IBM 5576-C01(後日談) |
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製造元 | IBM Corp. | |||||||||
諸元 |
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Junk Point | 2.1野口の部品鳥 | |||||||||
到着したのは、PS/2が1本タイプの66G8363。(画像上) IBM5537添付はこちらのタイプと思われるので、多分市場には2本タイプの8362よりも多く出回っていると思われる。 上にも書いたように、筆者が最初に在りし日のネオテックで保護したのは、二叉ケーブルの66G8362の方だった。 結果的に導入しやすい方を先に手にしたことが、筆者をしてここまでこのキーボードに没入させる遠因となったように思われる。 66G8363にはオプションとして「PS/2マウス/キーボード分岐ケーブル」が存在していて、IBM5537/5538に接続するにはこのケーブルを必要とした。 勿論、今日そのようなものが容易に入手できる筈もない。ネット上にはピンアサインを調べて分岐ケーブルを自作する手順を解説している猛者もおられるようだが、ミニDINを購入しただけで絶賛放置中の筆者の技術では、とうてい自作など不能であろう。 ヴィンテージキーボードを扱う店舗が殆ど無くなり、オークションでも出品されることが希になった今日では、贅沢も言っておれない。 そういう意味では、筆者の手元にある66G8362が装備する都合3本の2又ケーブルは、今となっては貴重なものなのである。
さて、次のTrackPoint暴走個体と、残された「キー死亡+TrackPointボタン死亡部品鳥」はどうするか。 出品者の方によると、届いた個体は「お茶をぶちまけた際にやっちまったかも」ということだったので、メンブレンを含む基板内部が逝っている可能性がある。 キーボード基板そのものの修理が困難となると、TrackPointだけでも活かしたい所だが、こちらもまた分離が困難ときた。 しかもドライバの関係でTrackPointにかける荷重に対するカーソルの反応がイマイチなので、操作の際につい大きな荷重をかけてしまう。 なので無理にTrackPointをひっぺがして移植したとしても、生半可な固定ではすぐに破損してしまう可能性が大いに考えられる。 いずれにせよ、ここからはかなり難儀な作業になりそうだ。ま、そちらは時間のあるときにでもまた。 (.....という放置の言訳) (2012/02/21記) |