AXIA ix-20

製造元 アクシア
諸元 35万画素CCD/640x480モードで133枚撮影/スマートメデイア8MB
Junk Point 急いては事をし損じる
備考 このデジカメを購入した当時、筆者は何を考えていたのだろうか。愛機KODAK DC-20が何らかのトラブルに遭い、安価でいいから直ちにデジカメが必要だった(ネタ拾いの為)ように記憶している。しかしいくつかある「トイデジカメ」の中から、このような一番○コなものを選択してしまうのは、やはり筆者の真骨頂と言わざるを得ないだろう。

スペック的にはなんら問題がない。カタログ値を見ると十分な性能に見えるし、また当時はあまり魅力的なポイントでもなかったが、USB接続やWebカメラ機能、VIDEO-OUTなど、意外に便利そうな装備も持っている。

だが....画質はというと、これが最悪だった。
後に入手することになるSANYO DSC-SX560はもとより、DC-20にすら遠く及ばない。まるでシャギーのかたまりのような画像だった。
それにCCDの感度が低いせいか、室内ではほとんどストロボが必須なのだが、これまたストロボを使用すると被写体が思いっきりハレーションを起こしてしまう
さらに腹立たしいのは、ストロボの充電が完了するまで(電池が満量でも約2〜3秒間、古くなると10秒近くかかった)、メモリーへの書き出しが終了しないというお粗末な設計だ。
この機構のために書き出し終了前に電源を切ってしまい、撮影した画像を何度吹っ飛ばしたことか。
サイズ的には非常に手ごろで扱いやすいのだが、とにかく雑なつくりのこのカメラの現役期間は非常に短かった。とりあえずWebcamに使えるようなので、一度試してみようとは思うが、ACで動かないので、あまり実用性はなさそうである。筆者所有のデジカメの中で、最もジャンク度の高い一品といえよう。

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