにカットオフされてますし」
木下「ホントですね。で、これでもダメだということは根本的に設計が○コだったと」
小椋「やっぱ大和製ぢゃなきゃダメですね、自己啓発本なんか作ってる場合ではないです」
木下「何のことやら....でどうするんです。メモリをマトモに認識しないんではインストールだってできないでしょ」
小椋「結局BGAパッケージのCPUピンの接触不良という説が有力ですよね。ならば再接触させてやればいいだけのこと」
木下「なるほどボデープレスですね。では導電スポンジか発泡スチロールでも」
小椋「何を仰ってるんですか、極小ソフトが「窓」なる製品を発売して以来言うではありませんか、『メモリの一バイトは血の一滴』と、その血が噴出したら止める方法はたった一つです」
木下「は、はぁ?」

詰め物といえば

木下「....鼻血も出ません」
小椋「当然です、昔からPCの詰め物といえばコレです」
木下「ま、まぁ....どこかのみいそなタブレットPCにHDDを内蔵させて、ぷちぷちを詰めておられる方がいましたが、確かにこういうところに詰めるとすると『柔らかい・電気を通さない・熱に強い』素材が必要になりますね」
小椋「よくおわかりですね、導電性というところで導電スポンジはXだし、熱の問題で発泡スチロールやプチプチなんかはハジかれるわけです」
木下「....なんだか合理的な気がしてきました、管理者さんの530CSみたく」
小椋「それ、『持ち上げてオトす』ぱたーんです」
木下「わかった?」

よゆ〜

小椋「それにしてもこのHDDベイはずいぶんと太平洋です」

とりあえず固定

小椋「しかも上下左右どの方向にもHDDがガタつくみたいですね。その上ネジ固定でもないし、こんなモバイル専門みたいなマシンではちと考えられない設計です」
木下「このおぢゃんくさまでは欠品ですけど、一応HDD固定枠が付いてるようですね....でもこの辺の捩じれ応力が基板にかなり影響を与えてメモリー病を発生させていたのかも知れません」
小椋「ま、IBM設計じゃないからしょうがないですね。とりあえず電源投入してみましょう」

この時だけカウントロジック発動(言迷)

小椋「な、なんでメモリカウントする....」
木下「その辺が言迷タブたるゆえんでしょうか」

「16000Kbytesの呪縛」とりあえず消滅ヘ(^◇^ヘ)(ノ^◇^)ノ

小椋「ご覧ください、見事24MB全メモリ認識しました」
木下「あ、そういえばこれのメモリって5VのFPMですよね....ではさっそく530のととっかえっこしてみましょう。もっかい二枚下ろしと」
小椋「やめてくだはひ....せっかく動いたのにひぃ....」

久々のdos登場

小椋「さて、あとはインスコですな....dosのカードドライバが無いので仕方がありません、他のThinkPadにTypeAdaptorでつないでCABファイルコピーです」
木下「それはいいんですが、TypeAdaptorに接続するHDDをFAT32でフォーマットするという初心者みたいなミスは避けましょうね、恥ずかしいから」
小椋「さ、さぁ行け〜」

どうやって入れと?

木下「....なんでわざわざこんな長いディレクトリ名に?」
小椋「い、いやそのWin98とどっち入れようか迷ってしまって....」
木下「とりあえずリネームしましょう」
小椋「あ"、k/bつなぎ忘れた...」
木下「やり」

インスコ中

小椋「なんとかここまでたどり着きました。あとはCF-01とかいうマシンのペンサービスを入れなければいいんですね」
木下「その奥歯にモノのはさまった言い方は止めましょう」

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小椋「申し遅れましたが、電源として使ってるのはこのマルチAC-DCアダプタです。こういうスグレモノもあると最近知りました」
木下「そのかわし本体より高いですね」
小椋「しーーーーーっ!」

大型零三(^^;

小椋「いいですねぇ、9103もいいですけどやっぱハンドル付いて片手でホールド片手でつつくという立ち食い蕎麦のようなタブレットスタイルがとってもグーです」
木下「持ち方によっては時々16MBになったり15MBになったりするみたいですね」
小椋「まあ人生晴れたり曇ったりということで、北陸の空よりはマシですから」
木下「は、はぁ....」

ここまでしか入らん

小椋「スタイラスも欠品だったので、Palmのを使ってみたのですが、これがなかなかグッドです」
木下「重さも太さも良く出来てますね、ではしまってみましょう」
小椋「知ってて聞くなぁ〜〜」
木下「ここのでふぉ」

よくあること

木下「で、コレは何ですか」
小椋「ぐぼあっ」
木下「結局再度真っ二つですね」

不要不急品か

小椋「あってもなくてもいいようなモノの為に....」
木下「まぁまぁ『おおらかなココロが成功の元』と『ぢゃんく道』にも書いてありますし、年の瀬ぐらいは穏やかに参りましょう」
小椋「そうですね、前回に足りなかった分をここでやっちゃいましょう」
木下「何をでしょう」

雪でも降らせば完璧(^^)v

小椋「めりくり」
木下「やりくり」

....その273へ続く(これも代償行為か?)