5inchベイクーラー
製造元 言迷(Justy?)
諸元 5V駆動・逆転ダブルファンによる強力冷却
Junk Point 原因はほかにあった
備考 買ってしばらくその速さにシビれた初号AT互換機「大同TCS-9700VL」だったが、ある日ふと気づいてchkdskをかけた....出るわ出るわ、不良セクタの山が。
特に電源をブチ切ったわけでもなく、ちゃんと最後に「smartdrv /c」で書き込みを済ませている。どうもおかしい。そういえば「HDDの過熱が誤動作を生む」と聞いた事がある。特に最近の高速ドライブ(素のIDEですけど)は発熱が多いからなぁ....
....んで、このクーラーが我が家にやってきた。モーターは小さいが、かなりやかましい。でもこれで障害がなくなると思えばと、我慢して使うことにした。
しかし回せど冷やせど、不良セクタは一向になくならない。
ふと、PCの電源を入れる時に一瞬蛍光燈が暗くなることに気がついて、念のためコンセントにテスターを当てた.....『89ボルト』あかんがなーっ。
翌週速攻で電気工事が入り、同時にクーラーは取外された。
....しかしその後も筆者は、Laplinkで接続した98VX2の仮想ドライブ目がけてPC-DOSのchkdskをブチかますなど、爆発事故を繰り返す事になる。

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モレコネ

製造元 Molex Inc.
諸元 ThinkPad535・144PinEDO-DIMMソケット用コネクタ
Junk Point 根性無し(筆者の)
備考 '97の正月3日、呆れるカミサンを1人残して筆者は、今は無きT-Zoneアウトレット館の新春特売品を逝くべく、早朝、というよりは真夜中のアキバに到着した。凍てつく車内でげしげししながら10時の開店を待つ筆者に声をかけてきた人がいる。
「私のこと、わかります?」
....はぎたさんだった。
あの時声をかけてくださらなければ、今こうして駄文を叩いているこの名機は筆者の手元に無かったに違いない。彼と同行の女性が根性で値切ってくださった、だらくやストアバレー部「半ガクサーブ」並みの「無理から超特価」であった。
長らく使っているうちに、やはり40MBではどうしても苦しくなってきた。おりしも周囲の無印535使いの外道さんたちの多くが、このモレコネを苦労して探し出し、自作で72MB化を成功させている。よし、筆者も....
....自力で部品屋を探し回る気合のない筆者は、またしても他力本願で分けてもらった。が、その実物を目にした時....
「無理だ。」
....大和の改造屋さんにメモリ込みでお願いする筆者であった。 提供してくださった方の厚意を無にした、心苦しい思い出の残る一品である。

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ふた
製造元 言迷
諸元
Junk Point 要らなかった
備考 先日のオフで炭団りじちょに「あれをアキバに買いに来る人がいるとは思わなかった」と述懐されるまで、すっかり存在を忘れていた「ふた」である。
そういえば当時はなにか必要があって買ったのだろうか。それともたまたま店頭に並んでいたので、ついでに買っておこうかと思ったのだろうか。どうも後者クサイが、そんなオフの後でこれが出土するのも何かの赤い糸を感じる今日このごろである。
タトえ首がジャンクを生産し、一般人がそれを買う。
アキバ流通経済の縮図がここにある。

