大津
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私的# 299
駅名 大津
線区 東海道本線
捕捉日 1985/10/13_00:08
種別 黒丸
タイトル 「四季を映す琵琶湖の駅」
他スタンプ  − 
父が滋賀県職員だったこともあり、筆者は大津を何度か訪れている。当時県下最長の滑り台が希望が丘公園にあり、そこに連れていってもらったときのことはよく憶えている。今のロングスロープのようにローラー式でなかったので、余り滑りがよくなかった。
今はどうか知らないが、当時の大津駅のホームのベンチは、背ずりが屋根まで届く高々とした物だった。今にして思うと、比叡おろしを防ぐ防寒タイプだったのかもしれない。
このときは00:07着、00:16発とある。手元に当時の時刻表がないのではっきりしないが、筆者はここで「きたぐに」を捕捉したように思える。が....欄外にこのような記述がある。....
鹿児島本線の八幡駅から延々押し続けて今日1日で26個(正確には25個)、この時点でもうほとんど死んでいたが、このあと「きたぐに」福井下車、始発−(西金沢)−2番(列車)→(金沢)という行程が待ち受けていた
....以下どうなったかは、これも旅ノートからの文章を引用しよう。
1985.10.13 4:58 福井駅始発255M内にて
疲労はもう極限に達している。九州ワイドのB券ほしさとは言え、大津0:16→2:57福井5:13→6:30西金沢7:16→7:22金沢と、最後の夜は前2回の夜行折り返しよりさらにハードである。しかも今回の「きたぐに」は"予想通り"座れなくて、クハネ(583)の車端の、細長いデッキに横になった。しかし駅到着の度に起こされ、実質的にはほとんど寝ていない。寝たといえば福井駅の待合室でだが、これまたにぎやかなグループのお陰で1時間ほど寝ただけ。もうこのままスッと金沢へ帰ってしまいたいのだが、集めた下車印のためだ、ガンバロウ(家まであと約3時間)

....余談ではあるが、今日こんなにしてまで収集した券の数々のほとんど全てが散逸してしまっているのである。