| キー配列 | 104keys/US |
| メカニズム | membrane/rubber cup |
| 備考 | I/F: USB |
按鍵寿命：1000万回
今年2018年の３月にオーストラリアで、1886年6月12日にドイツ海軍天文台の観測船「Paula」から放流されたボトルメールが漂着しているのが発見された。これまで最長期間記録だった108年を大幅に更新し、漂着まで132年を要したことになる。
遙か時と空間を隔てた場所へ到達する存在は、人々の心に浪漫をかき立てるモノである。そしてそれは....得体の知れないおぢゃんくにも当てはまることなのだろう。多分。
時間に追われる日々の中で、筆者はこの名前だけは大仰なバッタモン的ゲーミングキーボード「地獄魔刃(EDGE OF HELL)Ｋ２」をどこで拾い上げたのか、その記憶も記録も既に脳裏および電脳から消去済みである。
おそらくはいつもの「●ー℃オフ」ではないかと思うのだが、それはそれで、では「この中古品を持ち込んだ人物は、どこからこの
改めて今日(2018/05/04)、ネットで調べてみる。 製造元のオフィシャルサイトにはまだ現行モデルとして、かなりのオーバースペックなセールストークと共に派手に掲載されている（お値段は６６人民元＝約１０００円と慎ましやかだが）。 一方で、「KUIYN魁影」ブランドの本機は、日本国内のどのショッピングサイトで検索しても、取扱いがない（OEMと思われる製品は￥２８８０でアマゾンにあった）。というわけで、大手web通販で本機を購入することは、かなり困難だと思われる。 また、ヤフオクでも出品は見当たらない。この手の「伝統的品質」のちうか鍵板だと、そちらの国民の方が出品されているケースもあるかと考えたのだが、それも可能性が低そうである。 流石と言うべきか、当然と判ずるべきか、中国のショッピングサイト「淘宝網」ではちゃんと販売されている。流石は「ない宝物（？）はない」巨大モールであるところなのだが、だからといって、これを買うためにわざわざ中国ショッピングサイトにアクセスするのは...まあ筆者的には「ハイリスク・ローリターン」の典型のように思われる。 |
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とすると残りは、どこぞの電気街の雑貨屋が大量に仕入れてワゴンセールで投げ売りしたか、クレーンに放り込んでコスな女子に「あ"ーオシイッ！もう少しだよ！！頑張って（はぁと）」などとやらせて高額販売させたか....いずれにしてもあまりマトモなルートで市場に流通されたのではない気がする。思いっきし失言ですけど。 で、これだけその○●度を称賛した本品だが、筆者の ゲーミングデバイスの必須装備（？）である「イルミネーション」は、以前ここでご紹介した「PX-E104」と同じ機構と思われる。つまりScroll Lockを押すことで点灯し、特に色彩が変化するわけでもなくただ点きっぱなし...というやつだ。点灯するとScroll Lockがかかってしまうのも同じである。 |
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パッケージとサイトには「S型高低鍵位」とあり、おそらくカーブドスカルプチャのことを言っていると思われるのだが....まあごく僅かに「ついてるかな？」ぐらいのカーブである。 底板は薄手の金属板で、 かつてのMinebeaのメンブレンキーボードの中身だけ取り出してライトを付けたような構成になっている。たわみこそ顕著ではないが、叩くと安っぽいペコペコという底突き音がする。 キー自体はひっかかりがあったりするわけではなく、一応スムーズにストロークする。ただし、メンブレン/ゴム椀にしては最後の底突きまでの押し下げがやや固い感じで、想像するより打鍵に力を要する印象がある。 こうして普通に文章入力するぶんには、さほど支障がない（さりとて良いわけでもない）キーボードだが、おそらくゲーミングの世界では、たちまちボロが出そうな品質の製品ではないだろうか。 筆者の曖昧な記憶を辿っていくうちに、やはりいつもの店で拾い上げたのでは...という結論に近づきつつある。 しかし購入時に支払った額については....ワンコインだったように思う一方で、野口さんが何人か旅立って行かれたような気もする。先の淘宝網で逝った方が安かったか....ってあびないあびない。 |
Free the passion inside you! 'K2' will activates you!"....と書いてあるらしい |
（2017/11購入、2018/05/03記）