PC100 64MB SDRAM
製造元 Fujitsu/SEC, NEC
諸元 SynchlonusDRAM/PC100 CL=3
Junk Point 一刀と小太刀
備考 デバイス間の電気的特性マージンがどんどんシビアに切り詰められる現在のマシンでは、メモリーモジュールの相性保証は常識である。Dual channelメモリをサポートしている場合は言うに及ばず、NT系OSが標準になってしまった現在は、訳の分からぬ「一般保護違反」の多くがメモリーエラーとして白日の元にさらされつつある。
それはそれでよいのだが、「本来は動作しなければいけない組み合わせ」がうまく動かない....となると、これはまた別の話になる。
筆者が今日もなお使用し続けるAladdinIV/VのATマザー、TX531とP5F93はSDRAMサポート機としてはかなり初期にあたるものだ。
そのため72-pinEDO SIMMソケットが併設されているのだが、とりあえず今日のマシンに比べるとCPUクロックなどは1/10〜1/15程度に過ぎないし、FSBも66MHzである。メモリチップメーカーの違いによる多少の電気的特性などは吸収されてしかるべき....そう考えて、筆者が前出のK6-2 350MHz購入と同時に、またしてもムラオカで購入したものがこのPC100メモリである。
さて、喜び勇んでこのメモリとK6をまずTX531に装着し、筆者は重大な事実に気づくことになる。
仕方なく「多少なりとも速度に余裕があったほうがいいか」と、128MB SDRAM一本挿しのwebサーバ用P5F93に挿してみた。あわよくば128MB超で、もう少しサーバ動作に余裕が出るかもしれない。....
....2本とも起動中にアプリエラーを吐いて固まった。(哭)
なおデータシートによると、前出のTX531は512MBまでのメモリをサポートしているにも拘わらず、どんな片面実装の64MB超メモリを挿しても、システムが認識できるのはなぜか64MB固定だった。そのうちこのまざぼの役目がなくなったら、真っ先にここに掲載予定である。乞うご期待。

Junk junkyリストへもどる