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286用PLCC→PGA変換下駄
製造元 エー・ビー・エム
諸元
Junk Point うちはPGAなんすけど
備考 当時まだ敷居の高かった秋葉ラジオデパートで、筆者はそれを見つけた。
す、すみません....あの....これって...いくらですか?
大胆にも筆者は尋ねた。それはそうであろう。\158,000とラベルの貼ってあるそのCPUアクセラレータ「ABM 486SLGT-MKU」は、そう簡単に手を出せる代物ではなかった。
怖そうな(と当時の筆者には見えた)お店のおっちゃんは答えた。
「ああ、それね。\90,000でいいよ」
「・・・・?!」
今にして考えれば、海千山千のジャンク屋オヤジである。おかしいと思わなければいけないところなのだろうが、「半額近くまで値切った!」と筆者は舞い上がってしまっていた。
でも一応もう一声かけておいたほうがよいだろう。「あ、あ、あの....そうですね....うーん....\85,000ぐらいにはなりませんか?」
「ああ、いいよ。\84,000にしとこう」
なんて太っ腹な人なんだろう。筆者は夢見心地で大枚をオヤジに渡した。
・・・・後継の小型アクセラレータ486GT-Rが\30,000で発売される1週間前のことである。
さて、このアクセラレータ「ボード」といってよい巨大な装置は、純粋なCPUだけのベンチで対286比1.3程度の高速化を図るために、多大なメンテと数知れないHDDクラッシュを要求した。電源電圧を微調整しないとまともに動かない。エービーエムに本体ごと送ること3回、結局当のチップがCyrixからTiに変わって帰ってくるという体たらくであった。
大体10cm四方もあるような基板を、68pinの286ソケットに補助具なしで装着しようというのが無理がある。ましてやこんな下駄を履かせたらどれほど不安定であったことだろうか。
この下駄をよく見ると、「386SX-GT」というこの製品の1つ前のモデルプリントが入っている。同じバスで動くCPUだったからこんな流用が利いたのだが、486でこの程度だったから、386SXではほとんどスピードは変わらず、単に386Enhモードが使えるというだけが売りだったという当時のインプレッションを読んだ記憶がある。ちなみにお値段は\98,000だった。

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PS/2ブラケット
製造元 多分ASUStek
諸元
Junk Point 合うまざぼがない
備考 義父のマシンを復旧すべく破壊されたまざぼに変わって\500で拾ってきたAlladinWマザー。家に持って帰ってからブラケットが合わないことに気が付いた筆者は、シリアルマウスを探しにいくやりつぼツアーの前に、とりあえず手持ちのブラケットを何とかして使えないかと試してみた。
プラグから出ている電極は4、まざぼ側も4。
ということは、44=4x3x2x1=24通りの組み合わせがあるということである。電極を直挿ししては再起動....というちまちました作業が始まった。計算どおりなら1工程5分としても2時間で作業は終了するはずである。だがどの組み合わせを試したかという記録の手間を惜しんだ筆者は、結局休日一日を潰す羽目になる。で結局....わからんかった(火暴)
さて、戻そうにもプラの電極カバーがないんですが。

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S端子←→RCA端子変換コネクタ
製造元 玄人志向
諸元 S-IN←→RCAジャック
Junk Point ちょっと待て
備考 何事にも『流れ』とか、『シンクロニシティ』といったものがあるということを感じる方は結構おられるであろう。ある事象が成就するとき、不思議とその方向へと周囲の状況が整っていってしまうことは筆者の周りでもよくあるのだ。それが成功となるか、どハマリとなるかはともかくとして。
例によって川添氏の価格情報局をチェックしていた筆者がこの怪しげな変換コネクタに目を留めたのは、ちょうど「最強の6100を創る会」でAVカードを使った事例を見ていたときだった。
そのhpによれば、S-IN/S-OUT両端子を持つAVカードを使えば、筆者手持ちのはちどん氏寄贈AVカード付PowerMac6100/60で動画をキャプチャすることも、また逆にその画面をTV-OUTすることも出来るというのだ。しかしその時点で筆者はRCAケーブルしか持っていなかった。(と思っていた)
そうしたところに、このコネクタの情報である。しかも新品で価格は\500。
「使える。」
....何に「使える」のかはこの際置いといて、正に"渡りに舟"と思った筆者は、さっそく唯一の都内出勤日の水曜日に昼休み秋葉ダッシュをかまし、この製品をゲットしに「あぷ^2」を訪れた。
ところがレジのお兄さん曰く、
「これってS-INの方向に矢印が入ってるんですけど....大丈夫ですか?」
筆者即答。
「大丈夫ッスよ」
....S-IN/S-OUTで結線が違うことなど、知る由も無い筆者であった。
さらに言わせてもらうなら、上記写真のラベルにはごらんのように「S-Video→RCA変換」と明記されているのだ。メーカーがそう言ってるのだから、問題は無かろう。....
....帰ってAVカードのS-OUT端子を、このコネクタ+RCAケーブルを介してビデオに接続、さらに母艦につないでキャプチャしてみるが、全く映らない。
S-INにつないでももちろんダメ、あーでもない、こーでもないとやって悉く失敗した筆者はふと思った。
「同梱のアクセサリーの中にケーブルって無かったっけ?」
......ありました。純正品が。.....
そんなこんなでオグキノネタという重要な「お役立ち」を果たした純正ケーブルだが、筆者の次の目標はMac側にもキャプチャを立ち上げて母艦のTV-OUTをキャプチャし、そのキャプチャ中の画面をまた母艦でキャプチャ、そのまた画面を....という「キャプチャ無限地獄」である。そうした遠大な計画の陰で人知れず消えていくのだろうか、この新品ジャンクは....

