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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その279

小椋良二「実は長らく書類万能主義だった私の業界にもタト....いやIT化(仮死語)の波が押し寄せてきておりまして」
木下隆雄「それは貴方にとって願ったりかなったりですね」
小椋「いやそれが....私の自宅にはマシンはあってもまだまだ業務システム構築に時間がかかる状態で」
木下「つまりは○○の役にも立たないぢゃんくの山だと」
小椋「い、いやそれはともかく....結局はサポートで多量の出費を強いられるハード/ソフトの統合システムよりは、とりあえず重要な顧客情報管理システムだけならネット上で安価に入手できるのです」
木下「ほお」
小椋「ですがこういったシステムは基本的にAccess200xを必要とするものばかりなので」
木下「なるほど、『アキバにGo!』ですね」
小椋「いえ、やふおくです」
木下「やっぱそこか....まぁコストを考えると仕方ないですね」
小椋「早速見つかりました(ぷちっ)....ご覧ください。即決です」

5576-B01で〜す♪

小椋「ををっ、手がすべったぁ〜〜」
木下「....狙ってたな....」
小椋「ま、目的とするブツも今のところ最高額であと4日です、このおぢゃんくさまでもいぢいぢしながらマターリ待つといたしましょう」
木下「それにしても同じ5576系といっても随分とフォルムが違いますね、サイズ自体が一回り小さいですし」
小椋「A01がPS/V visionに添付されていたのに対し、こっちはAptivaですね。ま、MitumiのOEM品というわけですから、機能的にはあまり期待できないでしょう」
木下「ノンクリックの、いわゆる『ヤクルト瓶』タッチなやつですね。しかもキーが4つほど死んでます」
小椋「というわけでばらすぞご〜ご〜」

ここまでは問題ナシ
黒ポッチがフック

小椋「....すげぇフックの数....」
木下「全部で44個ですか」
小椋「まぁA01の『キー全部ハズシ』に比べれば半分以下です」

コネクタからフレキを抜くと...
燦然と輝くMitumiろご
ビス3本+アースに1本
心臓部を3枚下ろし

小椋「というわけで、接点が出てきました」
木下「やっぱりコストダウンの影響か、構造がシンプルですね」

馬蹄形スイッチとメンブレン上の接点

木下「なんだか小学校の実験を思い出しますね」
小椋「な、言迷」

キー接点と配線

小椋「紫四角内の動作不能なキーは一連のパターン上にあるので、問題があるとすればそのパターンの断線か、もしくは接点の劣化が考えられます」

何か呑んだな....

木下「なんかぬるっとしてますね、これは綿棒でそぅっと」
小椋「フキンで水ブキ」
木下「を、ををっ」
小椋「安いですし」
木下「それもそうですね」

ここが断線クサイ

小椋「で、よくよく見るとここがちょっと怪しいです」
木下「なるほど、ではジャンパを飛ばしますか」
小椋「鉛筆カキカキ」
木下「お、お手軽ぅ〜〜」

慣れれば楽チン♪

小椋「で、めでたく動くようになりました。マニアな方のページによれば新品はかなりの高額で取引されているようですが、一部には不評でも新品ならばタッチも決して悪くないし、粗製濫造品に比較すればカッチリとした作りも好感が持てるわけです」
木下「ていうか、貴方は目蜂Mだからでそ」
小椋「ぐ、ぐごぉ」
木下「ま、今回は妙にまぢな回でしたね」
小椋「というわけで、また次回」
木下「で、お仕事の道具はどうなったんですか」
小椋「軽くて打ちやすくて、げし仕事がはかどるわぁ〜」
木下「やり」

....その280へ続く(使い回しの予感が...)