Renault Alpine A310 "elf Bleu" |
スケール | 1/36 |
機関 | LS100PG3 |
前輪 | 0.8-SAR2.0ソフトABSスリック |
後輪 | 0.8-SAR2.0ソフトABSスリック |
オプション | 全車塗装 |
車名は「elf Bleu」なのだが、本当のエルフブルーは藍に近い色だったと思う。このようなメタリックではないはずだがまあいいか。 かつて我家の兄怪獣(左側)が2歳のクリスマスを迎える時に、何かプレゼントに欲しいものは無いかと尋ねたところ、返ってきた答えがこうだった。 「あおのあるぴーぬえーいちいちまる!」 渋い。我が子ながら渋すぎる。 ....物心もつかない頃から"Strada"を見せていた事は棚に上げて唸る父であった。 しかしながら筆者は当時MiniChampのカタログを見ていて、そのラインナップに数多くのバージョンのA110が載っていたこともあり、「んなもんミニカーショップを探せばチョチョイのチョイだ」と楽観していた。 .....ない.... 現実は甘くなかった。さすがに40年以上も前の、WRCがメーカータイトルだけだった頃のマシンは既に日本でも一般人では知る人が少なくなっていたようだ。 あちらこちらのネット通販を探しまくった挙句、やっと天皇誕生日に見つけたのが、京都の豆腐屋さんが片手間にやっているWebショップにあったものだった。 お値段、\6,500。....2歳の子供に与える玩具の値段ではない。 だが「大人との約束は破っても、子供との約束を破ってはいけない」というオールド・ジョーの言葉が頭にこびりついていた筆者は、ついうっかり(?)注文ボタンを押してしまった。 そうしてギリギリイブに間に合い、やってきたA110を手にとった兄怪獣が一言。 「これ、はしらないよぉー」 ....そうしてA110は、一瞬のうちに筆者の所有物となったのである。 そんなこんなの散財から数年、怪獣が2頭になった筆者が、性懲りも無く発売当時の4倍の価格でこのA310を買ったことは、以前に書いたとおりである。 田舎に帰ってまず初めの仕事が、この機を仕上げることだった。久しぶりに吹いた田宮カラーだったが、こんなにムラムラになってしまった。なかなか毟り取った衣笠とはいかないものである。 しかし念のために付け加えると、ドアの建付けが悪かったり、フロンとスポイラー部分の穴がボディー上部と合わなかったりするのは、単に成型の雑さに原因があるのであって、筆者の責任では全く無い。いやホント。 |