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200W(250W)AT電源
製造元 UNIVERSAL VANGUARD INC. (200W)
CHANNEL WELL TECHNOLOGY CO.,LTD. (250W)
諸元 見ての通り
Junk Point ATマザー持ってる?
備考 微妙に独自仕様な部分を騙し騙ししながら、なんとか使ってきた筆者の初号互換機TCS-9700VLだったが、ある日ついにお亡くなりになった。電源が入らなくなったのだ。
その他の部分は問題無いので、筆者はしかたなくお気に入りだったデスクトップ型のケースを諦め、初めてタワー型のケースを買う事にした。
当時筆者がお気に入りだったジャンクショップで、「新品未使用」のケースが電源付き\1,980で出ていた。怪しい....怪しすぎる。だが特に大容量電源を必要としなかった筆者は、軽い気持で購入した。
自宅へ持ち帰って....まざぼが合わんやん....「う〜ん...やっぱり安物だから駄目だったのか」
これも筆者の巡回先だった『PC Buy-king』に行き、今度も\3,980のケースを買ってきた....やっぱり合わんやん....
そろそろここら辺でおかしいと思わなければいけないのだが、筆者のアタマの中には古来よりの金言が渦巻いていた。『安物買いの銭失い』『安物買いの銭失い』『安物買いの銭失い』『安物買いの銭失い』『安物買いの銭失い』....
気を取り直した筆者は、『俺コン』に行き、こんどはちゃんとした値段でちゃんとした(と筆者が思い込んだ)ケースを買ってきた。....やっと装着できた。ふぅ。
さて、残ったケースである。
ゴミの日に出そうにも、これは持っていってくれないだろう。だとしたら粗大ゴミで引き取ってもらうしかない。電源は....電源は壊れる事もあるんだから、取っておけばいつかは使う事もあろう。そうしてこの2つの電源が残った。
予定通り、相模原市の収集車が2つのケースを回収していってくれたある日。
残った空箱の底に、筆者はあるモノを発見した。「こ、これは....」
....まざぼ取付け用のスペーサーだった。
『腹水盆に帰らず』とは正にこのことである。

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Pocket PowerU Auto Adapter
製造元 CNF Inc.
諸元 DC最大入力:12V/10A→AC最大出力:100V 0.85A
Junk Point 萌え萌え
備考 PCを車載してナビにする....何年か前の筆者の目標について懸案となったのが、当然といえば当然なのだが「電源の確保」であった。
シガーライターソケットから取るタイプの電源が存在するのは以前から知っていたが、1〜数万円する高価なものであるとのイメージから二の足を踏んでいた。が、とある生向委オフでの巡回途中、一行と共に今はなきTぞねミナミに立ち寄った筆者は...「お、これは」
小型のボディ、黒の引き締まったデザイン、そして何より4980円というその価格。(ジャンクコーナーにあったから当然なのだが)
筆者が躊躇う理由など何もなかった。
以来、車載電源として重宝に使ってきた。PCの方は530→110→535と変遷してきたが、この小さな縁の下の力持ちは頑張って電源を供給し続けてくれた。
そして筆者のノートがTransNoteになったとき。
TransNoteのACアダプタを見た。「Input:100-240V 1.4-0.7A」うっ....全然容量不足だ....
「でもまあいいか」
いつもの出たとこ勝負に出ることにした。接続....「なんだ、大丈夫じゃん」
以来使いつづけて半年経ったある日。
商用車のラジオがつかないことに気がついた筆者は、念のためこのインバータを見た「....ヒューズ切れてる」
たかがヒューズ....と多寡をくくっていたのだが、秋葉へ行っても、車やバイクの店に行っても同じモノがどこにもない。ここに至って初めて、この機械がカナダ製であることに気がつく筆者であった。
とりあえずサイズが合わないヒューズをブチ込み、同じく吹っ飛んでいた車のヒューズも交換して、早速接続....
「ぱちっ。モクモクモクモクモクモクモク....
.....どうやら過労死だったようです。
なお、利得率71%というのも、今日購入したインバータの90%と比べると隔世の感ありだ。以って瞑すべしといえよう。

