三瀬谷←紀勢本線→尾鷲 | ||
Previous←番号→Next | 目次 |
![]() |
私的# | 310 |
駅名 | 紀伊長島 | |
線区 | 紀勢本線 | |
捕捉日 | 1986/01/07_15:50 | |
種別 | 赤六角 | |
タイトル | 「レクリエーション都市の駅」 | |
他スタンプ | − | |
筆者の実家がある滋賀県・伊吹町の町内会は、旅行というと大津市にある「琵琶湖温泉紅葉パラダイス」か、この「長島温泉スパーランド」かのどちらかであった。 交通手段をほぼ鉄道に限定していたこの頃の筆者からすると、名古屋周りのかなり遠い場所だという印象を受けるのだが、鈴鹿山中を抜けて四日市から下ると意外とすぐの場所である。 もちろん町内会旅行であるからして、子供もついていってOKなのだが、お昼に厚化粧のドサ周りオバやん演歌歌手のリサイタルや、きれいなおねいさん達が踊るフロアショーを見せるのはどうかと思うのだ。 当然筆者にはそうしたものに興味がなくゲーセンでメダルゲームに興じては、帰りの時間に数百枚集めたメダルの処置に困ることになるのであった。帰りのバスの中で筆者は『Gメン75』のエンディングテーマ3連発などをやらかし、周囲の睡魔を誘ったのを昨日のことのように思い出せる。 それにしても、小学生だった昔の筆者の目から見ても、「都市」は言い過ぎである。自治体やJRの意気込みはわかるが、ここはどう見ても『寂れた熱海』程度の地方の温泉町であった。 |