| キー配列 | 78keys/Mac準拠 |
| メカニズム | ゴム椀？＋パンタグラフ |
| 備考 | I/F:Dock connector |
このページを書いている本日（日本時間2013/09/11）、iPhone5S/5cの発売が正式にアナウンスされた。
毎年のように計画的に陳腐化されるH/Wに辟易しながらも、結局マカー魍のみなさんは行列を作ってしまうのだろうか（今回は特にDocomoの店頭に）。
筆者が日頃林檎電話をいぢいぢしつつも、心情的にはドロイド君や窓板にシンパシィを抱くのは、やはりハードウェアとしてのモジュラリティがその文化の根底にあるからだろう。
板林檎にしろ、窓板や中華ぱっとにせよ、周辺機器の存在が不可欠なのは同じなのだろうが、前者と後2者とでは周辺機器を取り込む姿勢が大きく違うと思う。
われらが窓＆中華は、周辺機器と手を取り合ってコミュニティのような形で機能を発揮するのに対し、アタマに葉っぱの生えたアイツは「別に周辺機器なんかなくても自分だけで問題ないし。あーでも作りたかったら作ってもいいよ」という唯我独尊的閉じた姿勢が匂い立つ。いつの時代の林檎も、サードパーティと安易に手を携えない、よく言えば慎重、普通にみれば傲慢な企業姿勢が垣間見えるのである。かつてのPC-9800もそうだったといえるかもだが。
しかし絶対的な市場の大きさから、仕様変更にともなう切り捨てというリスクを冒してでも、オプション市場に参加するサードパーティは数多い。 それらの企業の精神の奥深くには「一発当てて儲けたれ（わずかのロットで投資を回収）、危なくなったら逃げてまえ（仕様変更を迅速キャッチ→投げ売り）」というバッタ屋精神が揺蕩っているのではないだろうか。 このキーボードの製造元であり、小型言迷キーボードサプライヤーである「アオテック」もそうした企業のひとつといえるのではないか。 3年前の発売当初は実売価格が4980円あたり、それが今日「例のキーボード通販」でCUTKeyと並んで980円の大暴投在庫処分セールを絶賛(？)開催中であった。まぁ先方に比べればあり得ない値引きではないが。 おそらく林檎に関わってきた企業なら分かっているはずだろうが、なぜ発売当初から、「どう考えてもある日あっさり仕様変更で切り捨てられそうな形状」のDockコネクタ一択のI/Fを持つ製品にしたのだろう。 I/Fの仕様はよくわからないのだが、キーボード側をUSBのような汎用性のあるコネクタで着脱式にしておけば、ケーブルだけの変更で販売できたのでは....と思ってしまう素人の筆者であった。 まぁおそらく先に述べたように、メーカーにとってはある程度のロットを卸してしまえばそれで採算が取れるし、仕様変更になっても内部基盤をチョチョイといぢってケーブルを付け替えれば新製品の出来上がり...ということなのかもしれない。 結局買い直しで迷惑を被るのはマカー魍だけということになる。いや、メデタイ（をぃ） |
... などと書きつつ調べていたら、どうやらこれと同じキーボードのBluetooth版が発売されているようである。 そりゃそうだよな、ここまで青歯が普及して低価格化が進んでるんだから(ちなみにBT版最安値は\1,980[2013/09/22現在])。 それにI/Fが汎用性の高い統一規格の無線であれば、メーカーが如何に頻繁に仕様変更を行おうと、そのまま販売を継続できるのだし。メーカーが青歯を放棄とか、キーボードの配列を従来とは非互換のものに変更するとかしない限りは。 ......あり得ない話ではないか。「あの林檎屋」だけに。 |