塩山
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私的# 407
駅名 塩山
線区 中央本線
捕捉日 1986/03/14_10:32
種別 紫丸
タイトル 「しゃくなげと紅葉の西沢渓谷の駅」
他スタンプ  −
塩山は甲州街道沿いの町なのだが、筆者にはそれよりも奥多摩から丹波山を抜けて大菩薩を下ってきたところにある....という印象がある。最初にこの峠を越えたときは真夜中で、しかも街灯がひとつもない区間が長い。原初的な恐怖を覚える山道であった。
筆者の大学時代からの友人であり、鍼灸の大先輩である佐藤禎之氏は、この塩山の近隣・山梨市の出身であるが、中学だか高校の時に、山梨市からこの丹波山を抜けて奥多摩を通り、新宿に至る徹夜マラソンを学校行事でやったという。
一般の人間からするととても人間業とは思えないが、幼少の頃からこうした軍事教練を課していることが、山梨県が中田英寿や佐藤といった俊英・奇人を生む下地になっていることは間違い無い。