四日市
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私的# 197
駅名 四日市
線区 関西本線
捕捉日 1985/09/02_14:52
種別 紫六角
タイトル 「コンビナートが未来に飛躍する駅」
他スタンプ  − 
金谷から一気に下って三重に分け入った。豪速無比の近鉄に比べてあまりにもショボい当時の国鉄線だったが、当時の筆者の私鉄嫌いがこちらのローカル気動車を選択させた。
ここから伊勢線を経由して南紀に至る紀勢路には、かつて小学校3年の8月中ごろに確か訪れている。勝浦の洞窟温泉と那智の滝は今でも印象に残っているが、一番の思い出はというと帰宅後高熱を出して1週間寝込み、毎年のことではあったが夏休み最終日に持ち越してしまった宿題の絵日記に、「きょうもびょうきでねてました」という文言と伏臥する筆者の側面図が一週間並んだことであろう。
四日市には後に親のコネで内定をもらったメーカーの、形ばかりの入社面接に一度訪れている。結局別のコネに就職したため断ったのだが、得意先のボンボンを押し付けられた地方の中小医薬品メーカー経営陣の困惑しきった笑顔は今も忘れられない。このスタンプを押していた頃はそんな未来も全く描くことのない筆者であった。
今ではそのメーカーも大手に吸収合併され、そして筆者はこのページ作成をする。時の流れを感じずにはいられない。