備考 |
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Junk Junkyのこのコーナーにご紹介する販促グッズには、目が西川きよしと化すような高価そうなものもあれば、脱力ここに極まれりといった感のある安物感全開の代物もある。
いずれにしてもこれらのグッズは当然だが非売品で、いわゆる景品にあたる。
したがって、これら販促グッズ添付の基準となるのが、景品表示法というわけである。
筆者の属する業界での規制基準はここら辺にあたる。
あまり具体的では無いのだが、かつて存在した「試供品に製品を添付」といった商法は「商慣習に照らして不適当」ということになるのであろう。
で、販促グッズについては、多分ここにある「総付景品」というのが該当するのだろうか。
1,000円未満の商品は一律200円未満の景品ということだ。ということは、例えばアーケードのカードゲームなどは、4枚200円で販売しているカードを2枚くれても良い....という感じにとれる。
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翻って、この豪華そうな電脳グッズのケースはどうか。
裏面のラベルには"Microsoft Wireless mouse 5000"の表記がある。
フォルムなどからして、こちらの商品ではないかと思われる。
今日(2010/02/25)現在価格コムで検索すると、最安値が3,356円となっている。だいたい3,600円とすると、商品価格は18,000円以上でないと景品表示法に抵触するおそれがあるわけだ。
これはかなり乱暴な計算であって、もちろん医薬品のパッケージにマウスが1個もれなくついてくるわけでは無い。
筆者の職場は地方の小規模な医療機関だが、それでもこの医薬品を月に1,000錠近く使っているので、100錠パッケージに添付されでもした日には、職場がマウスで溢れかえってしまうだろう。まさにネズミ算である。
しかし、筆者が頂いた販促グッズの中では、これほどのブランド品(?)はそうは無い。
このカテゴリーの医薬品の中では最先発であり、保険薬価が高い割にかなりのヒットとなったこと、加えて最近、他社競合品が相次いで発売されている事もあって、この商品に対するメーカーの力の入れ具合はかなり高い。
このグッズからも、それがうかがい知れるというものである。
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このマウスのスペックや操作性については、今更特に語ることはないと思われる。
筆者は光学マウスの追随性に対する悪い印象から、未だに自宅ではボール式のPS/2なすびマウスを使用しているのだが、その筆者でも十分に納得できる性能の良さだ。
強いて言えば、今どき単3x2本の電池を使っている故に、その大作りなボディーと相まって、この王蟲マウスを彷彿させるほどに重くてデカイのが難点である。
まあそれがまたカワイイと言えばそうなのだが。
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