短期集中連載(笑)
−この物語は、フイクションである(?)−
その447
木下隆雄「今月初めの国慶節火暴買いツアーなのですが、報道によると大阪では店舗によって明暗が分かれたそうです」
小椋良二「ほお、やはり日本橋とかポンバシとか恵美須町とかに偏ったと言うことですか」
木下「それ、偏りすぎです」
小椋「まあアベノハルカスが減収というのは分る気もしますが....昨年管理者さんが町内会の旅行で行かれた時も、休日にも係わらずなんとなく話題になっているほどにもなく道行く人がまばらだったそうですから」
木下「そんな中聖地目指して団体行動を乱そうとした管理者さん」
小椋「け、結局行きたいところは人それぞれというところで」
木下「そうですね、どうせ我々は休日そのものがありませんから」
小椋「しくしく」
木下「それはともかく、我々も本日は思ったより早く23時40分に作業を一段落させることができましたな」
小椋「全く珍しいことです。管理者さん担当の日なんか○"ンまちぷれいしながら朝までとか」
木下「ま、まったくです赤●の白○姫にウルウルしながら朝までとか」
小椋「まま、まったくですG▲TEに胸熱で朝までとか」
木下「ままま、まったく...」
小椋「つまりはイッキ見で非効率的生産活動と」
木下「やりやり」
小椋「おまいがいうな」
木下「そ、それはともかく某施設職員さんも仰るように毎週末恒例『ガス抜きしたい』願望をたまには満たさないと」
小椋「まそうはいってもとりあえずどこかで夜食げし、そのあたりがちきん野郎な貴方としては順当なところ」
木下「そ、そうですな。ではさっそく手近なファストフードでも」

小椋「食品そのものは手近ですが、店が火暴遠」
木下「た、たまにはいいでしょう。町内会の当番も済ませてきたことですし」
小椋「真夜中の点検作業、明らかに不審者です」
木下「さ、さあ聖地に着きましたよ....それにしても住所がよく分らず、せっかく必死に飛ばして280kmを3時間で走りきったのに茫洋とした田舎町を彷徨ってしまい、30分近くロスしてしまいました」
小椋「明るければ県内を横断する街道・県道12号沿線なのでいっぱつだったと思うのですが」
木下「画像の進行方向(鳴門市方から)のアプローチだったら分りやすかったかもですね。回り込んで三好方からだと、薄暗い看板とトイレが見えるだけでしたから」

木下「早速店内を覗くと、このような自販機が」
小椋「大人ガチャが2台も設置されているのはご愛敬として、ビンコーラ販売機、売り切れ大杉」
木下「返却ビン本数を見るにつけても、結構売れているみたいですね」

木下「んでこっちの缶ジュース自販機です。上2段はチェリオ+サンガリアでそれだけですでに怪しいのですが」
小椋「なんですかこの丸囲いは」
木下「『朝まで踊り続ける為に特化したエナヂードリンク』だそうです」
小椋「な、なんかヤヴァイモノが入っているのでは」

木下「まそうした諸々は置いといて、本日の夜食その一」
小椋「そ、そのいち?」
木下「四角い仁鶴さんのかぶってる野球帽、『OB』って大塚ボンカレーですよね」
小椋「お〜しえろ〜x3」
木下「それ、ボンクラーズ」
小椋「し、新発売って書いてますが....」
木下「おそらくWPB記事情報どおりの所以ではないかと思われるのですが、とりあえず買ってみることにしましょう」

木下「ゲーセン事務所の蔭から、管理者おぢさん登場〜♪」
小椋「踊りを踊っていませんが」
木下「そんなの常識....ってボケの応酬はこのくらいにして、在庫確認に来られた様子です」
小椋「なんか余りにタイミング好すぎて、わざわざ内部を見せに来て下さったのではないかと思ってしまいました。それにしても時刻は朝の4時半、おぢさん管理事務所に住んでるんでしょうか」
木下「それぽですね。我々の予想に反してレンジでチンではなく、内部が保温庫になってるんですね」
小椋「まぁレトルト+メシであれば、電磁調理は無理ですよね」

木下「味は中辛と辛口があるのですが、今回は辛口を選択」
小椋「あーやっぱり、ボンカレーでなくハウスの『ロ加 ロ厘 屋』でしたね。だからロゴも消して新発売と」
木下「あの自販機の○"ロ○"ロ状態で新発売と言われましても、違和感蟻杉ですがね...しかし丁寧な包みに入ってます。お持ち帰りも全然問題なしぽです」
小椋「いや、メシが冷めると露でベタベタになりそうですけど」

