長野
篠ノ井←信越本線→黒姫
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私的# 123
駅名 長野
線区 信越本線
捕捉日 1985/03/07_23:45
種別 黒四角
タイトル 「一生に一度はお参り・善光寺のある駅」
他スタンプ  −
かつて金沢〜上野を信越線経由で結んでいた急行「能登」は、下り上野発21:01〜金沢着5:59、上り金沢発21:54〜上野着6:42と利用しやすい時間帯、周遊券でも利用可能な自由席連結、そして評判が今ひとつとはいえ14系特急型客車使用ということで、筆者をはじめ「鉄愛」のメンバーがよく利用していた。このときも長野駅の時刻を見るに「能登」に乗っていたとみて間違いないだろう。
....それはいいのだが。
どう考えてもこの日、この時刻に旅をしているということ自体が非常識である。先の「山陰〜四国鉄愛合宿ロード」から帰宅してわずか2日後、今度は北へと向かっている。いったい何を考えているのだろうか。
なお、当時の長野駅は現在の現代建築ではない、善光寺の伽藍を模した重厚な建物だった。地元の方をして「百年の悔恨」と言わしめたあの長野オリンピック大改悪築以前の駅舎しか、筆者は知らない。静まり返った駅前には、ものすごく不味い蕎麦を当時の駅蕎麦の倍以上の値段で食わせる屋台があった。もうあの頃の雰囲気はないのだろうか。