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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その295

木下隆雄「かの臨床心理学者ブライアン・ワイス博士によりますと、人が個々の執着や悩みに囚われるのは、その人の過去生に原因を認めることがあるそうです」
小椋良二「は、はい?」
木下「つまり日本風に言えば『因果応報』とでも申しましょうか、これはネガティブな意味においてだけではなくて、輪廻転生という大きな生命活動の中で因果律が成立するという思想なのです」
小椋「....なにやら抹香臭いお話になってきましたが。それはつまりおぢゃんか〜としての人生を送られている管理者さんも、前世や過去世においてそのような所業を積んでこられたのが原因ではないかということなんでしょうか」
木下「そうです。先日とある方に見てもらったところ、彼は没落した刀匠の跡取息子だったそうです」
小椋「なるほど、過去を愛でつつ一山いくらの近所のオバやんが使い古した包丁研ぎで生計を立てていたということですか。私はいかがでしょう」
木下「ついでに見てもらったのですが、平賀源内」
小椋「おおっ」
木下「...の弟子・鬼小僧」
小椋「どてっ」

木下「しかしながらそうした因果応報が成立するのは、大いなる意思が与える試練ということもあるわけで」
小椋「なるほど、おぢゃんか〜として生を受けたからにはその道を貫徹することが大事と」
木下「逆です逆....流れのままにではなく、時には流れに逆らうことも人生を変えることになるわけです」
小椋「つまりはあれですか、ダラけた巡回に終始した前回の最後に予告したとおり、ジャンクを離脱してみるわけですね」
木下「そういうことです」
小椋「ではさっそくいってみましょう。久々ですなぁ、新しい機械に手を入れるのは」

MMC-2最速

木下「がるるぅ」
小椋「う、うちでは2番目に最新型(実働機)なんですけど....それにまだまだ仕事で使うに問題ないですし」
木下「性根の底から....というやつですな」
小椋「まあいいではありませんか。押してしまった入札ボタンを悔いても仕様がありません。早速バラすといたしますか」

外しまくり

木下「考えてみると、この世代をバラすのは超越のて以来です」
小椋「素人に解体されることを前提にしてありますからね、500番台UP系と比べると隔世の感ありです」

ファンとCPU

小椋「というわけで、あっさりたどり着きました」
木下「その割にはキーボードケーブルとオーディオケーブルはずしにずいぶん梃子摺っておられたような」
小椋「しょうがないでしょう、ケーブルを外す際に20度ぐらいまでしかk/bが上がらないんですから」
木下「さて、それではファンを外してと」
小椋「いや、この構造だと分離して取り外しはかえってCPUにストレスをかけそうです。いっしょに外してしまいましょう」

ファンごと引っこ抜く

小椋「というわけで、うまく外れました」

ヒートパイプ

木下「ほぉ、やはり770Xのに比べると大規模なファンですな」
小椋「構造上同じP3なので、あの時みたくキーボードが隆起なんてこともないでしょう」
木下「そりはやってみないとわかりません。貴方のことですし」
小椋「ぎ、ぎくう」

ファンに固定

小椋「さしあたって導熱ゴムもついてますし、そのまま固定です」
木下「い、いいんですか」
小椋「何、相手は4世代前のおぢゃんくさまです」
木下「そういう流れになるのはわかってました」
小椋「さ、さてBIOSも最新に上げてと....はい無事に動きました」
木下「近年珍しいことです」
小椋「早速SpeedStepアプレット突っ込んでみましょう」

AC動作時→節電/バッテリ動作時→フルパワー

小椋「....」
木下「....なるほど、ちゃんとオチがありました」
小椋「た、単に対応ASIC未搭載しすぼだっただけです」
木下「ちゃんと確認してから入札しましょう」
小椋「とりあえずいいじゃないですか。Powerセーブ側でも700MHz、従来の450MHzから60%のクロックアップですし」
木下「をを、流石はえれきてる」
小椋「なぞ」

....その296へ続く(またしてもアンダークロック)