ロータスヨーロッパSP D.S.
スケール 1/36
機関 LS100PG3
前輪 0.8-SAS2.0ソフトABSスリック
後輪 0.8-SAS2.0ソフトABSスリック
オプション 後部長軸ドライブシャフト採用
田宮の1/24スポーツカーコレクション(略して『すぽこれ』)に端を発したモデル同士のレースは、後に直線コースでのゼロダッシュレースへと発展していく。いまだミニ四駆のコースなど影もカタチも無い時代のことである。製作者たちはひたすら直線の速さを追求し、140モーター搭載機に無理矢理360モーターを押し込んでみたり、マンガン乾電池の代わりに大容量ニッカドバッテリーをぶち込んではモーターを焼き切るような試行錯誤を繰り返していた。そんな彼らのひとつの参考となったのが、1/4マイルSSドラッグレーサー達である。爆発的なパワー、そして車よりも巨大なリアタイヤなど、なんとかしてこうしたコンセプトを利用できないか....そうした勘違いの一つの結果がコレである。(笑) 今でこそこんな小さなタイヤがついているだけだが、実際にレースに出場していた頃は1/20のF1の後輪を履いていたのである。実際よく走っていたもんだと、感心することしきりである。当然のことながら、毎回最下位争いを演じることになる。
しかしながら、なぜによりによってロータスヨーロッパがタネ車に選ばれたかは、今もって謎である。

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