木下「そんなわけで、我々は即食う(んぐんぐ)ほぉ....これは」
小椋「(んぐんぐ)....カレーもまあそこそこですが、メシが何故にこんな美味い」
木下「ほんとですね。おぢさんに聞いたら『この辺は土地と水がいいけん、ノーブランド米じゃけんど美味い』と仰ってました。ちょうど新米の時期に来たのも良かったのでしょうか、これだけでも来る価値が」
小椋「いや、高速代1.6諭吉使ってくるのはいかがなものかと」
木下「さ、さぁ次逝ってみよう」

木下「出ました富士電機謹製饂飩まっすぅぃーん」
小椋「管理者さんが見たら『旧国鉄時代の金沢駅待合室午前3時に【急行きたぐに】から下りていつも食ってたなぁ(遠い目)』などとオサーン的懐古しそうです」
木下「ま、またーく昭和の人間はこれだから」
小椋「それは置いとくとして、天ぷら/きつねうどん2品とも売り切れてますよ」

木下「軽トラ帰ってきたから〜管理者おぢさん登場〜♪」
小椋「きおすくは駅の中ですが、ここは田んぼの中」
木下「無理にボケなくても」
小椋「そんなことはさておき、こちらもおぢさんの粋な計らいで内部構造見学」
木下「いや単なる補充だと思いますが....『こちらはうどんがのびてしまうけんね、中は冷蔵庫』だそうです」
小椋「普通の人はコレを温蔵しようとは思わんでしょう」

木下「この麺類自販機、業者ではなく設置者が自前で麺を調達して補充するので全国各地で個性があるのですが」
小椋「この『きつね』すごいですね....ていうか、普通厚揚げなんか入れるのか」
木下「我々の目から見ると『おでんうどん』ですな(ずぞぞぞはもっ)....を、ちゃんと味がついてるぞ」
小椋「(んぐんぐ)ホントですね、この厚さでキツネの甘辛味がついてると、結構違和感がありますが」
木下「ダシもしっかりとした味です。管理者さん好みの『米原井筒屋』を彷彿とさせるような」
小椋「確かにね...惜しむらくは」
木下「深夜無停止運転のためにカフェインで痛めつけられた我々の胃に、カレーもうどんも大盛りではちと過量」
小椋「まったくです。うぷっ」
小椋「さて腹もポンポンですし、ぼちぼち撤収して仕事に戻りますか」
木下「貴方はせるふブラック企業ですな」
小椋「わ、ワタシは別に」
木下「せっかく来たのにここでお土産を買っていかずにどうするのですか」
小椋「そうは言っても貴方、御餓鬼様を連れてくる約束をしているのではありませんか」
木下「それはそうなんですが、貴方気になるましんがあるではないですか」

小椋「....これをどうせよと。つか、一体何の為にこのような販売形態を」
木下「農作業とか、現場系作業ですかね」
小椋「コインスナックという店舗で販売する必然性、まったく不明です」
木下「い、医療の現場でもご家庭でも....24時間いつでもげっちゅーです」
小椋「ぷれいの道具ですな、つまり」
木下「を、をーい....(がちゃっ)」
小椋「こら」

木下「で、本日の戦利品」
小椋「やりやり....火暴買いっていうか単なるネタ買い、しかも通販でよくある『お品代<<お足代』」
木下「をを、夜が白々明けてきました。おれんぢ色のニクイ奴」
小椋「頭の中が黄色くなってます」
木下「それはともかくこの地域、我々が見かけただけでも4店舗の実働コインスナックがありましたな、しかもコンビニと近接しながら生き残っているという言迷の経済圏を形成しています」
小椋「本州ではほとんど淘汰されてしまいましたが、その流れが何年も遅れているのでしょうかね」
木下「いや、観光遺跡として保存しているとか」
小椋「それはない」
木下「あ、さいですか」
小椋「しかし『コインスナック御所24』とおぢさんには、できるだけ長く頑張ってもらいたいものです」
木下「では毎週末作業終了後に訪店すると致しましょうか」
小椋「脳ミソとフトコロが火暴裂するぞ....」
--おまけその1:お問い合わせ先--

--おまけその2:んで、そのゲーセン--
左端に「管理人室」、件のおっちゃんが24時間常駐?(暮らしている?)

--おまけその3:近所の同業者「ピロピロ(ヒロヒロ?)」--
(奥は二軒の延焼火事を頑張って消火作業中{ほぼ鎮火})

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