「厭なことは早いとこ済ませてしまおう」
という気持ちが無かったといえば嘘になる。
その後横浜で最初の仕事に失敗し、なんとか白金にある病院に次の職場を見つけた筆者が最初電車で通っていたときにこの田町を利用していた。
この駅前にあるカレー屋で時々朝食を摂っていたが、職場の女性たちには「よく朝からカレーなんか食べられるね」と呆れられていた。当時その店はほとんどの店員がフィリピーナの女性だったのだが、それは筆者が利用していた動機とは関係ない。むしろ筆者としては、魚藍坂にある「水を出さないカレー屋」のほうが好きだったのだ。いやまぢで。