じゃばらのんでたもれ
製造元 北山村販売センター
諸元 じゃばら果汁・ダイダイ果汁ブレンド
Junk Point びよよよよ〜ん
備考 本サイトの別コーナーをご覧頂くとお分かりだろうが、筆者は「JRが通じている所なら何処へでも行く」という、踊り子(?)のような生活を送っていた過去のキズがある。

したがって列車が走っている町であれば、その名前を聞けば大体日本のどの辺りにあるかがイメージできる。だから初対面の人に出身県を聞くと「○○県の何という町ですか?」とつい聞き返してしまうのである。
関西に住んでいるとこの手の質問を嫌がる人が結構いる。しかしそうした感情を生み出す問題を研究していた筆者は、相手の気持ちを忖度せず、というか知っててわざと聞いている部分がある。

....話がそれてしまった。
上記のような理由で地理を諳んじている....ということは、線路が通じていない場所のことはあまり知らないということである。
そうした地域の中のひとつに、筆者の地元から意外に近くて遠い県、『和歌山』がある。
和歌山...というと、どういう風土を想像するだろうか。「温暖」「みかん」「鯨の来る港町」「シーワールド」「温泉」....なんとなく暖かくてのんびりとした、海沿いの町というイメージがあるのではないだろうか。筆者はそうだった。(もっとも過去には全身冷却食らったこともあるが)

だが地図を見ていただくと分かるが、和歌山で鉄道が走っているのは、紀ノ川沿いを除けばすべて海沿いの狭い地域だけで、そこを和歌山だとイメージしていた筆者は大きな間違いを犯していたのである。

標高こそ高くはないが峻厳な峰々の連なる紀伊山地と、その谷間に点在する集落、そしてそれらを結ぶ、国道とはとても思えないような狭隘で整備もままならない道路....そうした「山国」和歌山の風土が育てた産物のひとつに、この「じゃばら」がある。

....と大袈裟に書いてみたけれど、まあ味は普通の柑橘系ジュースです。
我が家の下(・"・)に飲ませたら「みかんじゅうす!」と言ってました。

ちなみに「じゃばら」は「邪祓」から来たとのことですが、「蛇腹」をイメージしてしまうのはいたし方のないことでしょう。はい。

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