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Walkman Professional
製造元 I'ts a SONY
諸元 メタルテープ対応3ヘッド/Dolby-Bノイズリダクション/スピード調整/Line-in/Line-out/MIC端子などテンコ盛り
Junk Point Line-in端子接触不良
備考 録音/再生可能な高級ウォークマン、というよりはそのスジの方には言わずと知れたSONYの生録用Hi-Fiカセットデッキ「デンスケ」シリーズの後継(と勝手に筆者が思っている)マシンである。
実際この機が発売になった1981年当時のモデルと比較してみると、スペック的にはほぼ同等の性能を誇っていた。加えてこのウォークマンプロは重量がわずか約600g、「デンスケ」のそれが1.7kgだから丁度バッテリを入れないo(o|o)。とThinkPad535ほどの差があったわけである。
現在は友人に貸したまま紛失しているが、高性能小型ステレオコンデンサマイクとの組み合わせでは、きわめて自然な音のままの録音が可能であった。また通常のカセットデッキとしても秀逸で、当時筆者が所有していた大型のラジカセよりも、また後に大学入学と同時に購入した「LibertyCD」のデッキよりもいい音だったので、LPからのダビングはもっぱらこの機を使用していたくらいである。
....で、なんで当時高校一年生の筆者がこんなオーバースペックな物を買ったか....ということであるが。
....駅の構内放送録音してたんです。はい。筆者が悪かったです。ごめんなさい。
なお、この機は筆者が汗水流してバイトしてやっと手に入れた....ものではない。
当時公務員で土木関係の仕事をしていた筆者の父が「異動にならなければ買ってやろう。異動になれば今自分が議事録取りに使ってるレコーダが要らなくなるからそれを使え」と言い、結局異動はお流れになったために買ってもらったという経緯がある。
当時の職場で大変苦労をしていた父の立場を知らなかったわけではないが、留任を知った途端に小躍りして喜んだ筆者は子供であった。
ほろ苦い思い出の残る一台である。

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生向委のオフだ
製造元 生活向上委員会
諸元 光沢OHPシート(シール型)/怨念
Junk Point 継続は力なり
備考 ネット上で暗躍する炭団理事長の策略で心ならずも生向委丁稚に任命されてしまった筆者だったが、いずれ劣らぬタト委員の皆様に対し、一パンピーな筆者が福利厚生面で貢献する手段などあろうはずもなかった。
それでもなんとかせねば....と筆者が手を染めたのが、「グッズ政策」であった。
そのうちのひとつがこれである。
「耳なし芳一」のような白のステッカーには、はちどん氏(と、ほんの僅かだけ筆者)が積み上げたヤリつぼの数々が封じ込められている。HDD換装の際にこれをシステムボードに貼ったが為にプラッタが筐体を切り裂いて飛び出し、そこから「火暴車云しゅーたーべいぶれーど」の開発を思いついたという某クリエイターの逸話は、今では伝説から神話の世界へと移行しつつある。
なお、その他のグッズとして、
・ネームプレート
・パウチされた名刺
・ヤリつぼTシャツ
があったが、このうちお宝のTシャツは現在筆者の手許に現存しない。これも筆者の不徳の致す所である。

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