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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その303

小椋良二「最近我が家の餓鬼様ドモが『DS買って〜買って〜』と喧しいのですが」
木下隆雄「またその話ですか、もう耳に近海の水棲生物さんですけど」
小椋「それがここまではのらりくらりとはぐらかしてきたのですが、いよいよ周囲の御餓鬼様たち殆どが入手完了して外堀が埋まり、今度は誕生日という天王山が刻一刻と近づいてきているわけでして」
木下「なるほど、で逝っちまいやがるのですか、この際貴方としては」
小椋「何を仰いますか、先日『DG』を入手したばかりというのに」
木下「入手したばかりというのに、近日ネタとして公開予定のアレですか」
小椋「そうです。以前にもお見せしたかと思いますが、子供はまず基本の反復からです」
木下「あ、あれがキボン...」
小椋「ですからまず金剛石だ真珠だ、それ鞠男だと騒ぐ前に、まず今日の礎を尋ねてみることが肝要ではないかと思うのです」

窓深い

木下「というわけで、これをまず全面クリアせよと」
小椋「まぁ確かにWindows3.1+WinGの時代から連綿と受け継がれてきたコレでは有るんですが....やはり多くの板で高い評価を得ているのは、この前作のようであります」
木下「あれですか」
小椋「そうです、あのMIDIの走召かっくいぃBGMよもう一度、目玉焼を破壊せよ!です」
木下「キてますねぇ、それでどこかにあるんですか、その『Finalty for IBM-PC/AT』は」
小椋「それを探しに行くんです。いざ我行かん、情報の大海を」
木下「さくさくっとネットで....」



木下「....で、なんでここにいるんですか、WiFiもWillcomもDocomoさえも届かない情報の孤島に」
小椋「何を仰いますか、困ったときはまず足許からというじゃありませんか」
木下「大海にいきなり漕ぎ出して、そのまま遭難したのかと思いました.....いや実際してるか、あ〜たんちの倉庫というこのガラクタの山中に」
小椋「こ、これこれ....第一あれだけネットを検索したのにBio_100%のサイトはおろか、個人のサイトにすら見当たらず、PC-98用を発見するのがやっとだったじゃないですか」
木下「まぁそれはそうですけど....何せもう15年近く前のゲームソフトですからねぇ」
小椋「ですけどあれほどイレ込んだソフトです、どこかにバックアップが取ってあるはず」
木下「....で『ガラクタ山から発掘→母屋に持ち帰り→ちょっと遊んですぐ放置→山がちょっと移動』のぱたーんですか、まるで貴方の息子さんのようですね」
小椋「さ、さあ掘るど〜〜」

ちょっとお宝(*^^*)

小椋「ぢゅる」
木下「いきなりFGALAGですか、結婚前奥さんにQLD画像見つかって修羅場と化したのにまだ懲りてないようで」
小椋「....お、おかしいなぁ、どこにもないぞ」
木下「もう諦めたらどうですか、nyとか探せばあるかも知れないし」
小椋「いえ、こうなったら最後の手段です」

AT初号機の標準HDD

木下「....またなにやら遺跡めいたモノを...いったいいつの時代の地層から出土したのですか」
小椋「確かWin95祭りでHDD逝った時にIDEチャネルが足りなくなって取っ払ったのが最後だったはずですから....12年モノですな、こりは」
木下「流石にもうダメなんじゃないですか、固着してるか磁力喰らってるかで」
小椋「いや、物は試しです。母艦につないでみましょう」
木下「いきなりATA/133につないで桶なんでしたっけ?」
小椋「さ、さぁ...」

木下「あーやっぱりだみか。起動しませんな」
小椋「いやいや、そういえば....ここをいぢっとかないと」

Slaveじゃないとダメみたい

木下「....そんな設定あるの、スッカリ忘れてました」
小椋「さて、結線前にシェイクシェイクしといて」
木下「でふぉですね」

新旧同舟

木下「えらくババシマな内臓ですなぁ」
小椋「深海のマリンスノーと呼んでください」
木下「を、を〜い...」
小椋「では、すいっちおん」

びんご!

木下「をを、あった」
小椋「す、すげぇ」
木下「入ってると思ってなかったのですか」
小椋「い、いやその一応見ておこうと...」
木下「つまりアレですか、ネタ先行で」
小椋「ぎゃぼーん」
木下「幸い全ファイル壊れてないようですし、早速ロードしてみましょう」
小椋「確か使用しているMIDI環境によって使用するBATファイルが違ったはずです」
木下「えと...AC97コーデックは?」
小椋「んなもんあるかっ」
木下「とりあえずビープ音用の『finaltyb.bat』を使ってみますか...あ、あれ」
小椋「何か時計が60倍速で動いてるんですが」
木下「だ、だみだ〜〜(ぶちっ)」
小椋「やはり世代的に無理があったようです。では動くマシンでとりあえずやってみますか」

どどーん...?

木下「を〜なつかし〜」

OP凝り過ぎだ(^^;)

小椋「きましたねぇ....曲が聞けないのがつくづく残念です」

2D人間なら十分楽しめます

小椋「あ〜吹っ飛ばされて何度コインを拾いに逝って壁に激突したことか」
木下「その頃からつぼりストだったのですか」
小椋「な、なんのことですか」

2000年問題対応

小椋「ほれこのとおり、ちゃんと日時が表示されます」
木下「そういえばWindepthは2000年問題非対応でしたね」
小椋「やはり完成度が開発途上で頓挫したモノ(←か?)とは一味違うということですか、さて後は久々にROLAND CM-500とSB16掘り出してきて、専用機を一台作るとでもしましょうか」
木下「や、やり....でさぁびすは」
小椋「誰に何を?」
木下「ここまで愚にもつかない筆者の駄文に付き合ってくださった、うっかり検索でここに飛んできてしまった方々に」
小椋「い、いいのかなぁ...」
木下「さ、さぁ...」

....その304へ続く(さぁびすはこちら