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短期集中連載(笑)


−この物語は、フィクションである(?)−

Case-1:「Smokers' style」前
小椋良二「まずは出現確率の高い交差点に行って見ましょう....さて、さっそくおられました。こちらは黒のロングワンピースに白のエプロンと、比較的シンプルですね。正統派といってよろしいかと」
博士「君はどこを見ておるのかね。エプロンの肩のところ、あの強化装甲のようなフリルをなんと考えておる.....それにやや貧弱な頭部装備に比してあの煌びやかな襟元のゴールドの刺繍、あれは何か秘匿兵器の射出装置に違いないぞ」
小椋「そ、それは博士の開発した兵器ではありませんか....一般人と思われるこの女性にはちとキツイのではないかと」
博士「わからんぞ、私の技術を狙う奴はそれこそ枚挙にいとまがないのでな」
小椋「そしていつも進化型で先を越されると」
博士「なんじゃと?」
小椋「さ、さて次いってみましょう」
Case-2:「HOMEMADE CURRY」前
小椋「こちらはまたすっきりとしたデザインですね。紺のミニワンピにウェイトレスタイプの小型エプロンを装備しています。この季節と、着ておられるスリムな女性にぴったりです....って聞いてます?」
博士「あー....何じゃ?」
小椋「....もしかして引いてます?」
博士「あんなのは除外じゃ除外。膝上丈で脚を見せるなど女給として言語道断。常識じゃろ」
小椋「あいかわらず偏ってますね....これほどメイドさんが世に普及すれば様々なアレンジが生まれてしかるべきではありませんか」
博士「君はこういうのが好みなのかね?そういえば君のカミサンもこういう少年体型...」
小椋「....え、えーと.....ささっ次」
Case-3:献血センター前
博士「何じゃ、またかね...さ、次行くぞ次」
小椋「ちょ、ちょっと待ってください...こちらの方は襟元がスタンドカラータイプで、黒のリボンチョーカーが中々にキュートですよ。それにほら、博士のお好きな白のワンポイントソックスです。いかがですか」
博士「なんと言われようと、脚を堂々と見せるのは婦女子の風上に置けん。大体白ソックスといっても膝下ではないか。膝上ソックスは女給さんの必要最低限な装備ぢゃぞ。そこを押さえんでどうする....ぢゃががまあ、黒皮革のロリィタシューズだけはよしとしよう。ヒールの高さも程良い加減であるしのう」
小椋「.....(このフェチぢぢぃが....)」
Case-4:電気街口西側
博士「君、これだよこれ。この人こそ、真の女給と呼ぶにふさわしいではないか」
小椋良二「は、はぁ....」
博士「何じゃその気乗りのしない返事は....それでも君は女給愛好家かね?見たまえ、踝までをふんわりと覆い隠すロングのフレアースカートに、これまたゆったりとしていてもフリルのないシンプルなロングエプロン、そして大きすぎず小さすぎず、バランスの妙を得たカチューシャ、これこそ正に"Maid in Maids"ではないかね?おお、それにこのお嬢さんのプロポーション、女給として脂が乗り始めた頃の見事な癒し体型ではないか、女給服はこのお嬢さんの為にあるといっても過言ではないな、まるでスコットランド中部の田舎町に居城を構える、今は没落してしまった中世上流階級の末裔に真摯に仕えるたった一人の健気な女給の如き....ってこれこれ、最後まで話を聞きなさい話を」
木下「あのーすみません、彼はもう巡回に戻ってますけど」
博士「何じゃ君かね....君に語ったところで糠に釘、豆腐にBB弾じゃ。つまらんつまらん」
木下「それはいいんですけど、どうしてみなさん後姿とか横向きだけなんですか?」
博士「で、ではまた来週〜」
木下「.....犯向委...(-.-)(ぼそっ)」

....その267へ続く(堂々と頼めよ、どっかの少年みたく...)