「あとよろしくね〜」
と言い残して「直接仕入れ」にちょくちょく出かけていた。
といっても仕入れ先はそのほとんどが町田から遠く離れた都内東側にあり、開店と同時に出かけて帰ってくるのは夕方....ということがよくあった。
そのひとつがここ日暮里にある。東口のロータリーから出るバスに乗り、タイトルにある谷中の営業所で品物を受け取って引き返してきた筆者は、駅前の中華屋で名物の「手延べラーメン」を食うのが常であった。....何の事はない、仕入れを口実に店を抜け出していただけなのだ。
ちなみに「もう一人の薬剤師」とは、現在のカミサンである。よくぞこんなスチャラカな男に今日まで付き添ってくれていると感心することしきりである。