テックウィンド WKA-W10PBK "KEYBOARD PC II Pro Edition") |
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発売元/製造元 | テックウィンド/言迷OEM | ||||||||||||||||||||
諸元 |
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Junk Point | ノマドワークには使いにくい(が,IIでちょっと前進) | ||||||||||||||||||||
初号機と後継機、導入するならどちらを選択するのが得策なのだろうか。 常識的には、改良版である(はずの)後者を選ぶのが妥当だろう。 たとえば、初期プロダクトが「エポックメイキングだが、どうしようもない未完成品」だった場合である。 ソフトウェアによる修正が一般的になった今日の工業製品では、「アップデートパッチという伝家の宝刀(c)サトゥー」をやたらと振り回すメーカーが数多く見受けられる。例えば現在情報社会のインフラを担っているMicrosoft Windowsがその極致といえよう。Windows1.0などは「これのどこがウィンドウ表示?」と誰もが首をかしげる代物だった。 しかし、実際の市場では必ずしもこの原則が当てはまるわけではない。 筆者が以前購入したこちらの製品などは、「単機能に特化」という当初のコンセプトを忘れた「機能追加による劣化」の典型であった。 いずれにせよ、ユーザーのニーズというか、セグメンテーションのベクトルを広げることは、広範な支持を得る事につながる一方で、プロダクトコンセプトを曖昧な物にしてしまうことにもなりかねない。
(2018/7購入、2018/08/15記、2018/11/11脱稿) |