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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その480




木下隆雄「天然モノに比べて保護されたモノには面白みがないというのは一般的な見解だと思いますが、しかし保護の状態によっては天然の状態とほぼ遜色のない面白みを感じさせるケースがあるかもしれないのです」
小椋良二「唐突に何を言い出すのかと思いきや、伊太利屋人のヒボと子作りした挙げ句にやっぱり離婚した元天才少女シンガーソングライターと、昨年久々のライブで悪役女子レスラー姿をブチかました元アンドロイドヴォーカリストのことですか。確かに整形.....いや保護の方向性を間違えたために思いがけない盛り上がりを呈したようですが」
木下「そんなこと言っていると未だに裏ムーヴのリヤウィンドウに例のマークを貼ってるマイヤンの皆さんに、地元の河原でバーベキューにされますよ....てそうではなくて、現役で社会に存在するモノが、時を経てうっかり文化資産としての価値を帯びてしまった場合、どのように処するのがよいのか.... という話なのです」
小椋「なるほど、要は管理者さん、「別に楽しくなるとは限らない(これは耐久戦だ)」と奥さんに啖呵を切って出たはいいものの、山口県の山中まで日帰りロングランをかます根性とてなく、検索にヒットした手近の取材で安直に済まそう...とそういうことですね」
木下「そ、そげなリアルなツッコミはさておき出かけるぞ〜」



小椋「しかし思いがけず近くにあるものですな」
木下「とはいえお隣の県のデカさを実感しているところです。ここは例の酷道418の西半分が通っているところですし、管理者さんがちょくちょく探索している峠は山県市の西側に折り重なるように位置している山々を越えているわけですし」
小椋「そういえば、かの『犯罪者の貴方もこれで大聖人!!一発逆転即身仏!!!』もこの近くのお寺におられましたな」
木下「仏罰を落としに来られますよ....さて着きました」



小椋「なるほど、入場料1時間¥500(逓減式従量制課金)とは一応ミューセアムの体を成しておられます」
木下「まあセクションとしては2つに分かれてるわけですけどね。自販機たちは無課金エリアになります」



木下「で、こちらになります。確かになつかし自販機が一堂に会しているのですが」
小椋「が?」
木下「稼働中のモノが極端に少ない。これは残念」
小椋「と言っても、我々が知る限り世界に2台しか現存しないカレーライス自動販売機、それに1台加わって3台になったということで」
木下「しかしいずれも500エソとか、そこはかとなくボな感じが」
小椋「山の頂上では運搬費がかかるのです」
木下「なぞ」



木下「てなわけで、いつものうどんカレー定職」
小椋「本当にいつも通りですな、カレーもボ○●レーではなく、工房というところまで一緒です」
木下「しかしうどん自販機の方はよく整備されていて、お湯が多すぎるだのということはありません」
小椋「そりは秋田港にあったやつでは」



木下「こちらもありました」
小椋「ありました.....これが課金セクションにあるがために、ゲーなど全くしないのに500円払って入場とか」
木下「この懐かし且つ貧相なチーズバーガー、一つ800円です」
小椋「どこのレ●"ランドですか」
木下「そ、そげなことをこの中京地区で....」



木下「こちらは非稼働自販機」
小椋「そういえば管理者さんの地元にも、この自販機が45年ぐらい前にあったとのことですが、カップライスにこれほどの種類があったとは」
木下「赤飯や鮭茶漬けはともかく、五目寿司というのはお湯で作るモノなのでしょうか」
小椋「さ、さぁ....」



木下「そんなわけで、課金エリアでもそこそこの賑わいです」
小椋「それはそうなのですが、お隣の課金エリアの方が盛り上がっているように思えますな。一応ご紹介しておいた方が」
木下「えー興味なーい」
小椋「そうはいってもそちらがメインコンテンツのように記述がありますけど」
木下「仕方ないなぁ、ほい」



小椋「風営法違反です」




-- おまけその1:夢のクルマ、カウンタック♪! --





....その481へ続く(女房子供が啼いてるぜ♪)