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私的# | 093 |
駅名 | 姫路 | |
線区 | 山陽本線・播但線・姫新線 | |
捕捉日 | 1985/03/02_08:30 | |
種別 | 黒四角 | |
タイトル | 「天下の名城白鷺城のある駅」 | |
他スタンプ | − | |
一夜明けて筆者は山陽に出た。 下り列車の車窓から眺める上りの車内が、筆者の見たこともないような大混雑だったことと、大阪湾〜瀬戸内の海が朝日に映えてとても綺麗だったことが印象に残っている。 当時の筆者のもうひとつの趣味「駅ソバ」を食すべくこの駅でもスタンドに入ったのだが、名前の割には美味くなかったとのメモがある。 この街に筆者は社会人となってから再び訪れている。といっても姫新線の始発に乗るためだけに。 そうして「大都市だから泊まるところなんかいくらでもあるだろう」と多寡をくくっていたのが甘かった。たまたま「白鷺城祭り」の日に当たってしまい、どこにも空きがない。 しかたなく深夜営業のイタメシ屋で時間を潰したが、そこは地方都市、午前一時で閉店である。その後サウナに行けばホモのヤクザに言い寄られ、駅前アーケードのベンチにゴロ寝すればホームレスに追い出され、結局姫路城公園の芝生の上で夜空にライトアップされて浮かび上がる天守閣を仰ぎ見ながら、まんじりともせず朝を迎えることになる。お陰でお目当てだった中国山地の路線内はほぼ気絶状態、備後落合では激烈な腹痛に襲われる羽目になった。 |