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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その359


..........前回より

台北・士林の夜市

木下隆雄「.....渦巻く異臭、転がる鶏の丸焼きと豚の首、得体の知れないパチもんの山....ここは一体どこですか」
小椋良二「ちゃんと看板に出てるじゃないですか、『都会叢林』って」
木下「なるほど、『ドロイド、故郷に帰る』ですか」
小椋「彼の故郷は大陸ですよ、しかもかの林檎飛翔が頻発している工業地帯ではありませんか」
木下「とはいっても海を挟んで反対側ですからね、この国からも多くの方がお稼ぎに出撃されているようです」
小椋「まそれはともかく、異国に来たからには早速接続テストです」

まくどげし?

小椋「事前に得ていた情報では、台湾でメジャーな無線キャリアの一つがWIFLYで、一時接続用のスクラッチカードが販売されているとのことでしたが、思ったより日本のコンビニが進出していて、ファミマの発券機で買えました。1日分と1ヶ月分があるようですが、とりあえず3日滞在なのと、1日ごとの機器登録がめんどっちいとの話もあるので、500NT$(=\1,500)の1ヶ月アカウントをげと」
木下「しかも接続場所はまくど、お隣は吉牛、本当にここは海外ですか」
小椋「ま、まあそれはともかく....コンビニのおねいさんに聞いたところでは『序 号虎』がID、『密 石馬』がPASSのようです」

認証キター

小椋「はい、この通りWIFLYのアクセスポイントから『手機認証』成功です」
木下「はて、下の方に何か出てますが」



木下「『輸入手機 号虎 石馬』...って、ケータイの番号を入れろと言うことでしょうか」
小椋「ていうか、これ単なるドロイドくんでキャリア無しなんですけど」
木下「たしかネットにあった情報では、こんな入力画面無かったですよね、これはモバイルサイトのようですし」
小椋「ぬ...ところがこのブラウザ、UAが編集できないので勝手にリダイレクトされてしまうんです」
木下「てことはつまり...」
小椋「何、こんなこともあろうかと」

美藻場登場

小椋「びーもば登場、これで地図も観光地検索も桶桶です」
木下「台北のキャリア経由の国際ローミングはと....2000円/20kパケ+0.2円/パケということは、1.5MBで2,000円ですか、ぐぐる地図なんか見ていたらパケ死確実」
小椋「た、旅のパケは書き捨て〜」
木下「やり〜」

....その360へ続く(結局のところ準備不足を露呈)