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短期集中連載(笑)

−この物語は、フイクションである(?)−


その469



(マクラ文章と画像のオッチャンは何の関係もありません。超絶素朴&美味な飴と塩羊羹をご所望の方はこちらで)


小椋良二「最後のしゅぽぽさんが顔本にシェアしてましたが、某意識高い刑しゃっちょさんが、自分のつぶやきを見てくれなければ採用しないよゴルァとかぬかして炎上中とのことです」
木下隆雄「まあ自分の雇用主となるかも知れない人物については、サーチしておくに越したことはない...という教訓を残してくれたということですね。かのtweetを見ていると、『自分は能力が高くてなんでもできて、そのためにとても忙しくしんどい。でも部下を育てるために、自分がストレスを覚えるのを我慢して任せてあげている』...といった感が如実に出てますな」
小椋「そもそも『しんどい』『忙しい』をSNSに上げて自己ガス抜きをしているところなどは某管理者さんによく似ている気がしますねえ貴方」
木下「せ、先日知人に『やりたいことは”時間がない”とか”今は我慢してそのうちに”とか言っているうちにできなくなって後悔するから、思い立ったときにやりたいことをやった方がいいよ』と言われて、出撃する気になっているようですし、我々もそれに倣うといたしましょう。毎年この時期にはネタづくり旅に出ていることですし」
小椋「ネタのため『だけ』ですねわかります」
木下「さ、さあ夜通し走るぞ〜」
小椋「歳を考えろ」



木下「というわけで今回は来し方を振り返りながらの食レポ...という辺りで行ってみようかと。四半世紀以上前、毎日のように通った旭町"まだら"こと『白銀軒』と、新興ちうかそば屋を向こうに回して善戦する、天神町の(ほぼ)ワンコインファミリー中華『チャイナーハウス』」
小椋「いきなりダブルランチですか。どちらか一方にしといた方が、この先ハラにくりてぃかるひっとを食らわずにすむのではないかと」
木下「そう思って『お話しするならチャイナーハウス、ただ喰うだけなら白銀軒』のプランの下、どちらかが休業日と思ってきたのですが.....幸か不幸かいずれも営業中だったのでこのような仕儀と相成りました。まずはまだらから」



小椋「具志堅用高似のパンチパーマ兄弟(?)、今は白髪の角刈じいさんになってます」
木下「厨房がなにやら荒れ気味だし、ちょっと心配です。冷蔵庫の上に『常連客より』との色紙が置いてあるのがちょっと安心要素でしたが、残念ながら『モヤシそばはないよ』とのことです。モヤシ+肉炒め+ギョーザは、ファルカン+ジーコ+ソクラテス並の黄金カルテット()だったのですが」
小椋「時の流れか、致し方ありません....で、かなり焦げ気味で出てきましたが、この肉炒め....あー昔のままです。なつい」
木下「餃子も今考えるとかなりニンニクキツめですが、これもまたよし。で、ここを軽く抑えられたので余裕を持って次のチャイナーハウスへ」
小椋「ま、まぢですか」



木下「でました、このモヤシそばにあるまじきギトギトコッテリ感、モヤシ炒めるのにどんだけ油をつかっているのでしょう.....だがうまい」
小椋「30年経って¥150しか値上がりしてないんですよね、量も味もぜんぜん変わってない」
木下「おっちゃんもおばちゃんも変わりません。そんな話をしたら『だましだましやってるよ、病院(国立病院)も近くだし』っておいおい大丈夫ですか」
小椋「変わったのは車通りのようですね、浅野川対岸に山側環状が通って火が消えたようになった..と。」
木下「ここでも社会リソース投下の偏在ですか、しかしそれでも山側環状が2006年に完成してから10年頑張っておられるわけですから、なんとか今後も続けていただきたいものです」
小椋「そうですな、では今回はこのへんで」



小椋「....で、なんで我々はここにいるんですか」
木下「本店が20:00閉店で間に合わなかったもんで」
小椋「んなことは聞いてません。先ほどの久々の邂逅から3時間も経っていませんが」
木下「富山を通るのに、ここをする〜などということは考えられませんでしょう。いずれにいたしましても頼んでしまったものは仕方ありません、いただくと致しましょう」
小椋「塩分..」



木下「こ、今回は味も『濃いめ』にしませんでしたから....ってNaCl飽和メンマは同じだぁっ」
小椋「当たり前ですがな、貴方メシの消費ペースを間違えてますよ」
木下「このメシの種以上の塩が効くぜくぅ〜」
小椋「塩分+てんしょんで血管切れるぞ」



木下「腹もポンポン、喉もカラカラ、なかなかに貴重な体験をさせていただきました」
小椋「誰のせいだと思ってるんですか」
木下「それはさておき、夜も更けてきましたし今夜のお宿を」
小椋「ホントに行くんですか、向かうは230kmの彼方ですが」
木下「何問題ありません、管理者さんもかつてお子さんを迎えに700km彼方の目的地まで夜通し5時間かけて走り抜いたという都市伝説が」
小椋「道交法....」



木下「さ、さあやってまいりました、ランドマークもない越後平野のただ中です」
小椋「ところでこのナビは何故に畦道を」
木下「きききっとととうううららrみみちちなななのののでっしししょぅうう」
小椋「ダート感演出乙。なんか裏に到着しましたよ」
木下「あ、あり?」

(....後編へつづく)



--おまけ1:白銀軒メニュー--





--おまけ2:微妙な聖地巡礼(実際はR41との交差ポイント、これはウマ到着の場所)--



(*)トニーニョ・セレーゾが抜けているのは、伊東マンショ・千々和ミゲル・原マルチノら天正遣欧少年使節から中浦ジュリアンが抜けるのと同じことである。
(香貫花クランシーに出題された熊耳武雄が思い出せなかったのは原マルチノだが)

....その470へ続く(ガリさん復活希望)