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赤囲みのキーは不動 外すと首がバトルロワイヤル状態ヽ(゚ワ゚;)丿 |
さて、一方で規格の統一化はデメリットもある。
多くのユーザーがその一定の操作方法に習熟してしまうと、独創的なアイデアがハードウェアに導入される機会が少なくなるということだ。
現在殆どのキーボードで採用されているQWERTY配列からして、それを全く操作したことのない人には難解至極なシロモノであろう。
にもかかわらず、140年も前に策定された規格を、「慣れているユーザーが多い」という理由だけで、今もなお採用し続けなくてはならないのである。
今日タッチパネルを用いたフリック入力が新たなる可能性をもたらしているが、これが可能なのは市場に一定の影響力を持つ企業が製品化したからであり、もし全く無名の中小企業の一技術者が提唱したとしても、ここまで迅速な市場の反応を得ることはできなかったのではないだろうか。
規格が統一されるもう一つのデメリット、それは「面白みがない」ということだ。
コレクターにとって「レア」であることは、収集動機の中で最大、というか唯一のものであろう。
特定のジャンルにおいて、全てのアイテムが金太郎飴状態であったら....そのようなものにコレクターが存在しうるはずもない。
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